無罫de数学。
2015年 07月 16日
約1年前に書いたこの記事がなつかしいです。
横罫de数学。
だから最初から無罫にすればよかったのにーという声もあるでしょうが、それは違います。
肝心なのは準備状態、まさしく心理学でいうところの「レディネス」です。
あてがわれてどうこうなる問題ではないというか、己が欲したその瞬間こそが最適なタイミングなのです。
上記の記事を今読み返してみてもまったくそのとおりというか、確かに最初の頃は無罫の必要性を感じませんでした。
なぜなら問題が簡単で、書くこともそんなにないからです。
が、問題が複雑になり、書くことが増え始めるとなんだか罫線が邪魔に思えてきます。
邪魔じゃないまでも、経済的ではない気がしてきます。
いや、罫線以前にキャンパスノートの上の3センチの部分が許せませんでした。
「No.」とか「Date」みたいな欄があるスペース。
せめてあそこも罫線なら、もう少しお得に使えるのに、と。
もったいないので、時々は忘れそうな重要事項なども書いてみるのですが、そうそう書くこともありません。
中学生を見ていてもまったく使っておらず、たまに重要なアドバイスをした時に「ここに書いてみたら?」と提案しても、欄外に書くことに抵抗がある様子。
あそこいります?
昔からありますが、昔からあるというだけのような気もするのです。
ということで、無罫ノートを数学に使い始めてすぐにしたのは、ページのてっぺんからいきなり書くことでした。
へっへっへ、あの3センチ部分にだってこんなに書けるぜ。
ただし、やはり長年の習性からどうしても問題の番号は揃えて書きたいので、ページの左端に青い縦線を2本引く、というのはやっています。
ページの開きがいいので、定規の目盛りを利用すればそんなに大変な作業でもありません。
使っているのはダイソーの無罫ノートですが、鉛筆との相性もよく、ページすべてが数式で埋まる日を夢見て頑張っていきたいと思っています。
どこのノートもそれに右にならえしているのがまた疑問です。
あれが嫌いで無印良品の横罫ノートの潔さにキュンとしたものですが、いかんせん紙は薄いし罫が細くて使えなくて...。
あの3cmを有効的に使えている人に会ってみたいです。
パラパラ漫画とかだったりして。
そのため、文章を書く証明問題以外は無罫の方が効率よく書き込めるため重宝しました。自分はシャーペンを使うと滑りが悪いので手首が腱鞘炎になります。よって1.0mmの油性ボールペン(青)でコピー用紙にひたすら問題を解いていった記憶があります。
そのに出た意見で「余白の美」「コピーを取るときに余白が有ると便利」などの意見がありました。
あの余白は一体いつ頃からノートに有るのでしょうね。
私は無罫も使いますが、5mm方眼がメインです。
無罫だと右に行くにしたがって下がってきたり、
文字の大きさがばらけたりするのでその代わりです。
逆に無罫ノートを使いこなせる人は尊敬します。
ですよね!
当たり前のように幅をきかせやがって…とつい毒づいてしまいます。
こういう声はあまりないのでしょうか?
毎回ノートが半ページきっかりで終わるはずもないのに、ああいう区切りはいらないなと思います。
自分はむしろ方眼を上手く使いこなせません…
横罫とはまた違ったプレッシャーを感じてしまいます。
無罫だと自分を信じて真っ直ぐに書けるのですが、方眼だと「ほらほら真っ直ぐに書けてないぞー横はよくても縦がひどいぞー」と答え合わせをされているような気がするのです。
それに、5ミリ四方の大きさの字を書くわけじゃないのに、あのマスをなんとする?と思ってしまうんですよね。