猫町フミヲの文房具日記
by 猫町フミヲ@無罫フォント
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カテゴリ:その他筆記具( 45 )

ぺんてる・ハンディ。

というわけで、ぺんてるのノック式油性マーカー「ハンディ」の話。

商品としてあるのは以前から知っていたものの、実際に使い出したのはここ2ヶ月ほど。
使ってみると便利なことこの上なく、今やこれなしではまったく仕事にならないといっても過言ではない。

文房具にさして興味のない同僚もこの「ハンディ」のことになると目の色を変えて素晴らしさを力説、インクが薄くなると率先してカートリッジを交換してくれる。
f0220714_23282655.jpg

こんなにぶっといのにノック式のボールペンと同様にノックでペン先の出し入れが可能。
すぐにペン先を出せるのもいいが、逆にすぐにペン先をしまえるのもいい。

周囲のものを汚さないためにも、揮発を防ぐためにも油性マーカーにはせっせとキャップをしなければならないものだが、それを片手で行えてしまうのは素晴らしい。
だいたいが油性マーカーで何やらやっているときは周囲が散らかっていたり、スピードが求められていたりする場合が多く、優雅にキャップをつけたり外したりしている余裕はない。

しかし、先日のクイズであげた「ノック式がある」以下の文房具たち。

消しゴム
修正テープ
テープのり
油性ボールペン
ゲルインクボールペン
水性ボールペン
蛍光ペン
油性マーカー

これらのノック式アイテムを一つ一つ思い浮かべてみると、たとえ「ノック式」というジャンルにカテゴライズされたとしても目指す方向が皆同じわけではないことに気づく。

その話はまたいずれ。

何はともあれ7連勤終了。
小生に安息日を…
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by mukei_font | 2011-12-02 23:59 | その他筆記具 | Comments(13)

細字サインペンの魅力。

意外にもまだきちんと取り上げていなかったようだが、実はZEBRAのサイジケアのかなり熱烈な支持者である。
サイジケアとは細字の水性サインペンのこと。
「サイジ」というのは「細字」のことらしいが、「サイジ」なんて言葉、このペンでしか聞かない気がする。
ナイスネーミングセンス。

さて、サイジケアの素敵なところはひたすらぐだぐだにつきあってくれる筆記具だということ。
いわゆる「ラフスケッチ」的な脳内のぐちゃぐちゃしたあれこれを紙に書き出すときにもっともその威力を発揮する。

もちろん紙に書ける筆記具なんて五万とある。
わざわざ細字サインペンに手をのばさずとも、ボールペンでも鉛筆でもシャープペンでも紙に書くことはできる。

でもなんか違う。
そんな簡単な問題じゃない。
書けるからいいとかそんなことじゃない。
ふさわしくない筆記具を選んだことによる微妙な違和感が、貴重なインスピレーションを逃すといった悲劇が実際にあるのだ。

もちろんこういった感覚には個人差があるので正解などはない。
ただ、あらゆる創造活動を支える道具である文房具にはそれにふさわしい役回りがあり、その道具の使い方ひとつが非常にデリケートに創造活動を左右することになるのは確か。

小生の場合、できるだけ無意識の状態でいろんなアイデアを頭の中から引っぱって来る必要のあるときは極力筆圧をかけずに書ける筆記具を手にする。
おそらく最初はいろんな筆記具を手にしていたはずだが、長い経験の中でこのような結論に行き着いた。
ある種の創作活動には筆圧さえも邪魔だと感じるほど無になる必要があるからだ。

まあ先ほども述べたようにこのようなことは一般化できないので、この人はこうなんだなという感じで以下ご理解いただければ。

ということで、こういう「無になる」創作状態のときには筆圧をかけずにへろへろした字が書ける細字サインペンがおすすめという話。

筆圧をかけずに書ける筆記具には鉛筆などもあるが、すぐに先が丸くなるのが難。
そんなことで思考を中断している場合ではない。
鉛筆に比べると太字のシャープペンなどは幾分ましな気もするが、どうしても筆記線が薄く、貧弱なのが盛り上がりに欠ける。
フィードバックという観点からすると、殴り書いたものの見た目も大事。

その点サインペンは書き味軽やか、見た目鮮やか。
アイデアを書き殴る時は、たとえ鉛筆で書いていても基本的に消しゴムを使わず二重線などで「見え消し」にする小生には、それが消せる必要はまったくない。
よって細字サインペン最強。

細字サインペンは各社あれこれあって、PILOTのスーパープチなどもこれはこれで素敵なのだが、耐水性があるぶん発色が良くなく(いやむしろ発色の良くないくすんだみたいなブルーも相当愛しているのだが)、まあ若干にじみつつも鮮やかに書けるサイジケアを小生はひいきにしている。

ちなみにこの細字サインペンの筆圧をかけずに軽やかに鮮やかに書ける感じというのは万年筆に直結する感覚だ。
もちろんペン先の細さなどによっては若干勝手が違うが、中字以上の万年筆は細字サインペンのような役割を果たすことができるように思う。

もっともキャップをはずしたり付けたりするちょっとした手間が少々面倒なのと、サインペンのようにキャップをはずしたまま気軽にその辺に転がしておけないので(単純に落下が怖い)、サインペンと完全なイコールとなるかどうかはその人と万年筆の距離にもよるが。

以前、「万年筆を忘れて来た。今日だけ万年筆と同じ書き心地のペンで仕事を乗り切りたい」と必死でペンを探すお客さんの接客をしたことがある。
そのお客さんが重視していたのは書き心地とブルーの色味。
結局ぺんてるのプラマンになったのだったか細字サインペンになったのだったかは忘れたが、しばしば思い出すエピソードだ。

筆圧をかけずにやわらかく書くという点を重視すれば、いくら形状が似ていてもPILOTのVペンやプラチナのプレピーが違うのは分かる。
当時はまだ文具店員としても万年筆ユーザーとしても日が浅かったのでお客さんと一緒にわたわたしてしまったが、今の小生ならサイジケアを提案してみたい。
それはあくまでもサインペンだが、案外万年筆と近いところにいる気がするからだ。
またサイジケアのブルーの発色の良さも万年筆のインクを彷彿とさせ、さらに近しい気にさせる。

小生の妄想クロッキー帳とサイジケア。
「ある種の創作活動には筆圧さえも邪魔だと感じるほど無になる必要がある」とかなんとか言いながら考えていることはしょぼい。
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by mukei_font | 2011-10-02 19:13 | その他筆記具 | Comments(4)

呉竹・ココイロ。

昨日は真夏の万年筆について書いたが、同様にインクが乾いてしまう系だった筆記具がこちら。
呉竹の手紙ぺん、ココイロ
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ココイロは好きな色の軸と好きな色のインクカートリッジを組み合わせて使うペンで、ペン先は筆風サインペンの極細といったところ。
ペン先が少しだけしなしなするタイプ。

このココイロは発売当初わが店になく、他店でさんざん試し書きをして買うのを迷ったが、結局買わずにいた。
どうしても自分の字が書けないのがストレスで。
なんせ猫町フォントと筆ペンは相性最悪ですから。

が、ちょっとあらたまったカードを書く機会があり、その頃にはわが店の店頭に並んでいたこともあって今年の3月に購入。
いつもの自分の字が書けないのは確かに不安で情けないが、相田みつを気分でそれなりに楽しんでいたのだったが…

つい先日久しぶりにどれどれと手にすると死亡。
インクはまだカートリッジの中でちゃぷちゃぷしているのが見えているので、ペン先が乾いてしまったのか。
水をつけたくらいでは復活せず、やや呆然としてしまう。
使い慣れていない筆記具についてはまるきり初心者な小生。

そう考えると、普段いかにボールペンにお世話になっているかということ。
放置しても(数年単位の放置は駄目な場合も)機嫌を損ねないボールペン。
何十人と浮気してもへそをまげない懐の深さ。
これはシャープペンシルにしてもしかり、さらに鉛筆にしてもしかりだろう。
みんなタフでやさしいなあ。

それだからこそ、ときどきは手のかかる筆記具に接してみたくなるのかも。
ココイロもまた年賀状のシーズンにはカートリッジを買って使ってみることにしよう。
「恋桜」「宵夏空」「霧氷」など軸色の名前がとにかく美しく、カートリッジも手紙や日記にふさわしい落ち着いた色展開。

ちなみに小生は迷いに迷って「秋和栗」軸にブラックのカートリッジ。
軸色の上品さがうれしくて。
もっと字がうまかったらもっと手がのびたかもしれないココイロです。
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by mukei_font | 2011-08-08 09:07 | その他筆記具 | Comments(8)

フリクションハンディマイルドウインドウコートの一日天下。

書きたいことが思うように書けたときというのはうれしいもので、昨日は思う存分蛍光ペンについての妄想を披露できたので今日は調子がよかった。
蛍光ペンをレジに持ってくるお客さんが皆仲間に思える高揚感(病気か)。

が、はたと気づくのであった。
究極の合体怪獣フリクションハンディマイルドウインドウコート。
これを一撃でねじ伏せることができる蛍光ペンがすでにあることに。

彼の名はステッドラーのテキストサーファーゲル
f0220714_2172984.gif

以前ちゃんと本文でも取り上げている(ステッドラー・テキストサーファーゲル。参照)。
すっかり忘れていた。
馬鹿じゃないか。

テキストサーファーゲルは固形の蛍光マーカー。
PILOTのクレオロールなどと同じくゲルクレヨンで、書き味はきわめてなめらか。
リップクリームのように繰り出しながら使う。

このテキストサーファーゲル(以下T)と昨日のフリクションハンディマイルドウインドウコート(以下F)を要素ごとに比較してみよう。

・色味
Fはマイルドライナーの色味に勝機があるが、Tは筆圧で濃さを調整できる利点が。
よって引き分け。

・消去性
Fはフリクションが圧倒、Tは消せない。
よってFの1勝。

・引きやすさの工夫
Fはプロパスウインドウの窓があるが、Tにはそのような工夫がない。
が、Tはにじまないので落ち着いて引くスピードを調整すれば互角か。
よって引き分け。

・使いやすさ
FはハンディラインSのノックがやはり強く、キャップ式のTは苦戦か。
ただキャップを外したままでも2、3日は乾かないというTもただ者ではない。
が、ここはやはりFが2勝目。

・汚れない工夫およびコストパフォーマンス
汚れない工夫はさておきコストパフォーマンスの点では圧倒的にF>T。
よってFが3勝目。

結果はフリクションハンディマイルドウインドウコートが3勝0敗2引き分け。
テキストサーファーゲルが0勝3敗2引き分け。

テキストサーファーゲルだめじゃん、とお思いだろうか。
思い出してほしい。
フリクションハンディマイルドウインドウコートなんて怪獣は存在しないということを。
そのありもしない空想上の合体怪獣に善戦したテキストサーファーゲルのすごさよ。

それにこれはフリクションハンディマイルドウインドウコートでも無理だと思い昨日はふれなかったが、フリクションハンディマイルドウインドウコートの弱点はやはり裏抜けに対応できないということ。
辞書のようなぺらぺらの紙にラインマーカーは厳しい。
もちろんツインタイプの細い方を使ってささっと引くと大丈夫だったり、あるいは色によっては大丈夫だったりするのかもしれないが、じっとペン先を紙にあてていればじわっとなってしまうというリスクはつきもの。

そこへ来るとこのテキストサーファーゲルは完璧に思える。
上述のように筆圧の強弱で色味の調整もできるし、そこまでしなくてもこれならぺらぺらの紙に裏表からラインを引いても大丈夫。

実在している+裏抜けせずに使える。

この2点でもうキング・オブ・蛍光ペンはテキストサーファーゲルと言ってもいいのではないか。

あーなんで今学生じゃないんだーーー
辞書や新聞にラインを引きまくりたいーーー

新聞…
競馬…とか?(電球マーク)
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by mukei_font | 2011-06-30 21:45 | その他筆記具 | Comments(6)

フリクションハンディマイルドウインドウコート。

熱帯夜に蛍光ペンについて真剣に考えてみたい。

昨夜、ZEBRAのエアーフィットライトについてあれこれ書いた中でマイルドライナーについてちらとふれたが、なんとなくもやもやが残った。
すっきりさせるためにあれこれ考えているうちに、「理想の蛍光ペン」についての妄想が止まらなくなってしまった。
おつきあいいただきたい。

蛍光ペンを最近使わなくなった。
使う機会がないのだ。
唯一の機会は職場で客注伝票を消し込むときで、カウンタで代々使われ続けてきたっぽい三菱のプロパスカートリッジ式蛍光ペンを使用している(何しろカートリッジ式なので代々使い続けることが可能)。

じゃあいつ蛍光ペンを使っていたかと考えてみれば、圧倒的に学生時代。
あの時ほど蛍光ペンについての感受性が鋭かった時期もないのではないか。
自分では意識していなくても、蛍光ペンの性能を見極めるときの「これはいい」「これはダメそうだ」という判断基準は明らかに学生時代に経験したあれこれに起因している。

蛍光ペンに関しては失敗の連続だった。
一番苦労したのは裏抜け。
辞書などのぺらぺらの紙に蛍光ペンなど使うなということなのかもしれないが、幼い小生はやってしまう。
そして後悔。

次に色目。
さんざん試し書きして買ったはずなのに、参考書の紙質によっては全然発色が違い引いてしまったあとに茫然自失。
こんな毒々しい色のラインが引かれた参考書なんかで勉強できひん、買いなおしたい…今でもその絶望感をリアルに思い出すことができる(ちなみに参考書は旺文社の『英単語ターゲット1900』。あのとき蛍光ペンで失敗していなければもう少し違った人生があったのではないか…)。

そんな試行錯誤は中高生のときから大学院生のときまで続いたが、結局理想の1本に出会えずに学生生活を終えた。
そしてすっかり蛍光ペンとは無縁の生活を送るようになった今になって、魅力的なアイテムがぞろぞろと登場してくるというこの憎たらしさ。

ということで、もしも今小生が学生だったら間違いなく食いつきそうなアイテムを以下に列挙。

まず第一はZEBRAのマイルドライナー
これは淡い色味に特徴がある蛍光ペン。
蛍光ペンを引きすぎてキンキンしてしまった参考書に萎え萎え…という経験をしまくった小生にはマイルドライナーは衝撃&魅惑の一品。
これはいるやろーーーーー

次はPILOTのフリクションライト
おなじみこすって消せるフリクションの蛍光ペン。
これも引きすぎたOH!NO!の強い味方。
これも絶対いる!

それから綺麗に蛍光ペンを引くためのナイスアイデア、三菱のプロパスウインドウも魅力的。
これはペン先が窓(=穴)になっていて、どこまでラインを引いていいかが分かるというアイデア蛍光ペン。
こういうのが学生にはうれしいんです。
受験生のうるおいとしてはこれもまた重要。

そしてやっぱり手軽に使えるノック式、ぺんてるのハンディラインS
いちいちキャップを外さなくていい。
キャップを外さなくていいからキャップが転がる煩わしさもない。
手にして数秒でもうラインが引けるうれしさ。

これらを合体させた蛍光ペンができたらどうか。

すなわち、

淡い色味のマイルドライナー
こすって消せるフリクションライト
窓付きで綺麗にラインが引けるプロパスウインドウ
ノック式のハンディラインS

を合体、その名も…

フリクションハンディマイルドウインドウ。

ノック式でこすって消せて色味はマイルドでペン先が窓。
完璧すぎて怖い。
ウルトラマンの合体怪獣(グランドキング?)もびっくり。

さらにこれにトンボの蛍コート80が加われば完璧度がさらにアップ。
蛍コート80は定規で線を引く時に定規に当たるペン先部分がプラスチックでガードされているため汚れなくなっているというすぐれもの。
おまけにインクの補充方法がインクにペンをつっこんでチャージするというかっこよさ。
やっぱりこれも取り入れよう。

ということで、最終形態は…

フリクションハンディマイルドウインドウコート。

ついでにメーカー名は、

ZEB菱ッてるンボ

(太陽神戸三井銀行みたいな感じで分かりやすく)

あープロ野球のオールスターゲームみたいに、普段は敵味方でも一瞬だけ和気あいあいみたいなの楽しいと思うんですよね。
ベンチであの選手とあの選手が談笑!?いったい何の話を!?みたいな。
そんなノリでなんか一瞬でもいいんでこういう蛍光ペンができたらなーと思ったしだい。

仕事中に合体怪獣的蛍光ペンの名前とメーカー名を熟考していた証拠は隠滅しておかなくては。
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by mukei_font | 2011-06-29 23:50 | その他筆記具 | Comments(10)

猫町フォント量産中。

年賀状、頑張って書いております。
本当は今日までに投函しなきゃならないんですよね。
投函できたのはまだ半分。
残り半分は今夜中に書き上げます。
元旦に届かなかったらごめんなさい。

さて、注目の年賀状筆記具ですが…

すでにゲル三人衆(三菱シグノ、ZEBRAサラサ、ぺんてるエナージェル)は挫折。
野球でいうなら初回から大量失点で2回ももたずにまさかの降板。
ブルペンで肩を作っていなかった中継ぎがあわてて登板するどたばた劇で、ZEBRAサイジケア、ステッドラーピグメントライナー0.6と継投し、ついに万年筆の登場。

現在、LAMYサファリEFとWATERMANチャールストンが奮闘中。

今回分かったことその1。
やっぱりボールペンは使い慣れたボール径じゃないとまったくもってしっくりこない。
これは書き上げた字がどうとかじゃなく、書いている最中の楽しさの問題。

今回分かったことその2。
いつのまにか万年筆でもちゃんと猫町フォントが書けるようになっている。
とくにLAMYサファリEFの小回りは素晴らしい。
今度転職するときは絶対この人で履歴書書きたい。
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by mukei_font | 2010-12-25 20:58 | その他筆記具 | Comments(2)

サインに適した筆記具を考える。

オレ明日サイン会なんだよなーどんなペンでサインしたらいんだろ?

などと考えている人はまずいないだろう。

わー明日作家の@@@@のサイン会やん!どんなペン用意したらえんかな?

などと心配する書店員もまたいるとは思えない。

理由は簡単。
誰もそこまで考えていないからである。
関心がないといってもいい。
ところが残念なことに小生は常にそこしか考えられない人間なのだった。

というわけで、おそらくニーズ0にもかかわらず、サインに適した筆記具について少し考えてみたい。
とはいえ、話はそう非現実的でも、役に立たない訳でもない。

原則は「適ペン適所」。
ちなみにこれは、先日取り上げた雑誌「すごい文房具」(KKベストセラーズ)でも同様の表現がされており(P.88のきだてたく氏のコメント)、やはり基本的な概念であるようだ。

さて、「適ペン適所」を考えるとき、まず押さえておきたいのは以下の3点。
どんな筆記具でどれくらいの大きさの文字をどんなものに書くのか。

文房具屋の店頭での接客でも、まずこの3点を中心に聞くようにしている小生。
例えば「油性ペン」と言って探しに来られる人も、封筒に宛名を書くレベルなら、耐水性のある水性ペンのほうがかえってにじまずにきれいに書けたりする。

さらにつっこんでいくと、その人の書き癖とか、その筆記具への慣れ、といった要素も出て来るが、まずは「筆記具」「字の大きさ」「書く対象」。

サイン会の場合、字の大きさはかなり大きめ、書く対象は本の表紙をめくった見返しの部分とだいたい決まっているので、あとはサインする本の見返しの色や紙質を見るだけでだいたい筆記具を決定することができる。

というわけで実際にサイン本を見ながら検証していきましょう。

こちらは川上弘美さんの『龍宮』 (文藝春秋)。
同氏の大ファンで、京都まで行って参加したサイン会。
f0220714_12275719.jpg

これは紙の色が濃いこともあり、おそらく三菱の極細ポスカの銀色を使用している様子。
ペイントマーカーの銀色か、とも思ったが、筆記線があまりに細いので。

サイン会というのは、サインに入れてもらう名前や作家へのメッセージを事前に紙に記入させられることが多いが、このときもそうだった。
そして小さな紙にみちみちと熱いメッセージを書き込んだその紙を見た川上弘美さんの言葉。

「すごい…」

字しかすごくないこと(字とてすごくないこと)を知っている小生はまさに顔が燃えてしまうくらい恥ずかしく、なのになんやかや喋り…
あの頃は若かった…(´_ゝ`)

次はこちら。
松尾スズキの『撮られた暁の女 松活妄想撮影所』(扶桑社)。
f0220714_12435820.jpg

これはずばりZEBRAのハイマッキーの細字です。
筆記線は一見サインペン風だが、かなり厚みのある見返しの紙の裏にインクが抜けている。

このサイン会の思い出といえば…それはもう松尾スズキ氏とハグしたことにつきる。

今この本からピラリと出てきたチラシによれば、「おみくじひいてサイン以外もあげちゃう方向で!」という企画だったらしく、

大吉→アナタに芸名を進呈
中吉→アナタの似顔絵を速筆
小吉→特製缶バッジ
…他びっくり特典を予定

とあるのだが、小生が引き当てたのは「微吉」。
なんだなんだと思っているうちに「微吉」が松尾氏とのハグと分かり…

店長、版元、その他大勢のギャラリーが見つめる中、ハグ…
(´_ゝ`)

さて、次はこちら。
サバンナ・八木真澄の『ぼくの怪獣大百科』(扶桑社)。
相方の高橋のサインも。
f0220714_12552851.jpg

これはZEBRAのマッキー。
やはり裏に相当インクが抜けているのと、この字の大きさはハイマッキーでは無理。

もっとも、松尾スズキのもサバンナ・八木のも、本当にZEBRAなんだな?三菱のピースじゃないんだな?と言われると、そこまではさすがに鑑識じゃないので分からないが、まあ知名度から言ってまずマッキー周辺を調達しそうなものである。

このサイン会は、働いていた書店を辞めた直後にその書店で長蛇の列に並んでまで参加したサイン会で…
それはもう小生にとっては例外中の例外。
卒業した学校や辞めた職場にはいっさい近づかないことを信条にしている小生にもかかわらずだ。

それはもう、八木とこの本を心からリスペクトしていたからに他ならない。
今でも開くたびに笑いが止まらない天才的な一冊。

この本は内容はもちろん、文房具マニアとしても十分楽しめる刺激的な一冊になっている点が興味深い。
というのもこの本は、八木がノートに描きためた妄想の怪獣をそのまま本にしたもので、絵はもちろん、文字も八木の直筆のまま。
つまり、使った筆記具が手に取るようにわかるという、魅惑の代物なのだ。

ノートの方は確か、コクヨのキャンパスノート的なものだったはずだが(番組で一瞬紹介されたときに見たきりなので定かではないが)、文房具刑事の予想では、筆記具はおそらくぺんてるのサインペン。
印刷物になってしまっているのでインクのことまでは分からないが、線がにじんでない点と、ハケ化して描線がどんどん太くなっている点に注目。

もちろんハケ化するサインペンはぺんてるのものだけではないので、あるいはZEBRAのエリートケアあたりかもしれない。
が、水性のサインペンで、かつハケ化するサインペンであることは確実だろう。

細かいなあ…これだからマニアは…と苦笑するのはちょっと早い。
なぜなら、この楽しみ方はあながち本書の楽しみ方から脱線しているわけではないからである。
というのも、本書は八木の直筆の怪獣のイラストとその説明に、相方の高橋がツッコミを入れる形で構成されており、その高橋が八木の筆記具に言及している場面があるのだ。

途中、確かに一瞬ペンが細いものに替わったシーンがあり、「ペンの線が細い!」と高橋がつっこんでいる。
なかなか微笑ましい。
そしてそれがまた元に戻ると「ペンがようやく戻りました」と。
直筆を本にする試みは楽しいなあ。

おそらく、ペンが細くなったところはボールペンで書いたのだろう。
筆記線が細いとこうまでひょろひょろになるかというのが一目で分かる。
これはさすがにペンの種類までは分からないが、油性ボールペンではないのは確か。
水性かゲル。

さらにマニア的に見ていくと、サインペンぽいページの中にも、この文字だけハイマッキーで書いた?というぶっとい字もあらわれたりして、なかなか興味深いがこのくらいにしておこう。

最後はこちら。
姜尚中の『リーダーは半歩前を歩け──金大中というヒント』(集英社新書)。
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これは最近だったこともあり、その頃にはすっかり刑事化していたので、ばっちり見ておりました。
ずばりぺんてるのサインペン。
新書の場合は見返しもぺらぺらの普通の紙なので、水性のサインペン以外は苦しい。

このサイン会の思い出は…長すぎ&興奮しすぎるのでこちらを参照ということで。

こうして見ていくと、サイン会に用意すべき筆記具はサインペン、マーカーのたぐい。
よほど見返しが薄い紙でない限り、一番適用範囲が広いのはZEBRAのマッキー・ハイマッキーあたりだが、濃い色のついた見返しの場合はポスカがきれいに映えるだろう。
書く紙が特につるつるでない限り、ぺんてるのサインペンだって王道だ。

さて。
長々と書いてしまったが、最後の最後に一つ。
PILOTのHPにあるTV-CMのコーナーの「アクロボール”サイン”篇」について。

あれ、サイン会なのに、用意してある筆記具がアクロボールなんて変だ。
店頭であのビデオが流れているときから不自然だな不自然だなと思っていたが、こうしてサイン本を検証してみると、あらためて変だ。

確かにあのリュックの青年が差し出したのは大学ノートだが(なんでまたあんなん出すん…)、そしてたまたまそれはボールペンとは好相性なノートだったが、普通サイン会にボールペンは使わないのでは…

ハッツ。
もしかして相武紗季が筆記具マニアという設定!?
持って来られるものによって筆記具を使い分けるみたいな!?
本だったらちゃんとマッキーやサインペンでしますよ的な!?

設定細かっ&まぶしっ。

たぶん違いますよね…(´_ゝ`)
そしてあのかわいい相武紗季をもってしてもブレイクし損ねたアクロボールって…
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by mukei_font | 2010-11-21 14:13 | その他筆記具 | Comments(2)

履歴書に最適な筆記具(封筒篇)。

二日間にわたって書いてきた履歴書筆記具(履歴書に最適な筆記具。および、履歴書に最適な筆記具(補足と具体例)。参照)。

が、もう一つだけ(左手の人差し指を立てながら←猫町右京)。

それは履歴書を送る際の封筒の宛名書きに使う筆記具について。
封筒の大きさによって適切な筆記具を選びましょう。
履歴書を書いた筆記具と同じものを使うと貧弱で不細工な場合があるので注意が必要です。

履歴書を書いた筆記具で宛名書きをしてもいいのは、封筒の大きさが長4封筒、長3封筒である場合まで。
ただし、履歴書を「使い慣れている」ことを優先に0.5未満のゲルインクボールペンで書かれた方は、そのままそれを宛名書きに使用するのはやめましょう。

履歴書よりもさらに大きな文字を書く必要がある宛名書き。
ゲルインクなら0.7から1.0のものが安心(ちなみに小生は長3でも後述のサインペンを使います)。

一方、B5を折らずに入れる角3封筒や、A4を折らずに入れる角2封筒を使う場合はサインペンの使用が無難。
封筒の面積に負けない大きさの文字を書く必要があるため、ボールペンではどうしても貧相。

サインペンは耐水性のあるものがおすすめ。
だからと言って油性サインペンに走らずとも、水性顔料系のものであれば耐水性があります。
また、インクがにじまないという利点も。

個人的には三菱のプロッキーがおすすめ。
不慣れな大きな文字を書くときにインクがにじまないのは案外大きな要素。
インクのにじみにせき立てられることなく、ゆっくりと丁寧にまっすぐ自分の文字を書くことができます。

以上で、履歴書筆記具についてのあれこれはおしまい。

そんな筆記具筆記具言わなくても採用されたよーという方ももちろんおられると思うし、結局は書かれている内容がものを言うのだと言われてしまえばそれまで。

でも、知っていて損なことはないはず。
それは社会人になってもきっと必要な知識です。

ほとんどがパソコンで作成されることの多いビジネス文書も、あるいは詫び状、あるいは退職願といったものを書く際にはこのような知識は何かと便利。

文面は何かから拝借してくることができても、文字はその人自身の手と筆記具が産み出していくものですから。
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by mukei_font | 2010-11-03 14:01 | その他筆記具 | Comments(0)

三菱・ポスカ。

小生が三菱のジェットストリームについて熱く語れるくらいに、ポスカについて熱く語れる人がいるとすれば、その人はきっと「本当のPOP」を書くことができる人だ。

本当のPOP。
独特のPOP書体で、カラフルに、もこもこと数字や文字が書かれたあれ。
ドラッグストアなどの店頭でしばしば見かけるあれ。

POPについて調べるとPOPの範囲は実に広く、手書きしないものも含めるほどだが、やはりPOPの王道は「でかくてカラフルで立体的でうるうるした文字で書かれたあれ」という気がする。

すみません。
あれ書けないんです。

POPというものをしばしばまかされるが、それは普段書く文字がPOP文字を連想させるから書けるのではないかと思われるだけで、けっしてああいう特殊な文字が書けるわけではない。
むしろ字は大きくなればなるほどぼろが出て、ああ、小生のベスト文字はせいぜい4-5ミリ四方だなと思い知るのであった。

が、そうも言っておれず、日々ちょっとしたPOPを頼まれる。
読みやすければいいか、と開き直り、観念して三菱のポスカを手にする(丸芯限定)。

ポスカはかなり苦手。
不透明インクで発色もいいから、うまく書けるとテンションが上がるが、なんていうか、書き出しにパッとインクが散ることがあり、赤色だとまんま血しぶき。
最後の最後でこうなると、相当がっくりくるわけで、やはり使い慣れていない筆記具というものは怖い。

ちなみに小生のお気に入りの組み合わせは、紺色の画用紙に白字で書くPOP。
白字はボールペンでもそうだが、何割増しかで字がかわいく見える気がする。
なので、親しい人への手紙には紺色の封筒を選び、白色のインクで宛名を書くことが多い。
白色のインクのボールペンだと、シグノの1.0がおすすめです。

字を書くだけのこういうPOPは数分で完成してしまう。
自分の言葉に思いを込めながら書く、いつもの猫町POPと区別するために、こういうPOPには猫のシールは貼らないのだ。
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by mukei_font | 2010-10-19 08:46 | その他筆記具 | Comments(0)

PILOT・丸芯ツインマーカー。

次々出る新商品に、さすがの文具好きも感覚が麻痺してしまい、罰当たりにも「ふうん」といった感想しか持てないことも正直ある。

PILOTの人が「ねこまっちゃん、ほれ」と持って来たマーカーを見たときも最初はそうだった。
へえ…クラフトテープにも書けるって?そんなん前からあったでしょ?
Vスーパーカラーだっけ?

「…てゆうかこれ両方丸芯じゃないですか!すご!」

今まで見えてなかった「丸芯」の文字に突然テンションの上がる猫町。
それがどうしたん?という周囲に、マーカーの太字がたいてい角芯であること、それが使いにくくて嫌いであることを力説。
PILOTの人のニヤリとした顔。
こういう反応を求めていたんだろう。

しかし本当に素晴らしいな丸芯ツインマーカー
太字を求めて買ったはずなのに角芯の縦とか横とかの方向性で、案外ひょろひょろの文字しか書けず、こんなはずじゃなかったとイライラする人は多いはず。
まさにグッジョブだ。
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by mukei_font | 2010-06-10 08:25 | その他筆記具 | Comments(2)