東日本大震災から8年ということで、この日もZEBRAのアルベスピールトを手に祈りました。
以前も書きましたが、自分自身にもっともあの日のことを強く思い出させてくれるのがこのアルベスピールトなのです。
上記のアルベスピールトは油性ボールペンのインクの寿命を無視し、今も現役ですが(さすがに苦しくなってきてはいる)、当時一緒に買った黒軸に青の三角が入った軸のほうはずいぶん前に書けなくなってしまいました。
電気製品と同じで文房具もずっと使っていたらOKみたいなところがあるのかもしれません。
でもチープを極めたような細くて軽い軸はペンケースの中でもかさばらず、ノック式ではなくひねって芯を出すもったいぶった作りも気に入っているのです。
今後も芯を替えてずっと使い続けようかなと思っていたら、なんとZEBRAの電子カタログによるとSK-0.7芯から突起がなくなるそうではないですか。
NOOOOOOOOOO!!!!!
あかんあかん!
アルベスピールトは単色ボールペンなのにSK-0.7を入れる珍しいボールペンで、中はバネと突起が重要な作りなんですから!
発売当初は「これからはZEBRAもデザイン方面に力を入れる」なんて言っていたのに、もうアルベスピールトのことなんて忘れているんだな…
8年というのはつまりはそういう年月なのかもしれないし、それだけに今後もアルベスピールトと震災のことを心に刻んでいきたいと思うのでした。