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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

猫町と中学生3。

「猫町と中学生シリーズ」の続きです。
これからも時々登場すると思います。

さて、これまで書いてきたように、中学生とは文房具の話はさほどしません。
が、勝手にこちらが中学生を意識して、あれこれ文房具に心を砕くというようなことはしょっちゅうです。
完全な独り相撲ですが、まあ趣味です。

中学生との勉強で一番心掛けていることは、できるだけ0.5のシャープペンを使わないようにするということ。
個人的に家で問題集を解く時はあれこれ使ったりするのですが、一緒に勉強する時にはあまり使わないようにしています。

というのも、その中学生が母親から鉛筆を使うように言われているから。
どうも筆圧が弱いらしく、シャープペンだと字が薄くて見えづらいんですよ。
これはごくごく初期に気になったので、もう少し濃い芯にしてみたら…と言ってみたのですが、使っているのはなんとB。
これは2Bにするしかないか…と思っていたら、その子の母親が鉛筆を使いなさいと言い始めたという話。

本当はその子としてはシャープペンを使いたいんです。
ディズニーのクルトガもいっぱい持っているし、ノートもきれいに書きたいタイプみたいだし。
でも、こちらとしては答案は濃くしっかりと書いてほしい。
濃くしっかりと書くことで、うっかりミスに気づいてほしいという思いもあります(計算の途中でマイナスが行方不明になることも)。

そんなわけで、あまりシャープペン欲を刺激しないよう、こちらもかっこいいシャープペンを使うのは控えているわけです。
多分あまり見てないと思うけど。

で、何を使っているかといえば、先日のぺんてるのマークシートシャープですよ。
それを買う前は三菱のフィールドやステッドラーなどの2ミリシャープ。
これらは一見シャープペンですが、芯が太く、もけもけした文字になります。
でも、ぐいぐい大きな字で書いてみせる時に役に立つし、大事なところにアンダーラインをぐいっと引く時もいい感じです。

自分としてはシャープペン=ダメ、ということではなく、シャープペンには0.5以外のものもあり、選び方次第ではシャープペンでも太い字や濃い字が書けるのだ、ということに気づいてほしいなと思うわけです。
もし欲しくなったら、キャンパスジュニアペンシルみたいなのもあるわけだし。
でもまあこちらからは特に言いませんけどね。
多分見てないし。

うむ、多分というよりまず見てないですね。
猫町の文具のチョイスはキャッキャしたい女子中学生からすると渋いし、文房具好きならとっくに鈍器のような猫町のペンケースに「持って来すぎやろ」とツッコミの一つも入っているはずなので。
まあいいさ。

それにしても、勉強というのは文房具とガンガン触れ合えるのでなかなかいいですね。
問題を解く際のシャープペンも楽しいし、手書きプリントを作る際のボールペンもまた楽しい。
手書きプリントは強制的に青ペンで書いていて、インクが減るたびににやにやしています。
使う用途があるというのはなんとも楽しい。

そんな猫町が作るオリジナル文章題は、当然文房具を買いに行く話が多いです。
値段もリアルです。
が、最近飽きてきたので、そろそろびっくりするくらい高いノートなんかも登場させようかなと思ったり。
だって、最初からある程度価格を予想しながら解ける文章題より、ありえないほどの価格のものが登場する文章題のほうがスリルがあっていいかなと思うんですよ。
本当にこれで合ってるのか?みたいな動揺と闘うというか。

まあ冗談ですけどね。
中学生のため、そして自分自身の楽しみのため、頑張って猫町プリントを作ろうと思っています。
by mukei_font | 2014-10-03 23:59 | 〈猫町と中学生〉 | Comments(0)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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