文房具は使わないと分からないことが多く、でもあれもこれも使いたいから1つあたりの文房具に割く時間は限られており、結果的になんとなく分かった気になって使っている場合が多いのではないかと思います。
もちろんこれが普通だと思うのですが、文具店員時代を振り返るといろいろ無責任だったなと思うわけです。
自分一人の浅くて薄い経験をすべてと思い込み、了見が狭くなってしまっていたことが多々ありました。
ちょっと使ったくらいでは分からない、使う人によってはまったく別の話になる、ということをもっと肝に銘じておくべきでした。
文具店員を辞めて6年。
それ以降に使ってきた文房具から学んだことがあまりにも多く、ついそんなことを考えてしまったしだいです。
文房具からの学びというのは終わりがなく、「!」と思った後も「?」があり、「!?」があり、尽きることがありません。
が、その時々の学びは少なくとも自分にとっては「真実」で、文具店員ではない今はその「真実」とだけ戯れていればいいので気楽です。
最近も猫町は1つの「真実」にたどり着きました(字だらけになったので
続く)。