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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

三つ子の魂。

この記事が400件目の記事となります。

400件目、なんて言うと何やらすごい気もしますが、「風邪ひいたーーー」とか「今日も頑張ります」みたいなほとんど内容のない記事もたくさんあるので、まあそんなにすごいことではありません。
むしろ毎日読んでくださっている皆様に感謝であります。

このブログももうすぐ一周年。
何か楽しいことを考えているのですが、何が楽しいでしょうね。

プレゼント企画?
それは応募者全員プレゼント的な?
それとも一人にどかんと夢の文房具詰め合わせ的な?

妄想はふくらみます。

さて、先週mixiで文房具に関する「gooランキング」を見つけたのでちょっとだけコメント。
幼い頃欲しかった懐かしの文具ランキングという心躍るランキングなのですが…

内容がちゅーとはんぱ…
欲しくて入手できなかったのか、欲しくて結局入手したのか、そのあたりが肝心だと思われるのだが。

ランキング中、高価なのはシャーボ(これだけ固有名詞…)と電子ロック筆箱(何を誰からロック?)くらいで、缶ペンや鉛筆キャップは…買おうぜ。

ちなみに小生は圧倒的に「振ったら出るシャープペン」。
以前も少しふれたが(PILOT・2020ROCKY。参照)、もうどうにもこうにも欲しくてたまらなくなり、結局買いました。

きっかけは塾の先生がPILOTの2020シリーズ(初代かもしれない)を使っていたこと。
シルバーのアルミボディにグリップ部分と頭冠の一部だけが黒いクールな外見。

そのペンを時折振りながら算数の問題を教えてくれたのは若い女の先生だったが、もうほとんどシャープペンしか見ていなかったという。
あと、その先生の字が丸くてかわいかったことと、薄い芯を使っていたこと。
幼いうちから興味のあるものしか見ていないんですねえ。

ちなみにちゃぶ台を引っくり返して辞めたピアノも、一瞬だけ家に来ていた家庭教師も、それぞれの先生がどんな筆記具を使っていたかはなんとなく覚えています。
あー今日のペンは細いから丸を付けてもらってもなんか映えんなあとか、ペンが紙にあたるぐりぐりいう音が気持ちいいなあとか、シャープペンでそんなでかい字を書くから芯が折れるんやとか。

文房具についてはなべてそんな感じで、自身が使うノートも糸綴じのものよりも無線綴じのものの方が好きだったり、同じメーカーの学習ノートでも罫線の濃いときと薄いときがあり(ロットの問題なのか)、当時は罫線が濃くないと馬鹿にされたような気がしてモチベーションが下がったりしたものでした。

自分の人生を振り返るとき、いろんなところで場当たり的な選択をした結果、さんざんもつれにもつれて何だかよく分からないことになってしまっていることに誇張ではなく絶望することも多いけど、こと文房具に関しては真っすぐ一直線に道が続いているなと思います。

一心に筆記具やノートを見つめながら、それを手に入れたあとの奇跡を夢見た子ども時代。
自分は今まさにその未来の中にいて、まだ奇跡を夢見ることをやめられそうにない。
Commented by 秋桜 at 2011-02-24 09:07 x
400件、おめでとうございます。
最近更新が多くて嬉しいです。
わたしも塾の先生が2020を使っていたことを
思い出しました。
えぇとこれは、とか言いながらシャカシャカしてました。
自分も後にちょっと細身のタイプを買ったんですが、
どこに行ったかなぁ。。
Commented by mukei_font at 2011-03-01 08:49
>秋桜さん
こんにちは。
コメントありがとうございます。
お返事遅くなりました。
おっと、秋桜さんの塾の先生も2020…
流行ってたんでしょうねえ…
そしてそれをじっと見つめていた秋桜さん。
この「フレフレ機構」、今もずっと生きてますもんね。
画期的な商品だったんだと思います。
by mukei_font | 2011-02-23 23:34 | 文房具与太話 | Comments(2)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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