ステッドラー・マルスルモグラフ2B使用感。
2015年 07月 02日
先日姫路で買い求めたステッドラー・マルスルモグラフ2Bの登場です。
喜び勇んで早速使っているのですが…薄いです。
以前同シリーズのHBを買った際、芯が非常に硬くて薄く、日本の硬度とは違うことを学び、ステッドラーの2Bが国産のBくらいかと思って購入しましたが、まだまだ硬くて薄かったです。
でもちょっと違いますね。
薄くて硬いというと説明不足な気がします。
なんというか、膜がはった感じのする書き心地です。
大きな声を出したいのに、声が全然届かない感じに似ています。
水中で必死で走っている感じというか、独特のグモグモ感があります。
これではますます分かりませんね。
言いたいのは芯が硬いからといってザリザリした感じはないということです。
薄いなりになめらかで、その代わり、硬いのにあまり紙に引っかからずに流れます。
自分は鉛筆は英語の筆記体を書くのに使っているのですが、マルスルモグラフ2Bで書いている時が一番書き直しが多いです。
筆記体はきれいに書こうとしないぞ、多少乱れても書き直しはしないぞ、と思って書いているのですが、とにかく硬いくせに流れるのでどうしてもミスをしてしまいます。
そして消すと芯が硬いので消した跡に溝ができており、再び同じ箇所に書くと字に段差ができ、イーーーーーッとなります。
これは国産のBでは起こらないことなので、そのあたりの黒い気持ちをカタコトの英語でぶちまけておきました。
特に今は紙が湿気ているということもあるのでしょう。
湿気の影響の少なそうな薄い紙に書くとそれなりに濃いのですが、キャンパスノートで国産のBの鉛筆たちと書き比べてみると差は顕著です。
これは4Bくらいを買わないといけなかったのかもしれませんね。
さて、マルスルモグラフの他の特徴としては軸の細さです。
こうして同じキャップをかぶせてみると、その細さが分かります。
鉛筆は新しいうちはノッポすぎるという点がやや気になりますが(ペンケースに入らない)、これは助かります。
一瞬、鉛筆が最初から短いのかと思いました。
ちなみに逆のケースもありまして、ステッドラーにはかっこいいペンシルホルダーがあるのですが、あれに国産の鉛筆を入れると傷まみれになります。
と思っていたら、美しい青色の軸に傷が。
100均のプラッチック(方言)アイテムにありがちなバリが悪さをしたようです。
マルスルモグラフ唯一の美点が…(涙)
海外産の鉛筆の薄さ、とっても分かります!
鉛筆でイラストを描くので日常的に鉛筆は使っています。先日三菱ユニのBの代わりにファーバーカステルのBを購入して使用しているのですがまぁ薄くて。一般的なHBくらいの濃さで、柔らかさも三菱ユニのFの方が柔らかく感じるくらい固いです。買い直すのもアホらしいので使っておりますが。
外国の鉛筆って皆こうなんでしょうかね~?他のも使ってみなければ…!
そういえば先日の記事で木物語がお好きと書かれていらっしゃいましたが、北星鉛筆の製品にも同じ雰囲気のものがありますよ~ 私はアートセットを使っていますが、なかなか使いやすくて好きです。
それでは失礼いたします。
グレーの筆記線が硬質感あって良いのですが、オッサンのゴツイ指にはなかなか繊細でして…
ペンシルホルダーに限定でネイビーブルーがあって、欲しい欲しいと思っていたら売り切れていた、昨年の夏。
外国製の鉛筆には本当に驚かされます。
あんなの小学一年生の入学準備とかに絶対そろえちゃいけない鉛筆ですよね。
硬度のイメージが違いすぎて。
見た目はかっこいいんですけどね。
北星鉛筆、実物を見ることがあればチェックしてみます。