猫町フミヲの文房具日記
by 猫町フミヲ@無罫フォント
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先輩がやって来た。

前職場の先輩が店にやって来た。
わあい☆

なんかおすすめある?て聞かれても、しょっちゅう近所の文房具屋をチェックして回っている先輩におすすめできるものなんてありません。

とりあえずZEBRAのスラリを紹介。
油性でもゲルでもないエマルジョンインク。

手に取るや否や強い筆圧でぐりぐりと試し書く先輩。
懐かしいこの感じ。
あの日に帰りたい。

ちょうど一年前だろうか。
前の職場を去る決心をしたのは。

まさにいろいろあった。
ダイソー風にいうと、「ザ・消耗」。
まあいい。

接客をしているふりをして先輩と立ち話。
シャープペンシルの芯の0.9にもう少し硬度展開があれば(ぺんてるのシュタインを手に取りながら)、とか、クルトガの芯径の展開に期待しよう(サンスターのシャーピッツがクルトガみたいだったらとの猫町の意見に対して)、とか。

先輩との思い出はあげればきりがないほどだが、今でも思い出すのは、かなり初期の頃のやりとりだ。

替芯の互換表ばかり見ている小生に、別の先輩が「ボールペン好きなん?」と聞いてきたので、「大好きです。特に国産の安い油性ボールペンが」と答えたら、そのやりとりを聞きつけて件の先輩が近づいて来たのだった。

「なんで安い油性ボールペンが好きなん?」

先輩はもの静かで、人を選んで話すタイプの人に思えたし、皆から一目も二目も置かれていたから、新米の小生は緊張しながら答えた。

「国産のボールペンは安くて優秀で、芯を入れ替えるといつまでも使い続けられます。それに、その安物の筆記具でもちゃんと何かを生み出せることができるのもすごいというか」

「ふうん…」

小生が今でもしばしば思い出すのは、この最後の「ふうん…」だ。
やりとりはそこで終わってしまい、緊張してうまく話せなかったことにかなりへこんだが、「ふうん…」と言いながら楽しげにあれこれ考えている風な先輩の顔は救いになった。

そして奇跡的にそのやりとりだけで通じ合えたのだ。

また先輩と一緒に文房具屋で働くこと。
それ以外に夢なんてない。
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by mukei_font | 2010-10-25 23:05 | 文具屋日記 | Comments(2)

替芯相談室〜SXR篇〜。

プライベートで消耗し、もはや立ち上がれないほどに疲れた日曜日。
そんな小生を、コメント欄に書き込まれたたった一つの質問が不死鳥のように甦らせるのだった。

SXR-5を生かすボディ…
安くて平凡なもの…

はじめまして、こならさん。
小生の独断で、こちらの記事に取り上げさせていただくことをおゆるしくださいね。

というわけで、SXR-5を生かすボディである。
猫町オンステージである。

結論から先に言えば、単色のジェットストリームの替芯であるSXR-5、SXR-7、SXR-10(以下まとめてSXRと表記)は、ノック式の単色ゲルインクボールペンの替芯と概ね互換性がある。

たとえばノック式単色シグノの替芯UMR-83、UMR-85N、UMR-87、UMR-80(三菱)。
あるいはノック式単色サラサの替芯JF-0.4、JF-0.5、JF-0.7、JF-1.0(ZEBRA)。
あるいはノック式単色ハイブリッドの替芯KFRS、KFR、およびノック式単色ハイブリッドテクニカの替芯KFRN(ぺんてる)。
なお、ぺんてるのエナージェルはノック式もキャップ式も芯は共通であり、したがってLR芯もSXRと互換性がある。

以上は、完全な互換性。
つまり、ジェットストリームの本体にこれらのゲル芯を入れても使えるし、ゲルの本体(ノック式シグノやサラサ、エナージェル等)にSXRを入れても使えるというわけ。

なので、こならさんがもし、ジェットストリームのもともとの軸よりも、ノック式シグノや、サラサがデザイン的にましだと感じるのであれば、ぜひこれらの軸に入れてみてはと思います。

ちなみに以前同じことを考えた小生が行き着いたのはこの人。
小生の場合は、ジェットストリームの軸のデザインを愛しているから(0.5の青のみ)切実ではなかったが、SXRの青芯を使いたいときにマイジェットストリームと区別する必要があり、軸探しをするに至った。
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ノック式シグノのちょっといいバージョン、シグノ207シリーズ。
クリップ部分と口金が金属で、全体的にちょっとおしゃれ。
グリップはどんくさいが、クリアな色と白のバランスがきれい(と小生は思った)。
f0220714_20425679.jpg

どちらかというと下の青い人の方が好みでこちらをまずSXR-5の青芯用としたが、いずれSXR-5を量産するときは上の青い人にも頑張ってもらうつもり。

軸のデザインは本当に好みで、他人からすれば「結局みんな安物やし似たり寄ったりやん」というようなことも、本人にとっては案外「あ、こっちのほうがいいかも」となることがあったりする。

なお、以下は「SXRを入れることはできるが、ジェットストリームには入らない人たち」。
水性ローラーボールの替芯は軒並みこれにあたる。

たとえば三菱のUBR-300。
たとえばOHTOのC-305。

なので、キャップ式でもよいから何か良いボディを、ということになれば、OHTOのC-305系が入っている軸を当たればOK。

同様に、舶来筆記具でもOHTOのC-305と同型の水性ローラーボール芯が入る軸であれば、SXRが入るということになり、こちらもキャップ式にはなるが見栄えの良い軸の可能性は広がる。

なお、PILOTのノック式ゲル(GノックおよびG-2)の替芯LG2RFに関しては、ノック式シグノやサラサと先端の形状が少し異なっており(むしろ水性ローラーボールと同型)、Gノックの中にSXRを入れることはできるが、ジェットストリームの中にLG2RFを入れることはできない。

ここまでをざっくりまとめると、SXRはノック式ゲルのボディを中心に、割と何にでも入れられるということができる。
逆にジェットストリームの軸を生かすほうが、若干入らない芯があると考えたほうがよいだろう。

SXRが唯一(じゃないかもしれないが)入らない国産のノック式ゲルはサクラのボールサイン。
ノック式ボールサインの替芯RGBは芯の径が細く、したがって軸の穴も細く、SXRは入らない。
逆は大丈夫。
ジェットストリームの中にRGBは入れられる。

が、SXRをノック式ボールサインに入れて使いたいという人間がいるだろうか。
あのノック式ボールサインを一度でもノックしたことがある人は小生の意見に賛同してくれることだろう。
あのガキッというノック。
え、壊れた?と焦る無理無理な感じのノック。
あれはある意味すごいです…

そう。
そもそも小生がこんなに替芯の互換性に夢中になったきっかけはノック式のボールサインだったのだ。
サクラのゲルインクの質には定評があり、ボールサインシリーズのカラーの発色も素晴らしく、ぜひ定番のノック式ボールサインも使ってみなければと買ったのが2年前。

確かにインクの質は素晴らしい。
でも…ノックが病気。
今の時代にこれは…

で、深夜に分解、思いつきでジェットストリームの中に入れてみてノックできた瞬間…

カタログにも書かれていない互換性があることに気づいたのだった。

そしてそれ以降、暇があれば店のカウンタで筆記具を分解。
一つ一つ実験して、その結果をノートに書き出して行った。
今は全部暗記しているが、当時は手探り。
仕事用のノートに「替芯研究所」とあるのが微笑ましい。
08/12/20の日付。
ちょうど年賀状を書きながらあれこれ実験したことを思い出す。

と、ここまで書いて来たが、こんなこと、本当は某巨大掲示板にさくっとまとめてあるんですよね。
知ってるんです。
でも、ここは一応小生のブログだから、そして誰よりもSXRが好きだから書きました。

こならさん、すでに知っていることばかりだったらごめんなさい。
当方、芯の改造は得意じゃなくて、要改造系なら本当に力になれないと思います。

それから、安くて平凡なもの、とのことだったのであえて触れませんでしたが、もし¥2500くらいまでなら出してもよいということであれば、ノック式のゲル芯が入っている三菱のアレッシィシリーズなどはいかがでしょう。

好きな芯があって、素敵な軸を探すこと。
おそらく小生が一番好きなお問い合わせ。
しかも安くて平凡なものの中からと来たら。

単に青芯を黒芯に入れ替えるというシンプルなカスタマイズだけで、どんなペンもかなわないほど小生を魅了し、夢中にさせ続けるマイジェットストリームのように、ありがちな軸にありがちな芯を入れることでも奇跡は起きる。

ZEBRAのシャーボxは何万通りという可能性を謳うけれど、シャーボxに限らず、世の中はつまりそういう可能性に満ちているのだと、小生は強く信じます。
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by mukei_font | 2010-10-24 21:53 | 替芯 | Comments(9)

文房具刑事のつぶやき。

さりげなく体調が絶不調なので、与太話を少しばかりして今夜は休むことにしよう。

常々思うことだが、小生の最大の欠点はすぐに心身に不調をきたすところである。
これがブログではなく実店舗だったら、しょっちゅう「店主療養中」の看板を出さねばならないところだ。
今朝の誤解もあながち間違ってはいない。

さて、先日より始まったテレビ朝日のドラマ『相棒9』。
数年前よりファンで、うきうきしながら今回も見たが、ああいう刑事ものドラマって、登場する小道具の文房具をガン見するという楽しみがありますよね。

今回は被害者の書斎の机の上にシェーファーのインク瓶を発見。
万年筆もちらと映ったが、こちらはすぐには分からず。
確かシルバーのシンプルな万年筆だったなと思い、翌日ペンカタログで調べてみたが、そんなに高価なのは載っていなかった。
廃番商品かしらん。

まあ作家だから、「愛用の万年筆」というのが重要なのであって、いくら豪華な家に住んでいても万年筆まで高価とは限らない。
でも、今回はまったく本筋に万年筆は関係なさそうだったから、ここはあの豪華なセットに合わせてモンブランかデルタあたりでよかったのではないか。
余計なお世話か。

そんなことを考えるのが楽しいのだ。

さて、刑事ドラマを見ていてもっとも時代の流れを感じるのはメモ帳である。
聞き込み捜査をする際に刑事がメモする帳面。

昔は皆黒い手帳を使っていたように思ったが、最近はおしなべてロディアである。
メモを情報のキャッチにのみ使用し、そのあとの整理や閲覧、検索などにはPCを使うのであれば、メモ帳に「帳面」としての機能は必要なくなる。
なるほどな、と思うのであった。

しかし、昔の刑事ドラマで使われていたいわゆる黒い手帳。
あれ、まだちゃんと売ってるんです。
ダイゴーやナカバヤシが作ってるんです。

文房具屋で働き始めて、初めてあの手帳を見たとき、これか!と思ったものである。
ドラマの中で刑事が使っている手帳がいわゆる「ダイアリー」だと思っていた小生は、いつも(1月に大きい事件が起こったらその事件だけで3月くらいまでページ使ってまうやん。その頃また別の事件が起きたらどうなるんやろ。書くとこないやん)と思いながらドラマを見ていたものだ。

ダイアリーと同じ外見のメモ帳がある。
そんなこと知らなかったのだ。

それにしてもずいぶん幼い頃からそんなところばかり見ながら育ってきたようだ。
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by mukei_font | 2010-10-23 23:07 | 文房具与太話 | Comments(2)

六階、いや誤解です。

わが文具店の中には別の店が入っており、普段はほとんど話すことのないその店のスタッフと今朝話す機会があった。

どこに住んでいるのか、といった他愛のない軽い世間話だったが、その際に明らかになった驚愕の事実をやはり記録に残しておこうと思う。

その人たちによると、猫町という人は既婚者である。
が、体が弱く、子どもを産めないため、暇つぶしに文具店でアルバイトをしている。
なお、意外と気さくで話しやすい。

誰ですかその薄幸そうな人は…

とりあえず暇つぶしでこんなにギラついている人はいません。
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by mukei_font | 2010-10-23 13:52 | 手のひらより愛をこめて | Comments(0)

KKベストセラーズ・すごい文房具・¥630(定価)。

文房具の先輩からその存在を教えてもらい、買わなければと思いながら働いていたら、休憩室にぽんとおいてあった、KKベストセラーズの「すごい文房具」(CIRCUS11月号増刊)。
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先を越されたのが悔しくて、昨日はあえて見なかった。
自分で買ってから読むんじゃ。

仕事終わりに書店を巡り、あきらめかけた最後の書店で閉店間際にやっと発見。
こんな素晴らしい雑誌なのに平積みじゃないんや。
それとも飛ぶように売れたあとなのか。

文房具のムックではエイ出版の「STATIONERY MAGAZINE」や「趣味の文具箱」、「NOTE&DIARY」などが有名だが、この雑誌「すごい文房具」はそれらとはまったく違った切り口。
とにかく楽しい。

もちろん同じような文房具がチョイスされているのだが、楽しんで編集している感じがびしびし伝わって来て、見慣れた文房具もきらきらして見える。
しかも内容はかなりマニアック。
その深さと楽しさの共存は文房具の可能性をこれ以上なく感じさせるものだ。

やはり何事もセンスか。
あまりにも素敵な雑誌すぎて、ひとしきり感激した後、センスのない小生はすっかりへこんでしまった(素晴らしいものに出会うといつもそうだ)。

とにかく百聞は一見に如かず。
文房具マニアで入手がまだの方は女房を質に入れてでもぜひ購入を。
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by mukei_font | 2010-10-22 09:08 | 本日のお買い上げ | Comments(2)

ミドリ・MDノートヌメ革カバー(補足)。

MDノートヌメ革カバーの話をもう少しだけ。

ついついヌメ革の素晴らしさに夢中になってしまったが、このカバーに合いそうな手帳ははたしてあるのだろうか。
そもそもが「いつも使っている手帳にいいカバーをかけて見栄えのいい相棒に」という話だったはず。

そこでMDノートを片手に手帳売り場を徘徊。
さぼっているのではない。
実際にありそうな問い合わせのシミュレーションだ(脳内問い合わせ)。

あれこれ吟味した結果、A5サイズならいろいろありそうな感じ。
ただしA5サイズのダイアリーの多くは、それぞれがまさかリフィルとして使われるとは夢にも思っていない素敵な外見をしており、これを買った端から裸にしてしまうのはちょっともったいないような気がしなくもない。

あとは文庫サイズ。
こちらもいろいろありそう。
実際ネットで検索してみると、すでにいろいろ試されている方の体験記がちらほら。
新書サイズも探せばあるのかしらん。

しかしまばゆい…
手帳を使いこなせる人の何という頼もしさ。
使いこなせるという前提があれば、手帳選びってなんて楽しいんだろうと思う。
無罫のノートと戯れるのが関の山の小生の出る幕なし。

あーでもあきらめずに何か使ってみようかな…
もうしばらく葛藤してみます。

今ふと思ったが、ヌメ革カバー使いたさに手帳を探し回るというのも本末転倒で(自分で言い出しておきながら…)、やはりここはミドリにMDダイアリーのバージョンを増やしていただくというのはどうだろう。

希望は週間ホリゾンタルレフト式。
左ページに月曜日から日曜日までが並び、右ページがメモになっているやつ。
もちろん右ページは「完全な無罫」でお願いいたします。
もうここは絶対に(ハアハア)。
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by mukei_font | 2010-10-22 00:39 | ノート | Comments(4)

ミドリ・MDノートヌメ革カバー(後篇)。

昨日の続きで、MDノートヌメ革カバーの話。

置いているところをなかなか見ないこのミドリの高級ノートカバー。
もちろん伊東屋のような有名店とか、地方の有名文具店とか、あるいはこだわりの文具店とか、そういうところにはきっとあるのだろうとは思うが、普通の文具屋ではちょっと難しい、そんな商品。

で、そんな商品がなぜかわが店にある。

MDノートヌメ革カバーはこんな箱に入っているのだが、
f0220714_8373637.jpg

あるとき、この箱をバックヤードで見つけた。

!

顔色をなくした。
MDノートさえやっと売れ始めたかというときで、サンプルも1冊しか仕上がっておらず、さらにこのときにはまだLIFEのホワイトヴィンテージシリーズのサンプルも書いておらず、したがってそちらはまだ1冊も売れておらず、高級ノートの普及に文字通り苦戦している真っ最中だった。
それなのにこんなハイグレードな商品が。

「これも置くんですか」と思わず店長にとがめるような口調で質問。
店長の話によれば、どこかの文具屋か見本市かで実物を見て、どうしても置きたくなったらしい。
が、売り方についてはまったく何も考えておらず、とりあえずサンプルがないとどうにもならないのではと猫町が詰め寄り、あたふたと店長自らが財布を開いたのだった。

周りのスタッフは価格を知らず、あまり興味がなさそうだったが、価格と実物を知っている小生はさらなるプレッシャーでつぶれそうに。
あの、箱から出したばかりのヌメ革の白さ。
あれをサンプルに出すというドキドキは、それが店長のお金であろうが会社のお金であろうが関係のないドキドキだ。
それくらいの高級感と特別感がこのカバーにはある。

さらにつらかったのは、この高級なカバーに小生のPOPを貼付けなければならなかったこと。
カバーの魅力大半減。
が、それは同時に防犯対策でもあるのだ。
何も付けないと確実に悪い人に持って行かれてしまう。

小生のサンプルでさえ盗まれるご時世。
サンプルならどうせただなんでしょ、と考えるばかものがいるのが悲しい現実。
そういう悪い人もくじけそうになるくらいにばっちりと、ヌメ革カバー用のPOPを貼付けさせていただきました。

もう身を切られるようなつらさ。
だって自分のヌメ革カバーなんて、飴色に変化させるのが嫌で、毎回毎回不織布のカバーに入れてしまいこむくらいに大事に大事にしているのだから。
それくらいにきれいなヌメ革なのだから。
そんなヌメ革に強力両面テープなどと。

でも、そんなかいあって、ヌメ革カバーはまださすがに売れないにせよ、MDノートの売上は好調。
「いつかこのヌメ革カバーを使いたいから、小さめのノートをまず使ってみます」とおっしゃったお客さんも。
ぜひぜひよろしくお願いいたします。

さて、MDノートヌメ革カバーについての詳細は、ぜひリンク先を見ていただくとして(写真の美しさが圧倒的。時間の経過とともに変化する革の色などもとてもよく分かります)、最後に小生のマイヌメ革カバーをもう一度。

あんなにガードしまくったのに、やはりふちのあたりから色が変わってきてしまった。
f0220714_9202780.jpg

いや、分かってるんです。
革ってそういうものですよね。
それが味なんですよね。
分かってるんです。

でも…

もう死守したくなるような無垢な美しさがあるのだ。
箱から取り出した瞬間のあの神々しい輝きには。

かくなる上はつやつやを目指します。
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by mukei_font | 2010-10-21 09:25 | ノート | Comments(0)

ミドリ・MDノートヌメ革カバー(前篇)。

日に日に手帳を探しに来られるお客さんが増えているのを感じる。
そして店もばたばたと忙しくなってきた。
この店に来てまだ一年たたない小生は、当然のことながらこの店の年末を知らない。
いったいどんな感じの忙しさが待っているのだろう。

さて、入り口付近のいい場所に置いている関係で、手帳を探しに来られたお客さんの多くは高確率でミドリのトラベラーズノートを手にする。
あれを手に取る瞬間の心理って、きっと革の魅力によるものが大きいんだろうな。

いいものを探したいという気持ちが底にあり、パッと良さげな革の手帳らしきが目に入る。
おそらくトラベラーズノートのことなど知らないが、「革製品はいいものだ」「時間をかけるとどんどんよくなっていくらしい」という一般的な前提はあって、とりあえず手に取ってみたくなる。
手に取ると、なるほど、なかなか、と思うが、やはり値段はそれなりにしてしまう。
うーむ…

トラベラーズノートが大好きで、常時それを推したい小生としても、トラベラーズノートがかなり個性的なノートであるのは認めるところだ。
うーむ…となってしまうのも分かる。

ちょっと上級者っぽいというか、もちろん趣味のパーソナルなノートだとゆっくり仲良くなっていけばいいのだが、手帳となると即戦力を求めたくなるもの。
いきなり相棒になってもらわないと困るのだ。
そういう不安や違和感はあるかなと思うし、とても分かる気がする。

そこでおすすめなのがMDノートヌメ革カバー
ご存じミドリのMDノートのカバーなのだが、ただのカバーではありません。
ものすごくいい革のカバーです。

詳細は上記にリンクしたサイトでガン見していただくとして、これは本当に素晴らしいのにあまり知られていない商品ではないかと思う。
小生はたまたま前職場でミドリの人からもらったチラシで知っていたが、こんな高価な商品を仕入れる余裕などなかった前職場。

もちろん小生や先輩のようなマニアはキャッキャ騒ぎ、ハアハア興奮し、結局どうにもこうにも我慢できずに辞める前に二人とも個人的に取り寄せて買ってしまったが(小生は文庫サイズ、先輩はA5サイズ)、おそらく他のスタッフはその存在さえ知らなかったのではないか。

すべての文具店で似たようなことが起こっていたのかどうかはさておき、あのヌメ革カバーを置いている店を大阪では見たことがない。
もちろん大阪中の文房具屋をめぐっているわけではないから、案外あるところにはあるのかもしれないが、小生は見たことがない。

ミドリの人間も、あのヌメ革カバーだけはサンプルを提供できない関係で、どの店舗でも実物を見ることができずに申し訳なく思っている、みたいに言っていた。
サンプルどころか新品を在庫としてかかえている店さえ知らないというか、あれを店頭で置いている店って…?

あんなに高いのに実物も見せずに買わそうとするのもすごいが、実物も見ずに買ってしまう強者(小生&先輩)もいるわけで、実際客注にもなった。
客注になったお客さんもネットで知ったと話していた気がする。
きっとMDノートファンで、ミドリのHPなどをのぞいていたのではないか。

しかし。
こんなことを言っても信じてもらえないかもしれないけれど、あれは素晴らしいです。
間違いなく。
絶対に後悔しない。
賭けに出てもいい、間違いのない商品です。

小生がどうしてこのヌメ革カバーを推すかというと、いい革の手帳を探しているお客さんにこのカバーも候補に加えていただきたいからである。
別に中にMDダイアリーを入れろというのではない。

もちろんサイズ的にはそれがぴったりなんだろうけど、あるいはA6サイズ、あるいは新書サイズ、あるいはA5サイズにつくられた似たような厚みの手帳ならばカバーを外して裸の状態にしてしまえば入るのではないか。
いかんせんヌメ革カバーが高いので慎重に中身のサイズは検討しなくてはいけないが。

トラベラーズノートは革がよくて値段はお手頃でも、ノートのサイズや強度、雰囲気等ちょっと敷居の高い上級者なにおいがするが、このヌメ革カバーは手帳にありがちなサイズ展開。
中身をいつも使っている手帳にしてしまえば見栄えのいい相棒の出来上がりというわけだ。
いや、繰り返しになるが、中身のサイズは慎重に検討しなくてはいけないと思う。

そんな素晴らしいヌメ革カバーを、なんとわが店でサンプルに出しているというからびっくりである。
いやー大阪でここだけちゃいまっか。

後半に続く…
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上記リンクのサイトにこれ以上ないくらいきれいな写真があるのだけど、とりあえずマイMDノートヌメ革カバー。
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by mukei_font | 2010-10-20 09:25 | ノート | Comments(4)

三菱・ポスカ。

小生が三菱のジェットストリームについて熱く語れるくらいに、ポスカについて熱く語れる人がいるとすれば、その人はきっと「本当のPOP」を書くことができる人だ。

本当のPOP。
独特のPOP書体で、カラフルに、もこもこと数字や文字が書かれたあれ。
ドラッグストアなどの店頭でしばしば見かけるあれ。

POPについて調べるとPOPの範囲は実に広く、手書きしないものも含めるほどだが、やはりPOPの王道は「でかくてカラフルで立体的でうるうるした文字で書かれたあれ」という気がする。

すみません。
あれ書けないんです。

POPというものをしばしばまかされるが、それは普段書く文字がPOP文字を連想させるから書けるのではないかと思われるだけで、けっしてああいう特殊な文字が書けるわけではない。
むしろ字は大きくなればなるほどぼろが出て、ああ、小生のベスト文字はせいぜい4-5ミリ四方だなと思い知るのであった。

が、そうも言っておれず、日々ちょっとしたPOPを頼まれる。
読みやすければいいか、と開き直り、観念して三菱のポスカを手にする(丸芯限定)。

ポスカはかなり苦手。
不透明インクで発色もいいから、うまく書けるとテンションが上がるが、なんていうか、書き出しにパッとインクが散ることがあり、赤色だとまんま血しぶき。
最後の最後でこうなると、相当がっくりくるわけで、やはり使い慣れていない筆記具というものは怖い。

ちなみに小生のお気に入りの組み合わせは、紺色の画用紙に白字で書くPOP。
白字はボールペンでもそうだが、何割増しかで字がかわいく見える気がする。
なので、親しい人への手紙には紺色の封筒を選び、白色のインクで宛名を書くことが多い。
白色のインクのボールペンだと、シグノの1.0がおすすめです。

字を書くだけのこういうPOPは数分で完成してしまう。
自分の言葉に思いを込めながら書く、いつもの猫町POPと区別するために、こういうPOPには猫のシールは貼らないのだ。
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by mukei_font | 2010-10-19 08:46 | その他筆記具 | Comments(0)

文具マニアの師匠を訪ねて。

土曜日は先輩の家に遊びに行った。
このブログにもしばしば登場する「前の職場の先輩」。
小生の文房具の師匠。
小生が今こうしてここであれこれ文房具について語ることができるのも、全部先輩のおかげなのだ。

文房具の知識、文房具を見る確かな目、そして文房具への愛。
すべてにおいて一流で素晴らしい、そんな人。
そして文房具の話だけじゃなく、いろんな話を聞いて笑ってくれる、素敵な人。
一番尊敬できる、大好きな人。

先輩の家は際限なく散らかっている小生の部屋とは大違いで、旅館か、というくらいに広く、モノがなかった。
だだっ広いリビングは半分が床、半分が畳で、床部分には文字通り何一つモノがなく(ただただ黒光りする床)、畳部分(10畳)の約3分の1にちょこっと家具らしきがあるのみ。
ごちゃごちゃしたものはすべて小部屋にぎゅっと押し込まれており、文房具もここにぎゅぎゅっと。
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什器にみっしりと並ぶ筆記具。
筆記具の新商品が出るたびに余さず全部買っていた先輩を思い出す。
小生もゆず茶の瓶に立てるのをやめて(ごろごろある)、捨てられそうな什器をもらってこよう。
デスク周りのごちゃごちゃした小物類も、こうしたラックがあればきちんと収納できるんだなと実感。
それなりの投資をすればこんなにもきれいに片付くのだ。

そして本棚には文房具関係の本がずらり。
やはりマニアの通る道は同じなのか。
似たような本が小生の部屋にも。
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ただし先輩の方が徹底的。
小生はその本や作者の何かが気に入らないと(なんとなく上から目線でムカつくとか、内容ぺらぺらやんとか)、苛としてその本を買わないことが多いが、先輩は余さずがばっと知識を吸収するタイプのようだ。
そこが一流との差かと痛感。

写真は撮るのをよしたが、先輩の真骨頂、紙製品類が並べられた棚は重みで棚板がしなっていた。
…気をつけてください。

それにしても相変わらずオーバーオールでとことこ待ち合わせにやって来た先輩。
胸元にビクーニャを差していたのがかわいかったです。
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by mukei_font | 2010-10-18 08:45 | わたくしごと | Comments(0)