猫町、老眼鏡を買う。
2017年 11月 02日
老眼鏡を扱っている店でも働いたことがあります。
が、これだけで老眼鏡を文房具だと判断するのはいかがなものか。
などと考えたのは、この記事をどのカテゴリに入れるべきか迷ったからでした。
文房具…じゃないけど、まあ「その他文房具」にしておきましょう。
ということで、このたびついに老眼鏡を購入いたしました。
いつの頃からか暗いところで文字が書きにくくなり、まあそれは電気スタンドをつけたり、書く時間を調節したりしてしのいでいたのですが、そのうちいつもの姿勢で手書きをしていると文字がぼやけていることに気づいたのです。
最初は考え事をしているからだろうと思っていました。
考え事をしていると焦点が合わなくなる感じ、ありますよね。
なので、ぼやけたまま勘で字を書いていました。
恐ろしいもので勘でもいつものように字が書けるのです。
が、ちょっとおかしいぞと感じ始めました。
自分、どんだけ考え事してんねん。
心ここにあらずすぎやろ。
もしかして老眼なんじゃないか?と思い始め、試みに文字を少し遠ざけてみるとはっきり見えます。
逆に文字を近づければ近づけるほどぼやけて大変なことに。
本来はド近眼であるはずなのにこれは…
書く姿勢を改善してみようかとも思いました。
猫背で書いているいつもの姿勢を、背筋を伸ばした本来の姿勢に変えるのです。
確かにこれなら焦点は合います。
が、書き慣れないのと今度は字が遠い…
というわけで、眼鏡屋に行きました。
あれこれ検査をした結果、猫町の場合は2段階ほど弱めの近視の眼鏡を作ることが老眼対策になるということが分かりました。
それで作ったのが上の眼鏡というわけです。
はたしてこれを「老眼鏡」といっていいのか「お手元用眼鏡」といっていいのか分かりませんが、とにかく猫町の目はれっきとして老化しており、いつもの手書きはこの眼鏡じゃないとできなくなりました(普段の生活はこれまでの眼鏡)。
なんだかさみしい気もしますが、眼鏡一つで書く楽しみを維持できるのならそれは直視せざるを得ない現実です。
おかげで辞書も見やすくなり、数学のグラフや図形の問題もまあまあ見やすくなりました(まだ見にくいものもある)。
しかし老眼というのは進行するらしく、この眼鏡で最後までいけるわけでもないようです。
ということで、今回は一番安い眼鏡を作ってしまったのですが、今後も自分の見え方に注意していようと思います。
そうなんですよ…
年齢的にはちょっと早すぎる気もするのですが、そんなことを気にしている場合じゃないと踏み切りました。
細かい字を書くのが好きなので、手書きの楽しみのためには必須アイテムです。