猫町フミヲの文房具日記
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サンスター・クリップピクトメ。

おもしろい形をしたゼムクリップ、というのが各社から出ていて、こうしたちょっとした商品はレジ周りで売られることが多い。

今、レジ周りで販売しているのがサンスターのクリップピクトメクリップピクトメ2
ピクトグラムをゼムクリップにしたもので、まあ、かわいくないこともないが、いつどうやって使うんだろう…

そんな風に日々眺めながら働いていた昨日、初歩的な伝言ミスで上司とそのお客さんに迷惑をかけてしまうという大失態。
野球選手ならベースの踏み忘れとか、なんかそれくらい初歩的なことだ。
恥ずかしい。
ありえない。
こと事務作業となると完璧を誇る(自分比)猫町としたことが。

その上司への詫びのメモをなんとしようと思案していた時に目に留まったのが、これ。
f0220714_8484045.jpg

いわゆる「orz」というやつで、商品名は「土下座」。
そうか、こういうときに使うのか!
なある!

使いませんでした。
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by mukei_font | 2010-10-09 08:58 | おもしろ文具 | Comments(0)

手帳のダイゴー。

手帳のことについて書くと宣言したものの、はてどうしたものか。

というのも、小生実は手帳が大の苦手である。
文具店員としてではなく、ユーザーとして。

文具店員としてなら、もうそれこそ血眼になってお客さんの求めている手帳を一緒に探すし、カタログも舐め回すように見るし、他店の品揃えもチェックするし、ビジネス系からファンシー系まで興味津々丸であるが、実際に自分が使うとなると話は別。

もうとっくに気づいていたことだが、小生手帳を使いこなせません。

あれはいつの頃だったか…(遠い目)
筑摩の文庫手帳を使っていた頃だったから、2000年代前半だろうか…(遠い遠い目)
手帳の後半がほぼ真っ白のまま一年が終わっていくことにはたと気づいたのである。

手帳いらんやん…

そこで方針を変え、いわゆるブロック式のカレンダーだけが12ヶ月分ついたマンスリータイプの手帳を使い始めたのだったが…

それでもやはり後半がほぼ真っ白のまま一年が終わっていくのだった(だいたい5月で飽きるようだ)。

予定なんてないんですもの。
左手の甲に油性ボールペンで書いたメモで事足りる程度の日々なんですもの。
それじゃあ代わりに携帯電話のスケジュール機能を駆使しているのかと言えば大間違いで、あれを手にしたのはここ数年のこと、しかもいまだに人差し指でしか打てず、機能もメールとアラームくらいしか使えないという…

繰り返すが予定なんてないのだ。

それでもまったく手帳がないのも…と思い、後半真っ白になっても悔やまない程度の安価な手帳を毎年買い続けているのだが、さらなる落とし穴が。

ぺらぺらすぎてなくす。

小生の部屋はいつもいい感じに散らかっており、ぺらぺらのマンスリーの手帳などすぐにどこかに消えてしまう。
もともと予定もなく使うこともないから探す必要もなく、ときどきちらっちらっといろんなところから顔を出し、あ、そんなとこにおったんや、と思うが、やはり使うこともないのでそのまま一年を終えてしまう。
そら中身真っ白やで。

こんな小生なので、手帳の季節は複雑な気分だ。

新たな手帳を熱心に選ぶお客さん。
毎年使うものを決めていて、来年の一冊を無事に手にし、安堵して去って行くお客さん。
まぶしい。
小生はただただ途方にくれているだけなのに。
普段はあんなに熱心にノートノートと言っているくせに、この取り残され感はなんだ。

こんなことを打ち明けると、ほぼ全員に意外がられる。
ちまちまときれいに完璧に手帳を使いこなしているイメージらしい。
残念でした。

こんな小生だが、まあ紙製品が好きなのは紛れもない事実。
ノートの形状をしているものがしこたま店頭に並ぶこの時期は、自分はもうあかんと分かっていても、わくわくする。
わくわくどころか、ハアハアする。

高橋や能率のビジネス手帳の手堅いラインナップも頼もしけりゃ、ミドリやレイメイやユナイテッドビーズのおしゃれ路線も一応チェックしておかねばという気持ちにさせる。

そんな中、手帳とは赤い糸がまったくつながっていないことがかくも判然としている小生の胸をなおも熱くさせる手帳メーカーがある。
ダイゴーだ。

ダイゴーと聞いてピンと来ない人も、ダイゴーのHPの各ブランド解説の中の、「Appoint - アポイント」などを見ると、ああ、これかと思うかもしれない。
もっとも店頭販売時はこれに品番がでかでかとプリントされたPPのカバーがかかっているので、少々印象が違うかもしれないが、とにかくよく目にするちょっぴりおじさんくさいアレ。

このダイゴー。
確かに今までは品質は抜群だが、少々あか抜けないところがありました。
それは先ほども述べた「品番でかでかPPカバー」しかり。
いや、商品がきれいな状態のままお客さんに買っていただけるのは素敵なことだと思うのだけど、あのカバーのせいでカバーを取れば結構かわゆい表紙が、「どえーダイゴーでえーす」みたいな感じになってしまっていたのがかなりせつなかった。

が、それも昔の話。
去年登場した「CONNECT GRAPHIC - コネクトグラフィック」の洗練されたデザインは、デルフォニクスやマークスなどのスタイリッシュ系のダイアリーに勝るとも劣らぬかっこよさ(各ブランド解説参照)。
デザインだけじゃなく品質も抜群なことを知っているのでこちらも堂々と展開できたし、売れ行きもよかった。

余談だが、先日ダイアリーの問い合わせでダイゴーに電話したとき、コネクトグラフィックの話になった。
たぶん知らないだろうな…という感じで「コネクトグラフィックってのがあるんですがー」と電話の女性が言うので「あのむちゃくちゃかっこいいやつですよね」と言うと、「あ、ありがとうございます!」と言われてしまった。
いや、お世辞とかじゃないです…

さらに今年は女性向けのカジュアル路線「Lacicu - ラシク」が早速高評価(各ブランド解説参照)。
これまでのニューアポイントシリーズの多くを廃番にしてまで立ち上げた新ブランドで、従来のダイアリーのリピーターからは残念がる声も出ているが、それでも新しいこのシリーズについて来てほしい、という背筋のぴんとのびたすがすがしい感じが商品全体から伝わって来る。
応援したくなる。
そしてそこにはもはや、「どえーダイゴーでえーす」なあか抜けなさは見当たらない。

ダイゴーは歴史ある手帳メーカーで、紙も綴じも一流、ただデザインや売り方に不器用なところがあった。
が、去年くらいからデザイン面がブレイクし、もはや怖いものなしになりつつあるのではないかと思う。

小生などが熱くならなくてももう十分素敵なメーカ−だが、手帳を遠巻きで見るしかないような人間にも十分その心意気は伝わって来るのだ(今もネットで見て、やめとけ、と思うのに懲りずにまた欲しなっとん…コネクトグラフィック置いてる店見に行くぞ…ハアハア)。
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by mukei_font | 2010-10-09 01:06 | 手帳・日記・家計簿 | Comments(0)

予告。

あーあー…(時計を見ながら)

今夜はダイアリーのことについて書ければと思います。
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by mukei_font | 2010-10-08 08:11 | わたくしごと | Comments(0)

お詫び。

でたらめな生活をリセットすべく、今宵は早々に休ませていただきます。
コメントへのお返事が遅れがちで申し訳ありません。
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by mukei_font | 2010-10-07 23:40 | わたくしごと | Comments(0)

万年筆、替芯、トラベラーズノート。

問屋やメーカーの都合に振り回された一日。
われわれが悪くなくても、最終的にお客さんと向き合うのはわれわれ。
単に詫びるのではなく、何か他に良い提案があるのではないかとかけずり回り、その結果、どの案件もうまくおさまった。
おかげで他の仕事はほとんど何もできず。
抜け殻のようになってレジに立ち尽くすのみ

そんな踏んだり蹴ったりの一日にもちゃんといいことがあるんです。

いいことその1。
買い物のついでに急に万年筆が見てみたくなったお客さんとの素敵万年筆トーーーク。

試し書きの感じからもうずいぶん万年筆に慣れておられる印象。
聞けば舶来ものを中心にかなりあれこれ使っておられるが、国産は未開拓とか。
PILOTとセーラーを試し、セーラーのプロフェッショナルギアスリムM(小生の独断で置いております)の書き心地が相当お気に召したようだったが、なんかもっとこう軸がどっしりと大きいものを探しておられたようで…

万年筆の品揃えが赤ちゃん並みの当店にはそんな素敵なんありません…
キングプロフィットとかがあればよかったんですけど…
だけど、まったく期待していなかったのに万年筆の話がいろいろできたことでお客さんは楽しかったみたい。
トークだけならいつでも大歓迎☆

いいことその2。
ジェットストリーム4+1の替芯SXR-80-05を買いに来られたデキるビジネスマン風の若者。
はいはい、と用意していると、シャーボxを胸元から取り出し中を開けて4C芯をつまみ出し、
「本当はこの芯(4C芯)でこれ(SXR-80-05)みたいななめらかさのんが欲しいんですよ」

キターーージェットストリーム4C芯化希望ーーー
ほらほら三菱の人!
こんな感じで言われるんですよ!
ってこんなとこ見てないでしょうけど。

で、その4C芯をよく見ると、PILOTのBRF-8EF。
なるほど細字派かあ。
ZEBRAのインクよりはPILOTを選んでみたものの、SXR-80-05ほどのなめらかさはなかったといったところか…
とりあえず、ジェットストリームの4C芯は今はまだないことを説明し、ちょっと感じが違うかもしれないが、最後の選択肢としてシャーボxのゲル芯をすすめることに。
インクがすぐになくなることも合わせて説明。

でも…ジェットストリームの0.5はゲルの0.3から0.4くらいの筆記感。
シャーボxのゲル芯は0.4までしかないから…やっぱりジェットストリーム0.5のほうが細くて書きやすく感じるだろうなあ。
インクの乾きも気にしなくていいし。
まったく、なんて優秀なんだジェットストリーム0.5は!
そしてなんで4C芯化しないんださっさと!
三菱の人!
(今思ったが、晴れて4C芯化して、でもそれが0.7だけだったら絶対に絶対に絶対に許さん…)

と、ここまで書いて、なんか似たような接客したなあと以前の日記を読み返すと…
同じお客さんやった…(案外深い4C芯の世界。参照)
PILOTのBRF-8EFが入っていた…って売って入れたんワシやがな。
そうかそうかあのときは0.5はPILOTしか置いてなかったんや。

そして替芯を買いに来たジェットストリーム4+1の本体を売ったのもワシ…
ああ、この、「ふむふむと納得し、結局は両方買ってくださったが、エンジン全開のジェットストリームの0.5を体験してしまうと、ジェットストリームの4C芯があればときっと思うことだろう」ってとこ。
まんまそのとおりになりました。
ブログに書いておくもんですなあ…

でも2回とも一番マニアックな店員に当たったそのお客さん…
(´_ゝ`)…
今度来られた時にはジェットストリームの4C芯が出ているといいなあ。
三菱の人、よろしくお願いいたします。

そしていいことその3。
ついについに…我がトラベラーズノートが売れましたーーー
それもスタンダードサイズ、パスポートサイズ同時にーーー
小一時間吟味して、買って行かれましたーーー

LIFEのホワイトヴィンテージ同様、今まではまったく売れていなかったかわいそうなトラベラーズノート。
なのにダイアリーまで入って来て、売り場だけは充実しまくり、せつなさに拍車がかかっていたところだった。
よかった。
選んでもらえて本当によかった。

いい革のカバーがついているとはいえ、冷静になると¥3000以上もするトラベラーズノート。
そりゃさくさくとは売れません。
が、じっくり何度も足を運んで、買おうかな、やっぱり別のにしようかな、と迷って悩んで、自分のお財布と相談して、それでもまたやって来て買ってくださる人はいる。
なぜなら、トラベラーズノートの持つ高級感や特別感は代替えのきかないものだからだ。

ああ、この感じ、書店員時代に専門書を売っていたときの気持ちに似ているな。
安いベストセラーを10冊売るより、誰が読むん、みたいな専門書を1冊売る喜びがあった。

トラベラーズノートそのものの魅力がほとんどとはいえ、サンプルを書いたかいもありました。
かなり両サンプルを吟味しておられたので(スタンダードサイズのサンプルは昔のだけど)。
内容はともかく、実際に筆記具で書いてみたうえで紙質について言及している点は、どこのサンプルにも負けない自信があります。

明日も頑張ろっと。
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by mukei_font | 2010-10-07 03:22 | 文具屋日記 | Comments(0)

PILOT・アクロボール3。

仕事耕具:なめらか油性インキでグリグリ書ける——パイロットの3色ボールペン「アクロボール3」

気がつけば10月。
替芯と戯れたり、シャープ芯について妄想したり、サンプルを作ったり、POPを書いたり、愛用のペンをなくしたり、復活させたりしているうちにPILOTの展示会からはや一ヶ月。
三菱の展示会にいたっては8月の話。

いろんな楽しい話があるのになかなかうまくまとめられず、もたもたしているうちにそのときはまだ小生をはじめほんの一部の人間しか知らなかったきらきらした新製品があっさり店頭に入荷してしまい、あーもー何やってんだろ…

でもえんや。
ぴちぴちの情報を売りにしたブログじゃないし(キリッ)。
じゃあ何が売りかと言われると困るけど。
近視眼的分析と妄想かなあ…
ちぇ…(川に向かって小石)

というわけで、PILOTのアクロボール3も店頭に入荷して来てしまいました。
アクロボール派の皆さん待望の3色ペン。
ちなみに芯はBKRFと互換性あり。
つまりDr.グリップ4+1の中にアクロボールを入れることができます(緑色の替芯がないので、その部分は適当に好きな色の芯を入れるなどして)。

さて、それではこのアクロボールについて以下に述べていきましょう。

アクロボール誕生は今から約2年前。
明らかに三菱のジェットストリームに対抗してPILOTが出した油性ボールペン。

余計なお世話だが、小生からするとこのアクロボール、かなりせつない系ボールペンだ。
なぜせつないのかというと、ジェットストリームに対抗できなかったから。
ではなぜ対抗できなかったのかというと、それには「戦略的な失敗」と、「品質的なインパクト不足」があげられるのではないかと勝手に分析している。

まず、「戦略的な失敗」から。
ちょっとこちらを見ていただきたいのだが、これが最初に出たアクロボールのラインナップ。
軸のデザインがどうのこうのという話は後述したいが、¥150の0.7が6種類、¥150の1.0が3種類、¥250の0.7が3種類、¥250の1.0が3種類…

多すぎです。

もう入荷したときから訳が分からず、え、なんでこれ高いん?ああ、クリップが金属やから?え、これ0.7と1.0があんの?あー…水色の軸とピンクの軸と黄色の軸は中は黒インクなんや…と理解するのも一苦労。

さらに、これが水性ボールペンのノック式、VボールRTと一緒に出たからさあ大変。
什器もアクロボール、VボールRT一体型で、いくら「油性ッ!」とか「水性ッ!」とか書いてあったもあかんて話。
ほんまこれ店員から見ても、ごっちゃごっちゃして相当分かりにくかったんです。
当然お客さんから見ても分かりにくかったはず。

そしてこういうごちゃごちゃで分かりづらい感じというのは、確実に店員のやる気をそぐもの。
分かりにくいからもり上がりようもないというか。
スタッフの中にはアンチジェットストリーム派もいるわけで、ここで「よっしゃアクロボール売ったる」となれば、もう少し違う展開もあったかもしれないのに。
が、そうなりにくい要素が最初からありすぎました。

そう考えるとぺんてるのビクーニャはすっきりしているなあ。
ペン先は0.7のみ。
軸の色は色とりどりあれど、赤軸の赤インクと青軸の青インク以外は全部中が黒インクだと思えば理解も速い。
むう、戦略会議で「PILOTのアクロボールみたいにならんようにしよう」という話が出たに違いない…

次に「品質的なインパクト不足」。
要するに、ジェットストリームほどなめらかではない、と判断されたということだと思う。

お客さんというのは残酷なもので、試し書きのにょろにょろの瞬間によほどピンとこなければインクそのものにはさほど食いつかない。
インクはまあどれも普通で、あとはデザインや持ちやすさやノックの感じやオプション(例えばクリップがしっかりはさめるようになっている等)で決めているようなところがある。

ジェットストリームが飛び抜けてすごいのは、このにょろにょろの段階でもうお客さんを納得させてしまう圧倒的ななめらかさがあるところ。
今年出たぺんてるのビクーニャが手強いのも、このにょろにょろのインパクトが強烈だからだ。

その点アクロボールは弱かった。
確かに従来の油性ボールペンに比べるとずいぶんなめらかだが、ジェットストリームほどではない。
なので、ジェットストリームがすべりすぎだと感じていたユーザーには支持されたが、ジェットストリームのなめらかさに魅せられたユーザーたちを惑わせるほど、ジェットストリームと人気を二分する存在にはなれなかった。

ところで、アクロボールの売りは2つあって、1つめは「アクロボールインキ」、2つめは「タイヤパターングリップ」である。
前者は「書き出しが良くなめらかに濃く書ける」インク。
これは前述のごとくであるが、一つだけ言わせてもらうと、書き出しはけっして良くはない。
むしろ一発目はたいていかすれてしまう。

このことについてどうしても言いたくて、展示会のとき、アクロボールのブースにいたお兄さんに聞いてみたのである。

「書き出しかすれますよね」

とストレートに。
お兄さんは一瞬絶句したが、苦笑いでうなずいてくれました。
あれは、インクをなめらかにしたぶん、とばとば出ないよう、乾きやすいインクになっているかららしい。
その乾いたインクがかたまって書き出しに少しかすれてしまうのではないかとのこと。
ならば、接着剤のフタをするときの要領で、書き終わり(一日の終わり)にきれいにぬぐえば、次(翌日)書いた時にはかすれないのだろうか?(これは想像だが)

まあ、なんにせよ、こういうインクの説明をしてくれるお兄さんは、インクのだめな部分についてもきちんと隠さず話してくれるので大好きだ。
こういう話を聞くと、小生がSXR-5の不器用なエンジンを愛でるように、アクロボールとも上手に付き合っている人がいるのだろうと思うし、いてほしいと思うのだった。

以上、アクロボールがいまいちでせつない理由を戦略面や品質面からえんえん論じてきたが、最後にやはりデザインのことにも少しふれておきたい。

デザインには好みもあるし、小生は特にそのあたりにとんと疎いのでとやかく言う筋合いはないが、やはり最初に出たアクロボールのラインナップを眺めるにつけ、ちょっと垢抜けなさすぎたかなと。
とくに水色、ピンク、黄色の軸の発色の悪さ。
あれはいけません。

あと、グリップ。
これはアクロボールの2つめの売り(タイヤパターングリップ)なので悪く言いたくはないし、見た目がどんくさくても「これえらい握りやすいな!」というグリップは多々存在するので、グリップ自体はいいと思うのだが、軸のデザインとあいまって何か重いような、無骨な印象になってしまったのは確か。

せめて外見がもう少しシュッとしていれば、あるいはもう少し違う展開もあったかも。
デザインで飛びついて、あとでゆっくり品質に目覚めてくれるお客さんだっているのだから。
なんか…残念すぎる。

これらを総合して、小生の中ではアクロボールはせつない系ボールペンなのでした☆

でも大丈夫。
前置きが長くなったが(長すぎじゃ)、今度出たアクロボール3の外見を見てください。
このポップな感じ。
単色のアクロボールのあのぱっとしない感じからするとずいぶん…
本当に兄弟?みたいな…

写真もきれいけれど、実物もとてもいい色。
今まで述べて来たような、アクロボールをめぐる涙なしでは読めない物語など忘れて、いろんな人にぜひぜひキャッキャと手に取ってもらいたい。
そしてアクロボールの存在に気づいてほしい。

本当にそう思っているんです。
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by mukei_font | 2010-10-05 23:13 | 筆記具・多色、多機能 | Comments(0)

ノートの神様。

どう考えても時間が足りません。

昨夜…
そんなに眠くないのに床に転がりながら考えごとするんじゃなかった(そんな馬鹿なことをしているのか)。
途中から寝転がる小生にすり寄って来る猫の写真(正確にはツーショット)を撮ることに躍起になり、結局は文字通り力つきてしまったのだ(そんな馬鹿なことをしていたのか)。

あ、でもこの短い時間に一つだけささやかな報告を。

LIFEのホワイトヴィンテージのサンプルを店頭に出して以来、高級ノートの売れ行きが好調です。
今までびくともしていなかったホワイトヴィンテージも各サイズ、各罫ともににこにこと売れているし、おもしろいのがサンプルを書いていないノーブルノートまでついでに売れ始めたこと。
どれを買おうか猛烈に悩んでいる人を店内でしばしば見かけるようになりました。

LIFEへの愛が伝わったのかしらん。
そうならとてもうれしい。
まあ、単に涼しくなって何か書いてみたくなっただけかもしれませんが。

こういうやり方が正しいのかどうかは分からない。
もちろん不快になっている人も少なからず存在するとは思う。

だけど、これからも考えて頑張っていきますから。
観念したような顔でノートを小脇にかかえてレジに持って来る人を見るたびに、心から祈らずにはおれない。

どうか素敵な文房具生活を。
ノートの神様、どうか彼/彼女をお守りください。
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by mukei_font | 2010-10-05 07:54 | ノート | Comments(0)

お詫び。

アクロボールのことを書くか、フランクリン・プランナーのことを書くか迷いながら、またもや床で死体になっていました。
明朝、どちらかについて書きます。
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by mukei_font | 2010-10-04 23:59 | わたくしごと | Comments(0)

伯爵ノート。

今日はちょっと困ったノートをご紹介。

このノート、どこのノートか分かりますか。
f0220714_190437.jpg

もっとよく見てみましょう。
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ハッまさか…
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なんとGRAF VON FABER-CASTELL。
言わずと知れたドイツの老舗筆記具メーカー、ファーバーカステル。
中でもグラフ・フォン・ファーバーカステルといえば、「伯爵コレクション」と呼ばれる高級筆記具ブランド。
伯爵コレクションにノートが…?

このノートをゆずってくれた先輩によれば、おそらく何かのおまけだったらしいとのこと。
いや、出自の詳細はこの際おいておこう(ネットで調べてもよく分からなかった)。

問題はこのノートそれ自体にある。
このノート、外見は布張りの上製本(A5サイズ)、中は無罫という一見すぐれものなのだが…
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紙が…
紙がつるっつるなんです…
君はインクジェットプリンタ用紙か、と言いたくなるほどつるっつる(さすがに光沢紙ではないが)。

何で書くん伯爵…

ちょっとファーバーカステルの筆記具を思い浮かべてみても、万年筆はもとより、水性のローラーボールもなかなかインクがしみそうにないし、え、油性ボールぺン?
油性ボールペンのためのノート…なのか…?
もしや鉛筆?
いや、鉛筆ならキュッキュキュッキュなってまうやろ。

もはやこれはマーカーやサインペンでしか書けないのではないか。
ZEBRAのマッキーとか三菱のプロッキーとか。

お笑いコンビジャルジャルのコントに「サイン長い奴」というのがあって、「@@選手ですよね!サインしてください」「ええよ」のやりとりでさらっと始まるが、ずっと@@選手がさらさらさらさらさらさらさらさらさらさらサインし続けていつまでも書き終わらないというのがあるが、あれの小道具に是非使ってほしいくらいだ。
油性マーカーであろうペンのさらさらきゅっきゅという音がいかにもぴったりに思えてならない。

なお、このノートは先輩との間ではすっかりギャグである。
ものものしいくせに、まったく使い手のことを考えてない本当に困ったノートとして。
無駄に紙は厚く、おそらく裏抜けは絶対にしないが、同時にまったくインクがのらなさそうなどうしようもないノートして。

「また新しいノート作ろうかな」「ファーバーのノートは?」「(笑)」みたいなやりとりをもう何度も。
いや、実はわれわれが浅はかなだけで、書いてみると案外素晴らしいのかもしれないが、それにしても何考えてこんなんにしたん、と言いたくなるノートではある。

でもいつか、油性マジックで一気にインスピレーションを書き殴る日が来るかもしれない。
その日を楽しみに棚の片隅でひっそりと眠り続ける。
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by mukei_font | 2010-10-03 19:56 | ノート | Comments(2)

サカモト・キュービックマウスプレートボールペン。

久しぶりにおもしろ文具のサカモトから楽しい文房具が入荷。
キュービックマウスのプレートボールペンとシャープペン

はい、そうです。
日産コンパクトカーNOTEのCMのハイジや、『The World of GOLDEN EGGS』でおなじみ文原聡氏がディズニーとコラボした、四角い口(キュービックマウス)のミッキーマウス。

ダンボール箱を開けるや否や思わずテンション↑
かわいいなあこれ…
見ているだけで楽しくなってくる。
こんなん絶対本物よりかわいいわ(←ディズニー苦手)。
特にドナルドとグーフィーて人(グーフィーにいたっては今回初めて名前を知った)。
こんな恋人欲しいな。
テキトーで何も考えてなさそうな不死身っぽい人。

これはあっという間に売れてまうやろーと思っていたら、なんと社員やスタッフの反応はまっぷたつ。
「何がかわいんか分からん」「俺も無理やわ」「なんでめっちゃかわいいじゃないですか」「欲しいなーでもハイジの方がよかったなー」「絶対売れるって」…ぎゃいのぎゃいの。

個人的に大いにもり上がったので、頼まれもしないのに(いや、正確に言うと、「2割引で売るから値段を書いて」と言われただけ)、光速でPOPを書き上げる。
ネットで文原聡氏について調べ、POPノートに走り書きしながら言葉を整え、レジの合間に清書。
猫町史上初のスピード完成と相成った。
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by mukei_font | 2010-10-02 13:49 | おもしろ文具 | Comments(0)