4C芯はお好きですか。
2010年 05月 03日
以前も取り上げた4C芯について。
4C芯とは主に多機能ボールペンに入っている長さ約67ミリの金属芯の総称で、国産メーカーはもちろん舶来筆記具においても芯の規格は同じで互換性がある、非常に使い勝手の良い替芯のことである(例外については案外深い4C芯の世界。参照)。
が、替芯マニア的には何となく物足りない気がするのも事実。
分かりやすすぎて色気がないというか、なんかもっとこう使い手側に発見させてほしいのだ。
現に4C芯が各社共通だということは多数のお客さんがすでにご存じである。
そんなのつまんなーい。
例えば以前書いたような「替芯合コン」なるものがあったとして(妄想・替芯合コン。、続・妄想・替芯合コン。参照)、その参加メンバーが好きな替芯に4C芯をあげたらどうだろう。
替芯を究めすぎて一周回って4C芯に落ち着いたのならそれはそれで興味深いが、そうでなければ私はちょっとがっかりするだろう。
そしてその人とは恋に落ちないかもしれない。
私が4C芯にそそられない理由は、まず互換性の問題がはなから解決しているところ。
次に金属芯であるということ。
特に後者。
金属芯はつまらない。
インクの減りが見えないからである。
替芯の楽しさって、使っている最中にちらちら分解しては、わあだいぶ減った、とか、なかなか減らんなあとかインクの残量をチェックできることにある気がする。
少なくとも私は。
だから中の見えない金属芯はつまらない。
もちろん一般のユーザーにも分かりやすい点、互換性が高く使い勝手が良い点、そしてどこでも入手できる点は本当に大事だと思うし、認めるけれど。
文具マニアの師匠にもらった4C芯たち。
こんなに使えません。
てゆうかOHTOばっかりですやん。
