替芯と青の研究。
2012年 01月 09日
びっくりするくらい忙しかった…
なんやねんもうみんな年末にあれこれさんざん買い込んだんちゃうんかいな。
いやーでもありがたい!
ありがとうございます!
商売繁盛で笹もってこい!(「えべっさん」は明日から)
というわけで「万が一仕事が暇だったときのため」に持ち込んだ実験グッズの出番はなしかと思いきや、ここは秘技「仕事をしているふりで文房具の研究」の出番。
忙しいレジの合間に替芯をコリコリ切ったり、軸に入れたり外したり。
が、天罰はあっさりくだって、なんと筆記具を壊してしまう。
私物だからよかったものの(よくない!)、今さらこれはちょっと…
相当へこむ。
返す返すも替芯の実験は自己責任だと再認識。
なので皆さん売り場で売り物を分解してあれこれ入れたり絶対しないでくださいね。
ちゃんと自分のもので試しましょう。
閑話休題。
で、いったい小生は何をやろうとしていたかというと「青の研究」。
一つの軸にいろんなメーカーのボールペンの青の芯を入れて色味を比較してみようかなと。
もちろん青色が好きだというのもあるけれど、青ほどメーカーやシリーズによって色味が異なる色もないような気がして。
ボディの候補はZEBRAのクリップオンマルチ。
限定の「和心」シリーズの「紺青」…
今や死亡してしまったので写真なしで申し訳ない。
ちなみにどの青を入れようとしていたかというと、
PILOTのアクロボール0.5
ぺんてるのビクーニャ0.5
ZEBRAのスラリ0.7
三菱のスタイルフィットシグノ0.38
これらをクリップオンマルチの替芯SK-0.7に合わせてカットし、さくさく入れたらすぐにでも完成するはずが…
たぶんアクロボールあたりで具合が悪くなったというか、あれ?あれ?と試しているうちに、芯をつっこむところのバネがへそを曲げてしまい(分かる方は分かると思います。あのバネが横倒しになってちりちりになる感じ。しかし奥の方すぎてどうすることもできない感じ)、うわーこのレバーノックむっちゃ不自然やん、ギリギリゆうてるしめっちゃ重いやん、とパニックになっているうちに他界…
以前、新油性の芯の互換性をあれこれ調べた時もZEBRAだけうまくいかなかったように記憶しているが(ワッショイ!新油性祭!(芯の話ばっかり)、ワッショイ!新油性祭!(芯の話続く)参照)、今回もZEBRAにしてやられた。
くそう。
壊れてもいいクリップオンマルチ(そんなんあるか)でもう一回試してみたいなあ。
いや、そんなことより。
この時点ですでにスタイルフィットシグノ0.38とアクロボール0.5は芯をカットしてしまっている。
切る前ならスタイルフィット軸に入れるという方法もあったのにフミヲのばかばか…
しかしそのとき小生の頭にひらめいたものが。
まだある。
いい軸があるじゃないか。
その名もトンボのリポータースマート。
これなら芯はZEBRAのSK-0.7よりも短いから短く切りそろえれば大丈夫。
よっしゃ。
帰宅するや否や空腹のまま実験開始。
バネがちりちりにならないよう、芯の出し入れは慎重に。
どの芯もまあまあうまく入りそうなことを確認したのちに芯を切っていく。
じゃーん。
なんとか完成。
リポータースマートに敬意を表して、トンボの青はそのまま残すことに。
この際新油性だけにすることにして、スタイルフィットシグノ0.38は冬眠へ(スラリも油性ではないが、小生の中では「新油性」のくくり)。
結局中身は以下のとおり。
PILOTのアクロボール0.5
ぺんてるのビクーニャ0.5
ZEBRAのスラリ0.7
トンボのリポータースマート0.7
本当は太さをそろえるべきだったが、0.5を愛している小生としては0.7だらけの多色というのもつらい。
不完全な比較研究になりそうだが、最初はこんな感じで。
うまくいきそうならアクロボールもビクーニャも0.7にしてみよう。
試し書きの段階でもう色が違うのがおもしろい。
でもこれいつ使うん…
(´_ゝ`)
確かにー(笑)。
本当に、試し書きのこの画像でも色の違いが分かりますね!(万年筆インクの違いはうちのモニタではわからないものが多かったです)
クリップオンマルチの「和心」シリーズ、知らなかったのですが千円もしますけど、ゼブラでは修理に出せないんですか?
私は年末にDr.GRIP4+1を修理に出しました、改造芯を再び伸ばして再改造芯にしたものをつまらせて(^_^;)。修理代400円弱かかっちゃったけど限定色なので。逆に修理対象の千円物でよかった、って感じです。
読みながら思わず、クリップオンマルチのやっすいやつ10本くらいお年玉プレゼントしますわー!と、PC前で唸ってしまいました。
職場でメモする時に常にこのペンで書いては、あれこれ気付くのかもしれませんよー。
わたくし、お休みの間にリポータースマートにジェットストリーム多色芯0.5を入替えて、うはうはしながら職場に持って行きました(笑)。
先日は質問にお答えいただきありがとうございました。快適に使わせていただいております。
お暇な時に教えて下さい。
この記事でふれられているような、クリップオンマルチにアクロボール(BVRF)芯を入れられたらなーと思う今日この頃。
記事の中に、アクロボールあたりで具合が、、、とあるのですが、やはりクリップオンマルチにアクロボール芯は無理なのでしょうか?長さを比べてみるとスポンジのあたりでの切断になるし、そこにはめ込むことは無理って感じでしょうか?
BVRFとSK芯とでは、芯自体の径と断面のドーナツ部分の内側の円の大きさが違ったような気がします。
本来ぐっと芯が突き刺さる部分がうまくいかなかったような。
芯径もドーナツの内側の円も、PILOT>ZEBRAだったと思うのです(あやふやですが)。
スポンジだけの問題なら、引っぱり出したらいいだけのようにも思うのですが…
かつてスラリの多色が出た時に、EK芯がPILOTの多色軸(フィードやDr.グリップ)に入るのか、あるいはBKRFがスラリの多色軸に入るのかについて記事を書いたことがあります。
ワッショイ!新油性祭!(芯の話続く)↓
http://mukeifont.exblog.jp/15609681/
それによると、スラリの多色軸にBKRFというのはうまくいかないとあります。
しかし、BKRFはBVRFとイコールと考えてもいいと思うのですが、スラリの多色軸とクリップオンマルチを同じものとしてとらえていいのかは分かりません。
が、かつての記事を見る限りでは、ZEBRAの本体にPILOTの芯は合わないのかなという印象です。
例外的にHI-TEC-CコレトのリフィルがZEBRAのクリップオンマルチに入りますが、これはコレトのリフィルのドーナツがBKRFやBVRFよりもきついからではないかと想像しています。
あのレバーノックパーツを差し込むためにちょっときつめになっているのではないかと。
試しにコレトのレバーノックパーツをBVRFに入れると入るのですが、コレトのリフィルでパーツを抜き差しするほうがずいぶん硬い感触なのです。
コレトのリフィルとBVRFはドーナツの大きさが違うんじゃないかと思ったのはそういうわけです。(続く)
また、ZEBRAとPILOTの互換は、クリップオンスリムなら問題なくいけたという話を聞いたことがあります。
大昔、スラリが出た時に記事にした時も、PILOTの2色や3色の多色軸なら問題なく入るという声もあったように思います(上記リンク記事のコメント欄をご覧ください)。
色数によって多色軸の中の機構に微妙な違いがあるのかなと思ったことを思い出します。
が、いずれも不正確です。
すみません。
手元にある壊れたクリップオンマルチを手に記憶をたどってみるのですが、壊した時のことを思い出せません。
おそらく芯の入りが悪かったので、何度かやり直しているうちに筒のバネをななめに押し込んでしまい、よじれてしまったような気もします(ときどき他のボールペンでもやってしまいました。これもスケルトンならよじれたところが分かるので復活できたりするのですが)。
それもこれも芯の径がZEBRAとPILOTが違うので機嫌を損ねたような気もします。
自分のプレフィールでもやってみようかと思いましたが、壊すと立ち直れないどころじゃないのでやめました。
詳しい方がおられると思いますので、いろいろ調べてみていただけませんか。
筆記具を壊すのは心にかなりダメージを受けるので、不得手な分解等には挑戦したくないのが正直なところです。
申し訳ありません。
そして、こちらこそ遅くなりすみません。
若干の違いがあるのですね。僕も改造に対しては積極的ではないのでpilot 4+1 lightにアクロインク。で落ち着きそうです。ただ、クリップが開かないのがいまいちですが、、。