年がら年中文房具にふらふらしている猫町ですが、田舎在住ということで見なくてすんでいる(=買わなくてすんでいる)文房具というのもかなりあり、相当助かっています。
いったん見てしまうと買わないにせよ心がざわざわします。
どうして買う必要がないのか、ということを欲望のままに行動しようとする動物的な自分に理路整然と言い聞かせるのは結構骨の折れる作業だからです。
しかし田舎にも落とし穴。
猫町がしょっちゅう行くのはイオンの文具売り場ですが、そこには並んでいないものがTSUTAYAに並んでいたりすることがままあるのです。
そしてTSUTAYAのほうがチョイスが大人目でおしゃれ目…
巧みに棲み分けしやがって…
ということで、ネットでその情報を見ても見事にスルーしていたPILOTの
2020(フレフレ)を手に取ってしまい、理性と本能のはざまで懊悩する羽目になってしまいました。
幼い頃は魅力的に映った振って芯を出す機構に関してはいまやまったく惹かれないし、「2020」の懐かしい響き、すなわち生まれて初めて見た振って芯を出すシャープペンの衝撃、それを使っていた先生がかっこよく見えたこと、自分も2020ROCKYを購入したことなどのノスタルジックな思い出もなんとか抑え込むことができたのですが、猫町がどうにもそそられてしまったのが軸の長さでした。
軸が短めで使いやすそう。
親指の短い猫町は軸の短めのシャープペンに目がなく、常に心のどこかで探しているようなところがあります。
猫町が普段使っているシャープペンは約14センチであることが多いのですが、2020はそれより5ミリくらい短く見えました。
5ミリの差は大きいですよね。
軸が短いシャープペンが好きと言っても手帳用みたいな軸まで細いのは使いたくないのでこうした通常のシャープペンの体裁で軸が短めのものを見るとそそられてしまいます。