ナガサワ文具センターで高級ノート試し書き。
2013年 07月 09日
なんですかこの暑さは…
こういうとき小生はお相撲さんのことを考えることにしています。
小生は大相撲が大好きなのですが、この暑さの中あのでっかい力士たちが名古屋で相撲をとっていることを考えるのです。
それはもう小生の感じる暑さの比ではないだろうと。
というわけで、今夜も文房具の話。
ですが、いつもの記事の前に、昨日うろついた三宮の話でも。
結局、ナガサワ文具センターには行ってしまいました…(´_ゝ`)
三宮で知っているところなんてジュンク堂とナガサワ文具センターだけですしね。
でも、文房具買わなかったんですよ。
成長!成長!
ナガサワ文具センターでは高級ノートの試し書きコーナーを満喫。
LIFEのノーブルノートやミドリのMDノートのコットン、マルマンのボストンノート、アピカの紳士なノート、モレスキン、ロディアなどが自由に試し書きできるようになっており、万年筆(PILOTのコクーン)やZEBRAのサラサSE、ジェットストリーム、北星鉛筆の大人の鉛筆などの筆記具が置いてありました。
こういうコーナーの楽しさは試し書きできること以上に、他の方が書いたあれこれを読めることだと思います。
ああいう場というのはつい童心に返ってしまう方が多いようで、ちょっとした高架下の落書き状態になってしまいがちなのですが、そのすきまにちらほら文房具の使い心地や不満が書いてあったりして楽しいんですよね。
昨日もパラパラ眺めていると、「気持ちいい」とか「なめらか」という言葉に混じって「もうキャンパス(コクヨ)でいいや…」みたいなつぶやきもあり、なんて正直でいい人なんだ…と思ってしまったという…
かくいう小生も、真面目に感想を書き綴ってきました。
中にはいずれ使うことになるノートもあり、特に万年筆での試筆はありがたかったです。
ノートに完璧を求めてはいけないとはいえ、ドキドキしながら書く一文字目からぶわっとインクがにじんだりするのはやはり悲しいですから。
幸い上記のノートはどれも万年筆とは好相性のようでした。
マルマンのボストンノートは外見は100%好みにもかかわらず、横罫しかないのでまず使うことはないのですが、ちょっと紙厚がありすぎでごつかったです。
96.4g/m2も厚みがあれば裏抜けしないのが当然なので感動が薄いというか、ページをめくる作業も重いものに感じました。
これは実際にジウリスを使ってみての感想でもあるわけですが。
あと、アピカの紳士なノートもちょっとツルツルしすぎのクセのある紙に思えました。
ツルツルしていてもインクは普通に吸い込まれているのですが、どうも信用できないというか、書いてしばらくは不安でたまらないというか、なんだかそんな感じ。
もっともこれは慣れかもしれません。
そう考えると、紙厚がごつくないのに裏抜けせず、適度に吸い込むのににじまない紙というのがいかにわがままな要求であるかということをあらためて感じます。
だからこそ出会えた時の感動が大きいんですよね。
ノートに試筆させる文房具屋は他にもありますが、各種筆記具を用意し、広々としたコーナーを設けての試筆コーナーは本当に楽しかったです。
今度猫町文具店(仮)でもやってみよう。