替芯の時代(前篇)。
2011年 05月 30日
およそ風俗の広告か何かだろうと捨てかけたが、話のネタにと一応部屋に持って帰る途中で友人うさむしからの手紙のおまけだと気づいた。
比較的近所に住むうさむしはときどきポストに直接手紙やお菓子を入れていく。
うさむしの手紙によると、怪しいブツはなんと替芯らしい。
プリクラに書けるペンの替芯をゲーセンの前で配っていたという。
半信半疑で開けてみるとなんと…
替芯登場。
取り出すと6センチ弱の芯。
トンボのBR-SFに似た長さ。
リポーターコンパクトやエアプレスに入れろということか。
それにしてもなぜ替芯だけを配っているのか。
これはもしや…
震える指ももどかしくうさむしにメール。
「もしかしてもしかして時代の最先端なんじゃね?替芯キてんじゃね?」
知らぬ間に街角で替芯を配る時代になっているのだ。
なんということだろう…
なんということだろう…!!!
がっくりと床に膝をつき、疲労と興奮で目を血走らせた小生の元に届いたうさむしからのメールにはしかし…
「窓あけてんのに大声でわろてもた」。
なぜ笑うんだ(後篇に続く)。