EDiTによるとこの日自分は散髪に行ったようです。
そしてそこに置いてあった週刊誌に占い師たちのおすすめ文具のページがあり、隅々まで読んだところ自分もラッキーアイテムを持っていたことがEDiTに短く書かれていました。
それがこれです。
あれは何という特集だったのか…とネットで検索してみると、さくっと週刊誌と特集名が分かってしまいました。
「週刊女性自身」の「"幸運"引き寄せるバッグのしのばせ文具」という特集だったようです。
今は便利な時代ですね。
昔のようにのどをかきむしるようにして思い出そうとすることも減り、分からないんだからあきらめるしかない…とがっかりすることもなくなってしまいました。
いいことなんでしょうが、自分が退化していく気もして怖くなります。
さて占い師たちのおすすめ文具ですが、もはや何でもありでした。
もちろん一人一人にちゃんとした主張があるのですが、ある人はカラフルな色をすすめ、ある人は寒色系をすすめ、ある人は…
って全部やないかい!
ところでこうした週刊誌が置いてある美容院というのはいわゆるおばちゃんが集うような美容院で、猫町はこれまでの人生ほぼそうした美容院にしか行ったことがありません。
大学生の時何気なく美容院で見た週刊誌の話をしたら、「ごめん、そういう雑誌が置いてあるようなとこ行かないから」と冷たくあしらわれたことがあり、何十年たってもその時の軽蔑した視線を忘れられません。
ケッ。
なんなら赤いヘルメットみたいなレトロなドライヤーみたいなのがあるようなパーマ屋にしか行かねえんだこちとら。
さすがに最近はあんなレトロなものはあまり見かけませんが…
まあこれは何も考えずに住む世界の異なるお金持ちの人たちばかりが行くような大学に行った自分が馬鹿だったのです。
自分の成績や学べる内容だけを基準に大学を選んでしまった無知な自分…
想像通り学問という点では素晴らしいものがあり、大いに学びましたが、居心地のいい空間でなかったことは確かです。
でもそんなこと地方の受験生には分かりませんからね。
しかしその回り道があって人格が(かなりクセの強い感じに)形成され、いろいろな職場でいろいろな人に出会って今の自分があるんだからよしとします。
占い師の特集なだけあって、なかなか深い気持ちにさせられる記事でした(文房具関係ない)。