こんな日もある。
2011年 06月 02日
朝っぱらからむちゃくちゃな問い合わせに当たってしまい、そこで一気に消耗した。
問い合わせの内容がすごい。
「A4のクリアブックで差し替え式で25ポケット」
これだけ。
もちろん該当する商品はあれこれある。
あれこれあるが、やりとりというのがまったく成立しない。
「見たら分かる」というので棚を案内するが、棚をちらりと見るや「ない」。
もちろんすべてのメーカーのクリアブックを置いているわけではないので取り寄せを前提としてあれこれ聞き出そうとするのだが、「見たら分かる」の一点張り。
「せめて外見の特徴だけでも…」と食い下がるが、「見たら分かるて言うてるやろ」とどんどん大きな声に。
むちゃくちゃや…
一応A4サイズのクリアブックはどれも30穴であり、メーカーが違っても同じものであること等を説明するが、欲しいものは決まっているらしく、それでなければ意味がない様子。
同じものでそろえたいとかそういうことなのだろうが、それにしても手がかり自体が存在しない状態ではいったいどうしたらいいのか…
今冷静に考えてみると、片っ端からファイルのカタログを広げまくってどれか見てもらったりすればよかったのだと思うし、普段ならそうしていたと思う。
が、取りつく島もないやりとりと、理不尽な大声に正直萎え萎えになってしまっていた。
しかたがないので、それだけの手がかりではこれ以上分からない、申し訳ないと頭を下げたが、気に入らなかったらしく大声を出され、いよいよ途方にくれたが、最後まで会話が成立しないままお客さんは怒って帰ってしまった。
あーあ…
替芯に対する情熱と同じくらいの熱さがファイルに対してあれば結果はもっと違っていたかもしれない…
お客さんが神様だとは思わない。
もし神様だとしたらなんでそんなむちゃくちゃなんですか、なんのためのむちゃくちゃさなんですかと小生なら言ってしまう。
ただ、こちらもプロならそれらしき振る舞いがあったのではないかとあれこれ考えてしまうのだ。
次回はもうちょっと悔いのないように頑張ろう。
あーでもせめてもうちょっと話を聞いてほしかったな…
そんな一日。
お客さんの気持ちも解らない訳ではないかな?
「見たらわかる」ってのは「実物を見ないと解らない」って事でしょ?
だから、難しくて細かい、外見の事を聞かれても解らないのはよくわかる。(気持ち的に。。。)
娘が文房具屋で「ピンクのワンワンのノート!!」って犬の形の単語帳の正解を持ってきた店員さんに感動した事はあるけど。(凄い)
理不尽な人には、相手の行っている事を丁寧に繰り返す、という手がありますが、今回のケースはそれじゃ解決しませんねぇ。お風呂に入って、猫のにおいをかいで、リラックスしましょう。
こんにちは。
お久しぶりです。
あのクレームからもずいぶんたちました…
社会人になりたての頃はかなり引きずるタイプでしたが、今や最長でも24時間くらいで立ち直れるようになりました(遅い?)。
もやもやしたイメージのまま文房具を探しておられる方というのはたくさんおられて、その場合は該当する商品が載ってそうなカタログを片っ端から広げて見ていただくのですが、あの時のお客さんはそういう手間さえも嫌がるような、何か店員に神懸かり的な能力を期待しているような感じで(ちょうどわかば84さんが遭遇されたような店員さん!)、残念ながらその時の小生に神は降りてきませんでした。
精進します。