USED文具(角穴リーフ)。
2016年 04月 12日
USED文具(補助軸)。
USED文具(インデックスカード)。
さて、今回登場する角穴リーフもUSED文具といえばUSED文具。
以前も書いたように、古道具を扱う仕事をしている関係で、売り物には到底できないが捨てるのもまたしのびない文房具、というのが猫町のところにしばしばやってきます。
今回の角穴リーフも、袋に入っていない裸の状態で束でやって来ました。
おそらく誰かの使いさしでしょう。
が、全体的にやや黄色っぽく変色しているものの、穴の部分に破れもなく、いつか使うことがあるかもと大事にとっておいたのでした。
ちなみに、先ほどから「角穴リーフ」とわざわざ「角穴」と書いているのは、今は丸穴のルーズリーフが主流だからです。
今や角穴リーフといえば、マルマンのジウリスや、コレクトのリーフ、リヒトのツイストリングノートのリーフくらいではないでしょうか。
「なんだか賢そうに見える」という理由で当時は角穴派(かっこいい語感)だったのですが、古道具と一緒に入手した裸のルーズリーフの束を見た時も、角穴ということについ懐かしさがこみ上げてしまいました。
なお、ルーズリーフが角穴から丸穴になったのは、「コクヨは丸くなりました」の頃だろうと思うのですが、それが平成8年頃のこと。
ということで、猫町のところにやってきた裸の角穴リーフたちは、今からおよそ20年ほど前のものということになるのかもしれません。
さて、そんな角穴リーフを先日から使い始めました。
昨年あたりからのルーズリーフブームで、ついにこの角穴リーフたちにも出番がやってきたというわけです。
が、嬉々として使い始めたところ、すぐに問題が発生しました。
なんと角穴の大きさがばらばらなのです。
ルーズリーフをはさんだバインダーがあまりにもめくりにくいので違和感に気づき、リーフを見比べてみると…
わーん。
そんなのないよー
昔のものだから粗悪なのか?
目をこらして見てみると、コクヨの品番が入っており、コクヨがまさかそんな粗悪な商品を作るわけがありません。
と、1枚1枚をよくよく見ていくと、コクヨの品番が入っていないリーフがちらほら。
もしかしていろんなリーフが混じりあっているのか?
とりあえずコクヨのものだけを重ねてみると穴の位置がぴたりと定まりました。
ホッ。
ではコクヨのもの以外はそれはそれで穴の位置がぴったり同じ位置に…
ならないのでした。
重ねても重ねても穴の位置がずれていくのです。
いいや、それでも何種類かが混じっているだけに違いない。
血眼で1枚ずつ右にやったり左にやったり…
結局2種類のものが混じり合っていることが判明、解決したのですが疲れました。
もう二度とこの作業をしたくないので、今は「角穴A」、「角穴B」、「コクヨ」の3つをそれぞれ茶封筒に入れて管理しています。
こんな大変なことになるとは…
それにしても、これらの角穴リーフの前の持ち主はいったいどんな使い方をしていたのでしょうか。
いろんなリーフを買って来て袋から出してしまったところでぐちゃぐちゃになってしまい、入り乱れるはめになったのでしょうか。
それとも相当な「利きルーズリーフ師」で、パッと取った1枚を「ふふ、これは角穴B」などと言い当てながら、気分によって使い分けていたのでしょうか。
いずれにせよ、あの時の素晴らしい角穴リーフコレクションは不肖猫町めが使わせていただいておりますので、どうかご安心を。
角穴にほのかなノスタルジィを感じながら、問題集を解いたりしています。
角穴派でしたよ、カッコいいもの。
どこまでいっても、非主流派だわ、私。
最初から読ませていただき3か月ほどかかりようやく追いつきました。長かったけど楽しかったです。
角穴リーフ中学生のころ使っていたような気がします。
私が使っていたリーフも混ざっていました。理由は少なくなったら買い足す⇒袋を一つにまとめたい⇒きっちり入らないからリーフの間に滑り込ませる 結果混ざる
はじめまして。
ようこそ無罫フォントへ。
ブログを遡ってお読みくださり、ありがとうございます。
6年の間にいろいろありましたが、これからもつまらないことに一喜一憂する猫町でありたいと思っています。
さて、いたさんのおかげでリーフが混ざり合うメカニズムが完璧に理解できました。
リーフの間に滑り込ませる、は絶対やりがちです。
ますます前の持ち主のことが気になってきました。