お宝☆ぺんてる・ピアニッシモボール。
2010年 06月 06日
その一つがこれ。
ぺんてるのピアニッシモボール。
サイドノック式の油性ボールペン。
廃番商品。
サイドノック式シャープペンのピアニッシモは現役のはずだが、油性ボールペンもあったんや。
ノックの感触がちゃちでノック音もひかえめ。
ピアニッシモという名前はここから来ているのだろうか。
だとしたら素敵だし、看板に偽りなしだ。
売り場で見つけたときはすっかりインクが出なくなり、売り物にならなくなっていたので上司とメーカーさんに相談して数本譲り受けた。
替芯はBKS7Hだが、わざわざぺんてるの芯を入れなくても一番汎用性の高い形の芯だ。
とりあえずPILOTのBSRF-6Fを入れて書き味を楽しむ。
うーん、悪くない。
悪くないぞ。
もともと安い筆記具が好きということもあるが、背伸びしたところがまったくない安いなりの素直なデザインや、非常に原始的なノックのメカニズムを存分に眺めることのできる透明ボディは好感度大。
クリップ部分の青色とノック部分の青色が違うところが謎だがそれも微笑ましい。
いったいどういう議論の末にこんな配色になったのか想像するだけで和む。
しかしこんな素敵なピアニッシモを分かち合える人間は職場にはいないのであった。
ということで、文房具好きの友に見せびらかしたり、久しぶりに会った前職場の先輩にプレゼントしたり。
文具好きの心をくすぐる何かがぺんてるにはある。