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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

PILOT・フリクションボールノック。

ついに出たっ。
ノック式のフリクション。
その名もフリクションボールノック

飛ぶように売れる、とはまさにこのこと。
声高に呼び込んでいるわけでもないのに、什器を置くや否や(as soon as)パッと見つけてサッとレジに持って来るお客さんのスピードよ。
それはもうすでにフリクションを知って使っているということだ。
さすが「世界累計販売本数2億本突破」のフリクション。
恐れ入りました。

気になる替芯だが、形は従来のキャプ式と同じ。
ただ、ノック式に関してはインクが乾燥しやすいため、インクに改良を加えた「キャップ・ノック両用式」の替芯が発売になるらしい。
しかもチラシやHPを見る限りでは、3本セットのものしか出ないようだ。
替芯がサクサク売れることを前提にした強気な商売か(すでにキャップ式0.4のフリクションの替芯がそうだが)。
かーっちょいい(口笛)。

ノック式になったらどうなるんだろう…と心配した見た目も洗練されており、さすがPILOT一の売れっ子は違いますなあ。
それに、インクもどんどんよくなっている感じで(前述の「キャップ・ノック両用式」に向けてインクがバージョンアップしたからだろう)、三菱のユニボールファントムよりもずいぶん濃く、インクの出もなめらかだ。

特にフリクション好きというわけでもないが、紙の節約のため、一時期発注書をフリクションで書き、消したり書いたりを繰り返したことがあったが、紙さえもてば、繰り返しの書き消しは相当回数行える。
ちなみに64g/平方メートルの普通のコピー用紙で、2ヶ月近く書いたり消したりできた。
もっとも注文書は無地であり、汚れてきたら少しずらしてきれいな場所に書くことができたからかもしれないが、日付の欄などは2ヶ月近く同じ場所に書き続けた(猫町研究所調べ)。

まあ消したあとがきれいなままなのは最初のうちだけだが、書いて消したところにまた書けるのは大きい。
しかし、繰り返しの書き消しによたってくる紙に書くのはあまり気持ちいいものではなく(いや、相当気持ち悪い。純粋に感触の話として)、最終的にはこんな紙の節約すさむ!とやめてしまったが。

おそらくフリクションユーザーはこんなに書き消ししないのだろうし、ボールペンで書いたものがこすっただけで消えるなんて、やっぱりすごいことです。
PILOTの人、わくわくをありがとう。
Commented by カナコ at 2010-07-25 08:37 x
すごい!
書き間違いが多いので消せるのが嬉しく、発売当時使っていましたがキャップが面倒くさくてやました。
あと、太字過ぎて…
一度、買ってみようかな。
3色一体のやつが出たら絶対買うのにな。
Commented by mukei_font at 2010-08-02 08:40
>カナコさん
お返事遅くなりました。
ノック式は0.5と0.7の黒赤青のみですが、ぜひ一度お試しください。
キャップ・ノック両用式の替芯も発売されましたよ。
フリクションの多色はきっと大勢の人が待っているでしょうね。
細い芯でフリクションって割に合わないのかな…
by mukei_font | 2010-07-24 08:12 | 筆記具・ゲルインク | Comments(2)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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