昨年末から密かにやっている「あること」について今日は書きたいと思います。
名付けて「カラフルな野望プロジェクト」。
キッズやティーンたちとの勉強場面で色鉛筆を使っているという話は以前少し書いたと思います。
もともと赤鉛筆を丸付け用に使っているのですが、松さんにいただいたファーバーカステルの色鉛筆をいろんな場面で使っています。
さて、この色鉛筆を手に取るたびにもやもやと心に引っかかっていたことがありました。
中学生の頃、36色だかの色鉛筆のセットを買った気がする…
水を含ませた筆を使えば水彩画みたいなのが描けるやつ…
あのセット、どこにいったんだろう…
もやもやと頭に浮かんでは消え、誰かにあげたのかも、と自分を納得させていたところに昨年末妹から荷物が送られてきて、なんとその中に入っていました。
色鉛筆のことは一言も妹に言っていなかったし、そもそも妹に貸していたことなどすっかり忘れていたので驚きました。
ということで、数十年ぶりに再会。
ステッドラーのカラト・アクェレル水彩色鉛筆。
これを買ったのは14歳の頃だったと思います。
絵を描いてみたくてなけなしのお小遣いで画材屋で買ったのですが、思うようには絵が描けず、その後何に使ったのやら、いつ妹の手に渡ったのやら…
さて、数十年ぶりに色鉛筆と対面した猫町がまず思ったことは、
削り口が気に入らねえ…
ということでした。
ティーンの頃はごく普通のユーザーだったので、普通のハンドル式の鉛筆削りで削っていたようです。
が、今や小うるさい文房具好きに成り果てたミドルエイジ猫町は色鉛筆の削り口の形状が気に入りません。
ベストの削り口、というものがあるとしたらそれとこれとは大いにかけ離れています。
ぬぼーっとした顔をしやがって…
ちなみにベストな削り口についてはこちらの記事をどうぞ。
というわけで、これらすべての色鉛筆を勉強場面で使い、今後は三菱のユニパレットポケットシャープナーで削ることですべての削り口を自分の好きな削り口にする、という壮大な計画を思いつきました。
それが冒頭で述べた「カラフルな野望プロジェクト」です。
この写真を撮った時はこんな感じの割合ですが、現在着々といい感じの削り口の人が増えています。
その分、キッズやティーンのノートが非常に華やかなことになっていっているのですが…
ちなみにこの色鉛筆にはノートの切れ端が挟んであり、若き日の猫町の字で色鉛筆の番号が左から順に記されていました。
使っているうちにぐちゃぐちゃになってもいつでもきれいに並べられるような配慮でしょう。
昔も今もそういう細かい部分はあまり変わっていないなあと、微笑ましく思った猫町でした。