お財布様とけしごむーず。
2018年 01月 10日
春に財布を新調するといいと聞くし、今使っているものはいろいろと問題があります。
買い換えるなら今かなあと思ったのです。
田舎在住なので最初からネットショップで探すことにして、「長財布」というキーワードであれこれ見てみました。
考えてみれば財布にはとんと無頓着で(というよりも文房具以外のものにはほとんど無頓着)、値段の相場も分かりません。
今使っている物は家族からもらったものだし、その前に使っていた物は働いていた文房具屋の店頭で売れ残り、微妙な感じになってしまったのを安く買ったものだったし、その前の財布は自分で買ったんだかどうなんだか…
というわけで、財布ド素人の猫町ですが連日ネットショップを熱心に徘徊し、スペックやレビューを参考にしつつ、ついに本日購入いたしました。
最も関心のある「文房具」というジャンルにおいてさえ「見た目」にはあまり興味がない自分にとって(自分が嫌じゃなければいいという程度で人からどう見られるかの視点はない)、さして興味のないジャンルのしかも「見た目」となると、本当にどうでもよくなってしまいます。
が、そこは「年相応」だの「財布は意外と見られている」だの「お金は汚い財布には寄って来ない」だのといった小言に素直に心を開き、これからはお金と仲良くやっていかねばなと思ったしだいです。
その学びの過程で猫町が知ったのは「財布布団」なるジャンルでした。
なんと、お財布様が休まれる布団、というものがあるんですね。
写真を見てみると、枕までして本当に人間のように布団にすっぽり入って横たわっておられ、確かにこれは財布が寝ているな、と思いました。
財布を休ませることで金運パワーが、的な話の是非はさておき、猫町は強いデジャヴを感じました。
自分はこれに似たものを知っている…
けしごむーずです。
布団にすっぽり入っているお財布様はけしごむーずによく似ておられました。
けしごむーずについても年末年始あれこれと考えていたのですが、それは壊れかけのMacBookの古い写真の整理をしていた時のことでした。
消しゴムに興味が出てきたのは近年なので消しゴムの写真はあまりなかったのですが、昔の写真を見ても消しゴムはけしごむーずではなく、単なる消しゴムにしか見えません。
なぜ?
今もけしごむーずとして活躍中の子もいるのに、と不思議でしたが、それらの写真の中の彼らは横たわっています。
横たわっているとまったくけしごむーず感がなくなり、無機質な消しゴムにしか見えません。
おかしなもので、彼らは立ち上がってなんぼなわけです。
逆に立っている消しゴムの写真を見ると、(あ、けしごむーず)と思ってしまうのです。
もちろん話の流れで寝そべってしまう人もいるわけですが。
そんなわけで、この財布も単に横たえられていたらただの財布にしか見えなかったでしょうが、布団に入って枕までしているせいで、財布にも人格があるかのように見えてくるから不思議です。
この流れでいくと財布はたぶんけしごむーずと話せるでしょうね。
やっぱり関西弁でしょうか。
注文した財布が届いたら…と一瞬コラボも考えましたが、消しゴムたちに布団をねだられる気がするのでやめておきます。