北星鉛筆・大人の鉛筆〈芯削りセット〉。
2012年 11月 22日
音に聞く北星鉛筆の「大人の鉛筆」。
まったく買うつもりのなかったものまで買ってしまうのが文房具屋の恐ろしいところ。
さらに文具旅ということで気が大きくなっておりました(¥680+税)。
今回購入したのは「芯削り器」の付いたもの。
商品としては「芯削り器」の付いていないものもあるようですが、これしか店頭には見当たらず。
ノックしてみると、なるほどまったく削られていない芯が。
早速「芯削り器」で削ってみることに。
この「芯削り器」がなかなかいい。
ちゃんと削れるのにシャープ芯と同じくらいの大きさ。
これなら筆箱の中に入れてもまったくじゃまにならない。
フタがぴっちりしまって削り芯の粉がこぼれそうにないところもポイント高し。
さっそくノートにあれこれ書いてみてびっくりしたのはその書き味。
これは…三菱ともステッドラーとも全然違う。
思わず硬度を確認するとB。
B…なのか。
確かに濃いが、このなめらかで吸い付くような感じはどうだろう。
小生の知っているBは濃いと同時に粉っぽい感じが付きまとうが、ノートの文字はあくまでもさわやか。
これはくせになる。
しばらくホテホテした字でいろんなことをノートに書き散らした。
こうして文字を書いていると、言葉を筆記具が拾うのではなく、筆記具が言葉を生み出しているような気になるから不思議だ。
茜や藍の存在は記事を書くときにHPで初めて知ったのですが、小生も中の芯は軸色と同じかと思っていました。
三菱と書き心地は違いましたか?
北星鉛筆の芯が気に入って、積極的に使っているところです。