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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

サラサドライ使用感・その1(にじみ周辺)。

さて、もう少しサラサドライについて書いてみたいと思います。

なんだか線幅が太かった、水性染料だということに気づかずに買ってしまった、だけでは何のことか分かりませんよね。

そこで今回は実際に試筆した写真なども載せながら、あれこれ書いてみたいと思います。
例によって稚拙な筆跡が登場しますが、広い心でお許しください。

さて、まずは筆記状況の整理から。

通常ゲルインクボールペンの0.4を使う際は、ソフト下敷きを敷くことにしているのですが、前回少しふれたようにサラサドライはインクが水っぽく、にじみます。

にじむ、というのは大げさな言い方かもしれませんが、例えばいつものスピードで字を書いていると、字が思いがけずぶわっとなり、かなり焦ります。
これはゆっくり書いてはいられないぞ、と追い立てられるような気持ちになるのです。

こちらはコクヨのルーズリーフにソフト下敷きと普通の硬質な下敷きとを敷き、書き比べてみたもの。
写真ではあまり分かりませんが、あまりにもインクがどばどば出るので、ソフト下敷きにペン先が沈み込む分、にじみが強く意識され、ソフト下敷きのほうが書きにくい印象がありました。
サラサドライ使用感・その1(にじみ周辺)。_f0220714_642548.jpg

例えば上の試筆写真だと、試筆の段階では「ソフト」ではなく、「ソフト下敷き」と書いていたのですが、どうしても「敷」の字が思うように書けずに断念したといういきさつがあります(書けない、というのは自分の思うように書けないという意味で、つぶれずに書くことはできます)。

ゲルインクボールペンは普段から0.38や0.4を中心に使っており、それらのペン先の感覚は手が覚えているはずなのですが、インクがこれまで使ってきたゲルインクボールペン(後述)とはあまりにも違い、「敷」という字さえなかなか満足に書けないのです。

ゲルの0.4なのにソフト下敷きを敷かないほうが書きやすい、というのは後述する他のゲルインクボールペンにはない使用感だなと思いました。

さて、次はいろいろなペンと書き味を比較していきましょう。
なお、以下の試筆はすべてソフト下敷きを敷いた状態で書いています。

「サラサドライはソフト下敷きでは書きにくい」と書いたばかりですが、比較すべき他のゲルインクボールペンが硬質下敷きだとどうもひょろひょろした線になってしまい、書きにくいのです。

もちろん何度も試筆を重ね、ある程度サラサドライを使いこなせるようになったものをアップしていますので、お許しいただければと思います。

まずはサラサ同士で比べてみました。
はい、厳密な比較になっておりません。
ボール径が同じというだけの雑な比較です。
申し訳ありません。
サラサドライ使用感・その1(にじみ周辺)。_f0220714_6435837.jpg

サラサクリップの0.4の黒を持っていないので、ペールブルーが登場し、0.4の黒ではあるがチップの形状が異なるサラサスティックが登場しています。
厳密な比較が信条の猫町なのに…

この雑な比較から分かることは、サラサドライの線幅が他の2つよりも太いということです。
まあ参考程度に横目で眺めてみてください。

なお、サラサドライ以外は水性顔料インクになっています。
サラサ=水性顔料のイメージが強かったので、今回の勘違い購入へといたったというわけですトホホ(長くなりそうなので続く)。
by mukei_font | 2016-04-07 23:59 | 筆記具・ゲルインク | Comments(0)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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