手帳脱落者の手帳、あるいはカオス。
2010年 10月 31日
こたつを出すのがこんなに大変なことだったとは…
まだ途中までしか片付いていないのに、とりあえず出したこたつで猫もヒトも落ち着いてしまった…
やばい…
これ、このままずるずるずるっともぐりこんで、横になればとっても気持ちのいいやつじゃないですかい?
ならん…それだけはならんぞ…
こんなときじゃないと本気で部屋を片づけない小生。
今頃になってひょっこり出てきましたよ今年のダイアリー。
いや、分かってたんです。
部屋のどこかにあることは。
使わないから深追いしなかっただけで。
明日からシフトが変則的になる関係で、ほんのりと(さすがにこれは手帳がいるな)と思っていたところだった。
開いてみると3月にはもう真っ白…(´_ゝ`)
これが手帳脱落者の現実です(キリッ)。
なお、以前の記事でふれた(フランクリン・プランナーに思うこと。参照)、大学時代に使っていたシステム手帳はこれ。
池袋パルコのSAI(今もあるのだろうか)で1994年頃購入。
SAIは事務用品もファンシー文具も充実している素敵な文房具屋だった記憶。
東京時代の記憶は大半が抑圧されているが、文房具屋やファンシーショップ、書店周辺の記憶は健在だ。
サイズはミニ6穴。
内側に「Genuine Buffalo Leather」の刻印あり。
水牛の皮らしい。
当時から青色が好きだったらしく、特にこの青色は落ち着いていて今見てもきれい。
手帳のボタンは比較的初期に壊れ、がっくりしていたら母親が手帳に合ったボタンをつけてくれた。
本来はこんなに立体的なボタンではなかったが、とてもうれしかったことを覚えている。
ペンホルダーにはPILOTのバーディシャープ。
おそらく細さのみで選んだのだろう。
今も昔もペンホルダーは苦手で、とにかくペンホルダーに負担の少ないものを、と思ってしまう。
それにしてもシャープペンシルというのが学生って感じ。
油性ボールペンに目覚めたのは社会人になってからだった。
中は空っぽ。
しばらくアドレスのリフィルを残してアドレス帳がわりに使っていたが、それも別のノートにまとめてしまった。
特に大学時代の友人たちの住所は移り変わりの激しいもの。
あれ?
ポケットに何か入っている?
取り出してみて文字通り愕然としてしまった…
こ、これは…
なぜか自身の証明写真のオンパレード…
中学時代、大学時代、大学院時代…なんでこんなところに…
また全員テロリストみたいな顔してるし…
それらに混じってなぜか芥川龍之介の切り抜きと、椎名桔平の切り抜き…
捨てられなかったのか…
極めつけは高校時代のものとおぼしき怪しげなメモ書き。
「第6回進研総合学力テスト
『世界史』は絶対絶対50点未満であることを誓います。
平成5年10月18日(月)
P.M.3:13
小春日和の午後に」
そこには古くからの友人の名前が…
指紋まで押されている…
何じゃこりゃーーーーーーーーーー