ZEBRA・トレッチェント。
2010年 03月 04日
そしてそこにおけるJKとは女子高生のことらしかった。
JKといえばJK芯じゃないか。
いや、今日はそんな話をしたいんじゃない。
DC、つまり男子中学生である。
本日二度目のご来店。
前回からもうにおっていたが、かなりのマニアだ。
絶対にもう一回来ると思っていたので、店内で制服を見つけたときは思わず顔がほころんだ。
前回はZEBRAのシャーボxについての問い合わせ。
軸によってどうして値段が違うのか。
書き味は値段に比例するのか。
軸の値段は素材に比例すること、書き味は握りやすさやバランスによって微妙に異なるが、シャーボxの軸同士で書き味にむちゃくちゃな差があるとは思えないことなどを話す。
そもそも「多機能」といわれる筆記具そのものが、書き味を追究したものではないことも言い添える。
その後、シャープペンについての質問もあり。
PILOTのキャップレスシャープや三菱のEXCEED等の1000〜3000円くらいのシャープペンを指して、これらは書き味もいいのですかとの質問。
シャープペンの書き味と一口に言っても非常に感覚的なものなので一概に言うことはできないが、これらはあくまでも見た目やデザインに重きがおかれており、書き味の追究という意味では製図用のシャープペンのほうがむしろいいのではないか等説明する。
そして今日。
少年はZEBRAのトレッチェントを買って行った。
うぬう…お目が高い。
うれしいなあ。
このシリーズ、流行ると良いなあ。
シャーボxのシャープ部分を嫌がるお客様、むちゃくちゃ多いからなあ。
トレッチェントこそ、軸の種類増やして欲しい。
これでやっと見た目のいい多色ペンがお手頃価格で得られるというもの。
今まではいきなりLAMY2000やったからなあ。
少年には良く消える消しゴムについても聞かれたので、ここは余さず真実を。
良く消える消しゴムとはずばりサクラのフォームイレーザーダブルです。
何と言ってもあのコシ。
よく消えるだけじゃない。
消しくずがまとまるだけじゃない。
本当にストレスフリーなのは消しゴム自体が強く、ひび割れたり、くだけたりしないことだと思う。
紹介してくれた前の職場の先輩に感謝。
文具マニアの前途有望な少年に幸あれ。
また来てね。