三菱展示会。
2010年 08月 21日
今年はただのアルバイトだし、展示会なんて行かせてもらえないと思っていたので、うれしさ倍増。
暑い中、先輩と連れ立って出かけて行く。
会場はものすごい人で、あとで分かったことだが、例年二日かけてやる展示会が、今年は一日だけだかららしかった。
展示会というのはだいたいが、自店のメーカー営業担当者の案内によって会場をめぐるものであるようだが、本心を言えば放し飼いが好きだ。
もちろん案内のあったほうが見落としなく会場を見て回れるし、販売に必要な知識もたくさん得ることができるのだが、文房具マニアとしては、自分自身の興味のみでハアハアと会場を徘徊し、疑問に思ったことをその道のプロにあまさず質問し、ふむふむと学びまくりたいのであった。
まあしかし、今年は何と言ってもまだ入社したての新米アルバイト。
メーカーの営業担当者と先輩にくっついておとなしくしていよう。
…10分ももちませんでした。
なかなか自店の営業担当者がやって来ず、待っているうちに先輩の側をふらふらと離れ、ジェットストリームのブースにいた担当者にいきなりSXR-5の質問を始めてしまう小生。
その後も、ユニボールファントムのブースで、パワータンクのブースで、クルトガのブースで、スタイルフィットのブースで、それぞれの開発担当者に質問したり、意見を述べたりと熱く語り合う小生。
先輩はあきれながらもあたたかく見守ってくれ、いつのまにかやって来ていた自店の営業担当者も「こんなに喜んでもらえるとは…」と感無量の表情。
長年の疑問が氷解し、たくさんサンプルをもらってほくほく顔の小生に「よかったなーねこまっちゃんよかったなーいっぱい話聞けてよかったなー」と赤子をあやすように先輩に声をかけられ、ようやく暴走に気づくのであった。
イタ(痛)店員…
毎年やって来るマニア店員…
きっとそう思われたことだろう。
何百人と展示会にやっては来ても、その一人一人が替芯やインクの話に食いついたり興奮したりしているとは到底思えないからだ。
まあ何にせよ、今年も多くのことを学びました。
少しずつこちらで紹介したいと思います。
毎年パワータンクのブースにいる、静かで熱いお兄さんに今年は会えなかったことだけが心残りです。