猫町フミヲの文房具日記
by 猫町フミヲ@無罫フォント
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夜のひとこと。

こんばんは。
再び大阪に戻って来ました。

明日からまたあれこれ語っていきたいとzzz…
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by mukei_font | 2012-04-30 23:54 | わたくしごと | Comments(1)

激レアカタログ入手。

チャオ。
それなりに黄金週間を満喫している猫町です。

今日は倉敷の「懐かしマーケット」という古物の市に行ってきました。
ところ狭しと並ぶ古物たちの中に埋もれている文房具をぎらついた目で物色しながら見つけたナイスアイテムがこちら。
f0220714_2310423.jpg

なんと、1972年のライオン事務器のカタログです。
カタログなのに表紙はビニールクロスで重厚感あり。

奥付にある発行所の住所は「大阪市東区」。
今は東区なんてありません。
f0220714_2310466.jpg

商品の無機的な羅列で構成されている現カタログに比べ(ライオンの場合特に)、妙に血の通ったあたたかな文体で綴られた昔のカタログ。
例えば消しゴムのページには「消ゴムの良否の見分け方」が丁寧に記されていたり。

商品のラインナップはもちろん今とは異なり時代を感じますが、その一方でまったく品番の変わっていない商品もあり(ゼムクリップNo.11、No.13など)、なかなか熱いです。

カタログを見ると今すぐ手に取ってみたくなるジェットペン。
これはいったいどんなペンだったんだ…
f0220714_2310484.jpg

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by mukei_font | 2012-04-29 23:10 | レトロ文具 | Comments(4)

ブルーブラックの油性ボールペンを使いたい人を救う会。

先日のジェットストリームカラーインクの記事の中で、今まではあったブルーブラックのジェットストリームカラーインクがなくなる話を書いたところ、やはりがっかりした声がちらほら。
そこで、今日はそんな油性ボールペンのブルーブラックインク好きの人の今後を考えてみたいと思います。

選択肢は2点。
ただし、ジェットストリームのようななめらか系油性インクではないのであしからず。

1つ目はZEBRAのシャーボxの芯を使うやり方。
ZEBRAのシャーボxの芯の中には油性のブルーブラックが存在します(0.7のみ)。
ただし、これを使いたいがために多色軸のトレッチェント軸であるとか多機能軸のシャーボx軸を買うのはあまりにもやりすぎ。

そこで、このシャーボxの芯が単体で入る軸を探します。
そういった軸は探せば結構あるもので、例えばZEBRAの手帳用の筆記具などにはシャーボxの芯であるいわゆる4C芯が入ったものが結構あります。

例えばSL-F1mini、あるいはミンナ和柄
最近ではワークダッシュ
残念ながらすべて軸が短いものになってしまいますが。

また、ZEBRA以外では例えばトンボのピーフィット。
あれなども中身は4Cタイプの芯(ただしZEBRAの4C芯は他メーカーのものよりも少し太いので注意が必要)。

さらに、案外おしゃれな外見のペンの中身が4C芯であることも多く、これは無数にあると思われるので軸から挙げることは難しいですが、小生が把握しているだけでも伊東屋のカラーチャートシリーズの革巻きボールペンとか。
あれなどは軸に長さもありますからかなりおすすめではあります(今もある商品かどうかは未確認ですが、定番商品ならあるはず…)。

続いて2つ目はOHTOのリバティシリーズに乗り換えるやり方。
OHTOのリバティシリーズというのは、軸と中のリフィルを自由に組み合わせながら使うシリーズのことで、いわばコレトやスタイルフィットの単色版。

わりと見た目の良い軸が多いこと(もちろん好みはありますが)、中の芯を油性、水性、ゲル、筆ペンから選べること、ペン先のサイズ展開が豊富なこと(油性は0.5、0.7、1.0、水性は0.4、0.5、0.7、1.0、ゲルは0.5、0.7、1.0)、カラー展開も黒・赤・青・ブルーブラックと4色あることなど、なかなか充実したシリーズであります。

問題は入手しにくさ。
東急ハンズなどでは展開されているのをよく見ますが、そんなにあちこちでほいほい展開されてはいないですよね。
あと、基本的にキャップ式の軸ばかりになるので、そのあたりが残念な方もおられるかも。

とまあ国内のメーカーで思いつくのがこの2点。
舶来物だとモンテベルデあたりにもあったかも(うろ覚え)。
が、舶来物だといよいよ大きな買い物になってしまいますよね。

ということで、手頃な価格で何かいい組み合わせが見つかればいいなと思います。
ZEBRAの4C芯系あたりで探すのが無難かなあ…

でもあのブルーブラックってずいぶん色味が特徴的ですよね。
やたらと緑っぽいというか。
そのあたりも好みが分かれるところかもしれません。

そう考えるとジェットストリームのブルーブラックはやっぱり結構貴重だったように思います。
三菱さーん。
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by mukei_font | 2012-04-28 12:06 | 筆記具・油性ボールペン | Comments(8)

夜のひとこと。

こんばんは。
昨夜は前回の記事の写真を替えただけで力つきてしまい、今夜も力つきようとしている猫町です。

私事で恐縮ですが、明日より3日ほど帰省いたします。
「ザ・100円ボールペントリオ」については5月になるや否や書かせていただきますので、今しばらくお待ちくださいませ。
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by mukei_font | 2012-04-27 23:59 | わたくしごと | Comments(0)

100円ボールペンの宇宙〈序論〉。

さあ、4年前の自分との約束。
「100円ボールペンの宇宙」について何回かに分けて書いていきましょう。

といってもいきなり世の中にある100円ボールペン全部について論じようというわけではありません。
大風呂敷を広げている最中に命が尽きてしまう可能性もあるし、まずはいわゆる「ザ・100円ボールペン」的なものから。

ここで取り上げる「ザ・100円ボールペン」のメンツはこちら。
上から、

PILOT・スーパーグリップノック
三菱・楽ノック
ZEBRA・ジムノック
f0220714_2243133.jpg

汚らしい軸ですみません。
何しろ「宇宙」を語ろうって言うんですから、どれも使い込んでないとおかしいでしょ?

後述しますが、この中で一番年季の入っているのはジムノック。
この軸だけで40本近くの替芯を使った長老であります。
軸に貼っていた印鑑シールは撮影の最中にパリパリと剥がれ落ちてしまいました。
なお、スーパーグリップノックと楽ノックの猫シールは印鑑シールが嫌で自作したもの(例によって猫野ぺすかさん図案の消しゴムはんこ。消しゴムはんこ年賀状2012。参照)

さて。
まずなぜこの3人をチョイスしたかというところから話を始めましょう。

結論を先に申し上げると、それはズバリ「似ているから」。
写真をご覧いただいてもお分かりのとおり、この3者は非常によく似ております。
スペックは下記の通り。

スーパーグリップノック:軸径(最大径)11.0mm、全長142mm、重量9.0g
楽ノック:軸径11.0mm、全長140.2mm、重量8.7g
ジムノック:軸径(最大径)11.6mm、全長140.1mm、重量9.9g

ほぼ同じ大きさです。
厳密に言うともちろんグリップの感触や形、長さ、ノックの感触に違いはありますし、芯の形や長さも3者ともがぴたりと同じわけではありません。

それでもこれらは似ています。
透明軸で黒いラバーグリップでノック式でほぼ同じ大きさ。
ほとんど兄弟です。
なのでこの3人を「ザ・100円ボールペントリオ」とします。

なお、これら3人のメーカーであるPILOT、三菱、ZEBRAはこれら以外にもたくさん100円ボールペンを作っております。

例えばPILOTならレックスグリップとパティント。
三菱ならアクアタッチとクリフター。
ZEBRAならタプリクリップ。

が、これらの中で似ている3者を選ぼうとしても先ほどのトリオほど似ているトリオにはならないのです。
レックスグリップとアクアタッチはグリップや形に特徴があるので却下。
芯の長いノック式ということで、パティント、クリフター、タプリクリップ3者の抽出も可能のように思えますが、スペックを比較すると全長と重量に少し差が見られます。
クリップをはさむと芯が引っ込む設計になっているパティント、クリフターに比べ、そのような仕掛けのないタプリクリップのほうが軽く、大きさもやや小ぶり。

ということで先ほどのスーパーグリップノック、楽ノック、ジムノックの3人を「ザ・100円ボールペントリオ」に指名したというわけでした。

ちなみに、ボールペンをノック式に限定しているのは単に小生がノック式好きだからであります。
ノック式ボールペンを使うことでボールペンに目覚めていったという経緯から、わざわざ実験のためにキャップ式で仕切りなおす必要もないかと思いました。
というよりこれはそもそもシャープロ(=シャー芯プロジェクト)のような「実験」ではないんですね。
経験からざっくり語る「宇宙」であります。

それにゲルインクに比べると、油性ボールペンの場合はキャップ式とノック式とで大きく書き味が変わることはないように思います。
現にキャップ式とノック式で同じ芯が入っていますしね。
むしろ、同じノック式でも構造的にバネが前にあるか後ろにあるかの違いのほうが書き味に影響するように思われます。

話がそれましたが、キャップ式ボールペンであればまた3社で別のトリオががっちり組めますので、キャップ式派の方はぜひ挑戦してみてください。
その際は口金部分の素材を金属か樹脂でそろえるほうがいいと思います。

なお、上記3メーカー以外のボールペンについても考えました。
が、ぺんてるはローリーが油性顔料インクなので却下、ドット・イーボールはタプリクリップ路線の大きさなので却下。
サクラ、トンボ、プラチナ、セーラーは入手の難しさと使った本数の少なさでとても語るほどのレベルではないと判断し、自重。
このあたりの筆記具にいつまでも詳しくなれないのはそういう事情であります。

前置きが長くなりました。
そんなこんなで今から「ザ・100円ボールペントリオ」を一人一人紹介していきたいと思います(続く)。
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by mukei_font | 2012-04-25 15:15 | 筆記具・油性ボールペン | Comments(2)

文房具というモノサシ。

久しぶりに文房具以外のものを買いに街へと繰り出しておりました。
いつまでもフリースを着て丸まっているわけにもいかず、明るい気分になれるような服を求めて。

しかし服というのは超難解ですな。
まず品数がむちゃくちゃ多い点、単にそれだけを買ったらいいのではなく自分の手持ちのコマとの兼ね合いを考えながら買わなければならない点、世の中では支持されていても自分に似合うかどうかはまったく別問題である点、そして何よりけっして安くはない点。

幸いうさむしがあれこれアドバイスしてくれたからよかったようなものの(が、おしゃれなうさむしには簡単にできる「着こなし」というものがまったく小生には期待できない歯がゆさ)、結局店員さんが使っている筆記具しか見ていなかったという…

今日見た筆記具。

ジェットストリーム
パティント
カヴァリエ(¥1000のやつ)
フロス

クレジットカード決済の際のサインに使う筆記具はやっぱり油性ボールペンが定番ですよね。
感熱紙にすべらずに確実に書ける筆記具ということになると油性ボールペンが無難。

ちなみに小生はダウンフォースで書いていただいておりました。
新油性よりは普通の油性が、ただの油性よりは加圧式がより確実かなと思って。

が、そんなこだわり全然伝わらないんですよね。
特に加圧式の良さはすぐには分からないですから。
そんなこだわりよりもむしろ小生のコイルコードジェットストリームで書きたがるお客さんが多かったです。

「きれいな字書かはるなあ。それで書かしてえな」
「あ、すみません、これ」
「なんやつながっとるんかいな」

このやりとり。
やっぱり店員が使っているのがよく見えるのかもしれません。

そしてそれは服屋においても同じことなんですね。
文房具屋において店員の使っている筆記具にあたるものが、服屋においては店員が着ている洋服。
サンプルにしている色から順に売れていく文房具と同様、マネキンが着ているのと同じ服は売り切れだったり。

こんなふうにあまりなじみのない服屋のようなおしゃれ空間も、文房具に置き換えて考えるとあれこれ納得がいくものです。

現に「もう分からん」「難しすぎる」「頭ちりちりや」と何度もくじけそうになる小生に、「これとこれとこれを組み合わせろ、てことやろ。分かりやすく並べて提案してあるやん」とうさむしが言った時にピン(豆電球)。

「要するにスタイルフィットとかコレトみたいなもんか!」

と急にめきめきと理解が進む小生。

あるいは「なあこれとかって結局@ニクロのシャツと同じちゃうん?」とまたもやくじけそうになる小生に、「ちゃうやん。こういうとこの形とか、ほらこういうとこの縫い方が全然違うからきれいな形のシャツになってるやん。パッと見似ててもやっぱり@ニクロとは違うで」とうさむしが言った時にピン(豆電球)。

「なある。形を似せて作っててもインクがいまいちやったりするボールペンみたいなもんか!」

とまたもや理解が進む小生。

そう考えると前述の、

服というのは超難解ですな。
まず品数がむちゃくちゃ多い点、単にそれだけを買ったらいいのではなく自分の手持ちのコマとの兼ね合いを考えながら買わなければならない点、世の中では支持されていても自分に似合うかどうかはまったく別問題である点、そして何よりけっして安くはない点。


は最後の「けっして安くはない点」以外はすべて文房具があまり得意じゃない人の心境に当てはまるのかもしれません。

文房具なんて品数がむちゃくちゃ多いし、自分の手持ちのコマとの兼ね合いを考えながら買わなければならないし、世の中では支持されていても自分が使いやすいかどうかはまったく別問題なわけですから。
もちろん安いものなのでいきおいで買って失敗してもさして痛手にはなりませんが(これが大きいか)。

ときどき文房具屋の店頭で、(多すぎてよう分からん…とりあえずこれでええか)みたいな感じで疲れた顔でテキトーな商品をレジに持ってくるお客さんがいましたが、文房具と服を入れ替えるとまったく同じことを小生は今までにやってきたなと思います。

もっとも服に限らず文房具以外はたいてい苦手なので、いつも訳の分からないものを足早にレジに持って行き、逃げるようにして立ち去っていたのですが。

まあ「少しのことにも先達はあらまほしき事なり」という仁和寺にある法師の教訓をかみしめつつ、うさむしに感謝ということで。
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by mukei_font | 2012-04-24 23:54 | 文房具与太話 | Comments(4)

替芯の接客とアドレナリン(黒い蛇足)。

替芯に関する接客はどんなものでも大好きでしたが、そうはいってもいいお客さんばかりではないのも事実でありました。

ほとんど使い切っている芯が書けなくなったことを不良品扱いにする方や、自らの改造でペンを壊しているにもかかわらず不良品だと主張する方など、到底受け入れがたいようなことをおっしゃる方も少なくありませんでした。

替芯の接客を嬉々としてするということは、こういうケースに当たる確率も他のスタッフよりも高くなるということであり、実にいろんな勉強をさせていただいたと思っています。

いい話と同じくらい嫌な話というのはたくさんあり、ここでわざわざ書く必要もないのであまり書いてきませんでしたが、接客業である以上、まあいろいろあるわけです。

考えてみれば小生はほぼ接客業ばかりしながら生きてきており、本屋のときは本屋の大変さが、文房具屋では文房具屋の苦労が、また同じ文房具屋でも会社が違えばその質も大きく異なり、同じ会社でも支店が違えばまた違ったものに…と本当にいろんなあれこれがあるわけです。

もし、このブログを読んで文房具屋の接客に楽しいイメージばかりを受け取られたらそれはちょっと違うと思いますし、小生の接客を理想的なものととらえられるのもまた大間違いであります。
文房具屋の店頭というのはいいことも悪いこともいろいろありながら基本的にばたばたしており、そしてごくひかえめに申し上げても小生はかなり片寄ったモイキな店員だったと思っています。

文房具屋でのあれこれはまたあらためて書きますが、替芯の接客を通じて小生が用心していたのは、お客さんの目的のようなものでした。
商品に欠陥があってのクレームは別として、なんだかよく分からない言いがかりのようなものを付けて来られることがときどきあり、そのたびに小生が注意深く観察したのは「その人は本当に文房具が好きかどうか」ということでした。

文房具が好きであるがゆえにカッカしているのか、単に店員を困らせたいだけなのか。
それは文房具への態度を見ればなんとなく分かります。
文房具好きはそんなことをしないというような行動(例えば売り物を乱暴に扱う等)をとられると、やはりそれなりの対応にならざるを得ませんでした。
文房具と本当に文房具の好きなお客さんたちを守るために。

いろんなことがありました。
いいことも悪いことも。
失敗もいくつもいくつもありました。

それでも替芯が面倒くさいと思ったことはただの一度もありません。
簡単な替芯も難しい替芯も、安い替芯も高い替芯も、ただただ楽しかったです。

最初に働いた文房具屋でも最近まで働いていた文房具屋でもついに実現しなかったことの一つに、名札にそのスタッフの担当ジャンルを書くという案がありました。
本屋のときはジャンルがはっきり分かれていたので「文芸・鈴木」とか「芸術・佐藤」とかいう名札が普通だったのですが、文房具屋ではジャンル分けが曖昧で名札は名札でしかありません。
そこで、お客さんから気軽に声をかけていただけるようにとしばしば「名札へのジャンル表記」が提案されたのです。

小生は同僚たちから筆記具全般に詳しいと思われていたようで、「ねこまちさんは筆記具担当」と言われたこともありましたが、小生が胸に欲しかったのはただ一つ「替芯担当」という勲章だったと思います。
まあ言うほど詳しくないんですけど、それを言うなら本屋の店員だって完璧じゃないなりに棚を管理しているわけですから。

余談ですが、実は小生が本当に妄想していた名札はすばりレーダーチャート付き名札でした。
単に何の担当というよりも、何が何よりも得意か、何がまだ不得意で勉強中かが分かったほうが楽しいかなと思って。
筆記具、ノート、ファイル、OA用品、店舗用品…みたいに項目をあげていき、その習熟度で多角形を作っていくあのレーダーチャート。

「(お、このスタッフはファイルが突出しとるな…)ナカバヤシのファイルで@@なんある?」みたいに問い合わせの前からお客さんに期待させることができるし、レーダーチャートの多角形の面積が大きければ大きいほど何にでも答えられるスタッフであるというのが視覚的にも分かりやすいですよね。

もちろん却下されましたが…(´_ゝ`)
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by mukei_font | 2012-04-23 00:47 | 替芯 | Comments(2)

替芯の接客とアドレナリン。

前回の記事がちょっと変態じみていたので、今日は具体的なエピソードで補いたいと思います。

ということで、「個人的にもり上がった替芯の接客パタンTOP3」の発表。

まず第3位は「一瞬のちら見せタイプ」。
「替芯欲しんやけど」と言いつつ、ちらっとしかペンを見せてくれないお客さん。
大好物でありました。

背広の内ポケットをちらっ

「何色何本いたしましょう?」

「黒2赤1青1」

「おまたせいたしましたーSK-0.7の黒2本、赤1本、青1本ですー」

これは本当に数少ない小生の得意分野というか、単色でも多色でもたいてい正確にすばやく対応できます。
よほど改造しているとか、凝ってわざと違う芯を入れているとかいう以外はまず間違いなく。
それにわざと違う芯を入れているようなお客さんは、最初から芯の品番を言ってくる場合が多いですしね。

もちろんこんなことをやっていると、お客さんのほうが不安になって「ほんまに大丈夫?」とわざわざ中の芯を出して見せてくれたりもしますが、芯を取り出したほうが分かりにくい場合もあるんです。
芯に品番が書いてあることは書いてあるのですが、見えにくいのなんの。
特にZEBRAのJK-0.5。
あれは見えん。

なので軸で覚えてしまったほうがらくちんなんですね。
業界では「ヘッドだけで見分ける」などと言いますが、まあこんなことはしばらく文房具屋で働いていると誰でももれなくできるようになります。
単色の場合はクリップの形、多色や多機能の場合はレバーや軸のデザイン等で見分けられるようになります。
というか、雰囲気みたいなもので分かるようになります。
一瞬の空気みたいなので判断できるというか。

分解して芯を取り出すのは時間もかかるし、分解している最中に万一トラブルがあってはいけないので小生はめったに分解しない派でしたが、どうしても分解しないと分からないものも中にはあり、しょっちゅうやって来るくせに絶対に分解しないと分からない憎たらしいペンの筆頭がジェットストリーム4+1。
あれは軸だけ見ても0.7か0.5か分かりません。
お客さんに聞いても意識せずに使っておられる方が多く、結局分解するはめに。
個人的にむちゃくちゃ屈辱的な瞬間でした。

続いて第2位は「数で攻めてくるタイプ」。
「これって替芯あるんですかね」と言いながらごちゃあっと複数本のボールペンをカウンタの上に並べてくるお客さん。
これまた大好物でありました。

ちらっと見て頭の中のデータと照合しながら、端から順番に「これはこれ、これはこれ…」と芯を並べていくわけですが、別にそうしなくてもいいのにペンを見るのは1回だけと決めて、自分の記憶力の限界に挑戦してみたりしていました(小学生の男子並みの意地)。
一般に短期記憶の容量は「7±2チャンク」(チャンクとは情報のまとまりの単位)とされているし、まあ10本弱ならいけるのではないかと(いや、チャンクを上手に活用すればもっと本数は稼げるはず)。

もちろんこの作業の最中の「もっと太くしたいんやけど」「なめらかな書き味にできる?」等のリクエストも絶賛受付中でありました。
「これは他メーカーのにしたら1.6まで太くできますよ」「これとこれの芯は同じ形なのでこの書き味が大丈夫ならこれをこれに入れることもできます」…
こんなことをしていたからだめだったのかしらん…(遠い目)

もちろんファンシー系のペンとか100均のペンとか舶来もののペンとか対応できないものもたくさんあるのですが、あのぞろぞろぞろぞろっとペンをカウンタに並べられる瞬間はアドレナリン大放出。
レジが自分に当たったことの幸運に(よっしゃ!)のガッツポーズ。
もうお客さんが取り出す瞬間から頭の中に品番がざーっとあふれ出す感じで。
まあウキウキなのは小生だけで、たいていはみんなテンションががくーんと下がっていましたが…

一般的に替芯は嫌われ者です。
業界全体でも本気で嫌われています(またいつかあらためて書きます)
あんなに夢いっぱいで楽しいのに。

そして堂々の第1位は「一瞬『?』、よく見ると『!』タイプ」。
これは名入れ軸に多いのですが、いつもとちょっと違うデザインになっているパタンです。
本当は透明軸なのに不透明軸になっているとか、それもとんでもなくカラフルになっているとか、キャラクターが印刷されてしまっているとか、とにかくいつもの姿からはかけ離れたデザインになってしまっているパタン。

こういった場合、お客さんは使い切りだと思っておられることが多く、「これ、使い捨てかもしれんのやけど…」と遠慮がちに持って来られます。
そう前置きされると店員も(替芯のないタイプか)と先入観を持って「そうですね、うちにはないですね」などと言ってしまいそうになるのですが、ちょっと待ったーーーーー
それって様変わりしてるけどクリフターちゃうん?クリップオンGちゃうん?と隣でこういうやりとりをされたら、ちらちら気になるわけです。

単なる名入れだとそこまで分かりにくくはならず通常と同じくスピード解決するのですが、例えば三菱の多色ボールペンクリフターは、ゴムグリップは20色の中から、先軸・後軸・クリップは80色の中から自由に選んでノベルティが作れるようになっており、そうなってくるとできあがった代物はいわゆるクリフターとはかけ離れた雰囲気を持つペンになってしまいます。

普段は空気感で瞬時に替芯を判断できるのが一瞬「?」とフリーズし、「あれ、でもこれ…」となる瞬間がむちゃくちゃ楽しいわけです。
いつもとは違ってめかしこんでいるペンたちを見るのが普通に楽しいというか。
「やー変装上手の@@君!」という感じがたまらんというか。
まあここまでウキウキさせてくれる軸もなかなかないんですけど。

同様に元のデザインがわからなくなるくらいぼろぼろになった軸や何代か前のデザインの軸というのも好きでした。
でもこれは雰囲気が残っているので簡単に分かってしまうことが多いのですが。

ちなみに上記のクリフターに関しては、最近は「ジェットストリームインサイド」ということで中にジェットストリームの芯が入っていたりするので簡単にS-7Sを出すのも間違いという、二重三重のトラップがさらにそそります。
いやー結構結構!

こんな感じで替芯の接客はどんなものもアドレリンが出まくる非常に楽しいものでありました。
他のスタッフが分解したりカタログを見たりする時間が短縮できる分、「長く使っておられるんですね」とか「これもう廃番になっちゃいましたよね」といった世間話をするのがまた楽しくて。

なお、ノベルティのボールペンや謎の白い替芯系はランク外。
ハアハア度でいくと間違いなくトップなんですが、あれは時と場合によってあまりにも接客のレベルに差が出てしまう難しいジャンルだったので。
ときどきこのブログで紹介してきたエピソードは時間があったときのケースや、預からせていただくことができたケースで、実際は時間や人手がないことで十分に追究できず、悔しいままに終わっていくことが多かったです。
もちろんある程度は経験と勘でこなしていけましたが、本当にファンシー系、ノベルティ系は奥が深い…

というわけで、ただ替芯を眺めてにやにやしているだけではなく、一応ちゃんと働いていましたよという話でした。
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by mukei_font | 2012-04-22 21:09 | 替芯 | Comments(2)

パンドラのなんとか。

ぬー
春が本当に苦手な猫町です。

今はぬくいんですかい?
まだ寒いんですかい?

いまだにヒートテックにフリースとマフラーが手放せない小生(大阪・屋内)。
前世と来世はヘビ。
今だけヒト。

さて、相変わらずごそごそと部屋を片付け続けております。
部屋中文房具であることは以前にも書きましたが、それらはいくつかに分類できるようです。

筆記具全般
未使用の紙製品(ノート、レポートパッド、ルーズリーフ等)
使いさしの紙製品(同上)
レター用品(便箋、封筒、ミニカード等)
文房具に関する資料やメモ
替芯グッズ
その他の文房具

今日はこれらの中の「替芯グッズ」について書いてみたいと思います。

散らかった部屋を片付けたことのある方にはお分かりいただけると思うのですが、部屋の片付けというのはトランプの「神経衰弱」に似ています。
「あ、これさっき見た!」というやつです。
地道な作業ですが、仲間と仲間を合わせてかたまりを作っていくとどんなに散らかった部屋もいつかは片付くはず…

というわけで、部屋中に点在する替芯関連のグッズをこの際一箇所に集めてみることに。

替芯マニアで片付け下手とくるともうカオス。
机の上から鞄の中から書類の間から台所から出るわ出るわ。

「猫町研究グッズ」
「猫町替芯グッズ」
「ねこまちの替芯」
「ねこまちのやつ」

…などと書かれた細長い紙袋(=文房具屋でペンを買った時に入れる袋)がざっくざく。
そんなにアピールせんでも誰も盗らへんがなと思うのですが、その時その時は必死だったんでしょう。

で、ようやく一箇所に集めることに成功したのがこれ。
ドオオオン(車田正美風効果音)。
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必要な人にはお宝が、必要でない人にはゴミがつまったナイスボックス。
替芯に敬意を表し、箱はレイメイのシステム手帳ダヴィンチの箱をチョイス。

これはまた項をあらためたいところですが、当方箱マニアでありまして、洋菓子のきれいな紙箱などとともに職場で時々出る高級文具の箱を収集しております(だから片付かへんのや!と非難囂々)。

はあ…
替芯は宇宙ですなあ…
乙女のように頬杖をついて目がハートになってしまう小生…

箱の中身は使い切った芯やいらなくなった芯がほとんど。
お客さんに捨てといてと言われた芯から、買い間違えて返品ができなくなったことに逆上されて投げつけられた芯まで、国産メーカー海外メーカー問わずありとあらゆる芯がここに。

ためこんでいる理由はいつか何かの実験に使えるかもという理由ですが、基本的にペンの改造はしない主義の小生。
しかも文具店員を辞めた今となっては店頭でお客さんの要望に応えることもなくなり、集めておく理由はどこにもないはず。

でもたぶん捨てられない。
掃除の法則に「いつかはこない」(=だから捨てよう)というのがあるそうですが、いつかはこなくても愛しているから捨てられない。

あ、なんか最近「ときめくかときめかないかで判断してモノを捨てる」という内容の本があると聞きましたが、その判断基準でいくとむちゃくちゃときめくから捨てられない。
これ最重要ボックスなり。

芯で芯で芯で芯でミルフィーユ状態のこの箱。
底の底まで…
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芯でいっぱい。
夢の箱やあ…

なお、実際はどのペンのものか分からない頭冠やらバネやらリングやらもあり、結局替芯の見つからなかったあやしいペンもあり(記念に取っておいている)、中身はさらに濃厚なのですが撮影のため自重。

しかしそんな風に欲張っているからかすでにこの箱ぱんぱんでふたがふんわり浮いてるんですよね…
一応突起の位置や長さなどで自分なりに基準を設けて収集してはいますが、なかなかどうして芯は何本あってもかわいいものです。

最愛のSXR-5。
これが捨てられない。
何の実験材料にならなくても捨てられない。
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神様。
今度生まれ変わる時、ヘビに戻る前に一度だけ替芯にならせてください。
替芯になって替芯の好きな人と短い間だけ楽しく生きてみたいです。
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by mukei_font | 2012-04-20 19:49 | 替芯 | Comments(0)

PILOT・スーパーグリップノック。

最近「SPEC」というドラマを根詰めて見た。

IQ201の天才的な頭脳を持つ変わり者の戸田恵梨香と坊主頭の加瀬亮がいろいろ活躍するおもしろい刑事ドラマだが(テキトーすぎる解説)、その戸田恵梨香がドラマの中で日常的に愛用している筆記具はどうやらPILOTのスーパーグリップノックであるようだ。
たぶん。
f0220714_061890.jpg

これ、個人的に素晴らしいチョイスだと思うんですよね。
天才すぎて身なりなどにはおかまいなしの変人キャラなのに妙にこだわったボールペンを持っていたらおかしいし(少なくとも小生はつっこむと思う)、頭に浮かんだメモをその辺の紙に殴り書きする筆記具としてもっともリアリティがあるのは「安い」「油性の」「ボールペン」だと思うから。
ちょうど職場で支給される感じの。

ここまで書いてスーパーグリップノックじゃなかったらすまん。
まあでも安い油性のボールペンですよ間違いなく。

あ、でもこのドラマの主役の文房具はボールペンじゃなくて筆と墨と半紙。
ドラマのエンディングの「撮影協力小道具」みたいなところをみていると「呉竹」の名前があったので、あれは呉竹の書道セットなのかと思ったり。

だからなのか戸田恵梨香の机の上のペン立ての中に呉竹のココイロがあるように…小生には見える。
自信ないけど。

てゆうか相変わらず文房具しか見てねえ。

ちなみに主人公の戸田恵梨香は大食いという設定で、餃子やらカレーやらをガツガツ食べるシーンが頻繁に出てくるのだが、一緒に見ていたうさむしは見るなり「フミヲやん!」。
ドラマを見ていくうちに「常に脳を使ってカロリーを消費するためかなりの大食い」という設定らしいことがさらに分かり、「設定パクられたな!」などと言い合う。

まあ小生は箸で本のページをめくったりはしませんけどね。
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by mukei_font | 2012-04-18 23:56 | 筆記具・油性ボールペン | Comments(14)