猫の喪中はがき。
2017年 12月 01日
猫の喪中はがき、と聞いただけで「そんなもの」と眉をひそめる方も大勢おられると思ったので、出す相手は慎重に選びました。
「ペットの喪中はがき」で検索すると、文例などのテンプレートと一緒にマナーについてもたくさん書かれていますが、そちらを参考に目上の人や猫を飼っていることさえ知らない人は避け、できるだけ犬や猫を飼ったことのある人や、これまでネットを介してうちの猫に関心を寄せてくださっていた方を中心にお出ししました。
それさえもずいぶん迷ったのですが、毎年「ハナヲちゃんへ」とおやつを送ってくださる方などもいて、今後もずっと続くことを思うと報告しておかなくてはと思いました。
ご覧のように今回もうさむし(@usamusi_works)に消しゴムはんこを依頼しました。
うさむしも素敵な案を出してくれましたが、下手くそな絵を描いて画像を送り、こんな感じで、とわがままを言って作ってもらいました。
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今の季節、こんな風に猫の背中にあごをのせて、邪魔だ邪魔だと言いながらコタツでパソコンに向かっていました。
そんな大切な思い出の一場面です。
喪中はがきというのはもともと受け取った人をしょんぼりさせてしまうものです。
たとえそれが猫に関するものであっても、受け取ってあまり愉快になるものではありませんよね。
うさむしのはんこはかわいく、自分も精一杯丁寧に字を書いたのですが、それでも年賀状などに比べると相当殺風景に仕上がってしまい、反省しました。
しかし、
「別途蓮の花を彫って薄いインクで背景に押したりしたら、かえって完成度高すぎて喪中やのにやる気満々みたいになるな」
「それはもう喪中とかでなくハガキの完成度にハアハアしてもとるね」
とうさむしと話し、殺風景なままでいきました。
喪中はがきを出した人の中にはハナヲをペットショップから連れて帰る時に一緒だった昔の友人も含まれていて、「あの時の猫だよ」と添え書きすると後日手紙をくれました。
昔を懐かしむ内容に、まだ幼かった猫の気配を感じ、幸せな気持ちになりました。
他にも殺風景な喪中はがきにお返事をくださった方が幾人かいて、本当にありがたいなと思います。
自分もそういうやさしい人になりたいなと心から思いました。
そんなわけで繰り返しになりますが、猫町は年始のご挨拶を控えさせていただきます。
四十九日も過ぎ、もうここにはいないかもしれない猫と、ゆっくり年末年始を過ごす予定です。
猫町さんと飼い猫さんのスタンプがとても素敵で、思わず書き込んでしまいました。おふたりでどう過ごしていたかを思い出せるような(私からは想像できるような)、素晴らしい作品だと思いました。
また、少し前の投稿で、バックスペースキーで長文を消してしまったとのお話を拝見しました。
バックスペースやデリートで文章を消してしまっても、ctrlとzの同時押し、もしくは右クリックから出てくるメニューの取り消しを選択すれば消した文章を戻すことも出来ますので、なければ良いとは思いますが次の機会が有りましたらお試しいただけたらと思います。
はじめまして。
ようこそ無罫フォントへ。
バックスペースキーで長文を消してしまった時のアドバイス、ありがとうございます。
実はあれからも一度やってしまい、アドバイスを実行してみたのですが駄目でした。
もう本当に懲りて、それ以来メモ帳で下書きし、ワードで保存するようにしています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。