モレスキン・キャットジャーナル。
2011年 06月 04日
モレスキンのキャットジャーナル。
こういう「!」な商品を見つけたときの自分の顔というのはいったいどんな風になっているのかと想像しただけで恐ろしいが、昨日もおそらく楳図かずお先生の描く怖がりすぎる人々のような顔でこのノートににじり寄る。
モレスキンは小生の中では遠い存在だ。
ノート好きを自認する文房具好きのブログにしてはこれまでモレスキンが全然出て来ないことに不満を抱いている方ももしかしたらおられたかもしれないが、基本的にこのブログに取り上げていない文房具は、あまり好きではないか、好きすぎて何から書けばいいのか途方に暮れてしまっているかのどちらか。
モレスキンは前者。
正直嫌いになるほど使ってみたことがないので浅い感想になるが、なんとなく触手が動かないのだ。
外見的にも、ページの開き的にも。
そして最近は紙質のレベルも落ちたと聞く。
それがいいノートである場合には惜しまない出費も、実験的に使ってみるにしてはやはり値段が高価。
ファンは多いし、文房具のムックには必ずと言っていいほど取り上げられているし、何せ伝説のノートブックだし、使えば使うほど…なのかもしれないが、繰り返しになるがなんとなく触手が動かない。
表紙が固すぎるところか(ソフトタイプもあるがやっぱりピンと来ない)。
そもそも黒色にそそられないのか。
結局リングノートが好きなのか(なんやそれ)。
無罫があるのに残念すぎる。
そんなこんなでモレスキンは常に遠巻きに眺める存在。
マニアだったら新しいラインナップが出るたびに一喜一憂して大変なところだが、そのあたりは楽。
モレスキン好きじゃなくてよかったー
ファンの人たちはせいぜい頑張ってくれたまえー
そんな風に素通りすることがほとんどなのだが、昨日見つけてしまったのだ。
キャットジャーナル。
ずるい…
ずるいぞモレスキン…
猫を使ってくるなんて…
苦々しい気持ちで手に取るとまずその帯の色からして小生の大好きな青色。
くう…小生が猫派で青好きと知っての狼藉か。
表紙も楽しくて、一見いつもの黒色かと思いきや、猫のシルエットがほどこされている。
ぬぬう…なんて素敵なんだ。
中身はまるまる1冊猫の記録になるようになっており、写真が貼れるようになっているページや、猫の一日を円グラフで書けるようになっているページ、健康管理的なページなどいろいろあって楽しい。
円グラフ…(ハアハア)
まあノートなので、猫の存命中に1冊を使い切ってしまったら2冊目を買うのかとか、どうやってうまく1冊にまとめあげるのかとか、すべてのページを等分に使いこなすのは案外難しいんじゃないかとかあれこれ考えてしまうが(その点差し替え可能なルーズリーフは万能に思える…が、ノートにはノートの良さがあるからなあ)、思わずのせられそうになる愚かな猫町に冷静な猫町はそっと耳元でささやくのであった。
中見てみ。
英語やん?
○| ̄|_…
そうなんでした…
英語が嫌なんでした…
上述したモレスキンが好きになれない理由に大きなものが抜けていました。
中のページに記載されている英語、あれが嫌。
英語苦手。
同様の理由で、クオバディスもロイヒトトゥルムも苦手。
ビコーズ・アイ・アム・アホ。
でもアホと猫&青&ノート好きを天秤にかけたら…
しばらく頭を冷やしたい。
猫町さんも反モレスキン派だったのですね。猫町さんの意見、全くそのまま同感で感動しました(笑)言いたいこと全部言ってくれました!
そうなんですよね。触手が動かないです。
私は実際触ってみても、紙質が好みとは違うのであの値段は無理です…
周りにモレスキン好きがいるのであまり大きな声では言えないんですけど(苦笑)
こんにちは。
お久しぶりです。
おっしゃる通り一応「反モレスキン派」です。
紙質よりもあの開きに満足できません。
表紙が丈夫であることはノートの条件として大事なところですが、丈夫すぎるのも考えものだと思っており、表紙と中身の一体感のない感じがどうも…
あと黒いのもなんか小生にはしっくりこないというか…
もちろん使いこなせたらかっこいいなとは思うのですが…
あ、でも本文中にも書いたように「カイエ」は別。
あれはいいノートです(高いけど)。