夏色インク。
2013年 07月 16日
吸い上げたインクは乾く、カートリッジのインクは煮詰まる、あたしを見て、あたしを見て、あたしを見て。
ちょっと日記をさぼっただけで、日記用に使っていたプラチナポケットのカートリッジのインクが濃度を増し、ギラギラしたものになっていて、あーもー暑苦しいやつ!
というわけで、ちょうどインクがなくなったタイミングでインクカードリッジを洗浄し、注射器で別のインクを入れるというイケナイコトに挑戦してみました。
というのも、このプラチナポケットのようなショートサイズ万年筆はコンバータが入らないんですね。
通常はカートリッジをほとんど使わない小生にはこれはちょっと厳しい。
というかつまらない。
本当はやらないほうがいいと分かっているのですが、どうしても涼しげな色を入れたくなり、やってみました。
選んだのはPILOTの色彩雫の「孔雀」。
「紺碧」でもよかったのですが、同じ日記帳で使ったことのない色をチョイス。
洗浄して空っぽにしたカートリッジにインクを入れる際に使うのは注射器。
これは100均に売っています。
ちゅーと吸い上げて、ちゅーと入れるのはかなり楽しい。
普段はあまり使わない色味の青。
暑い間は書く文字からも涼をとらないと。
書く紙によって色味が違うのも万年筆のインクの楽しいところ。
こちらはLIFEのライティングペーパー。
しっかりインクがしみていく感じのバンクペーパーです。
それにしてもこのプラチナポケットは小さいのに優秀な相棒。
青好きにはそれだけでうれしい軸色(銀色キャップの下から出てくるところがナイス)、中字なのにインクの出方が限りなくひかえめでつぶれずに小さな文字が書けるところ。
実はいただきもので、前の前の持ち主の名前が名入れされていたり、それが削られていたり、写真には写していない軸の裏側は少しいたんでいるのですが、その分気兼ねなく使えるナイスフレンドです。
とても、好きな色だな~!!
http://d.hatena.ne.jp/pgary/20130527
コメントありがとうございます。
青好きといっても自分の本当に好きな青色にはなかなか出会えないので、たまに見つけると興奮してしまいます。
今後ともよろしくお願いいたします。