にんにくパワー。
2010年 06月 26日
あ、使った、と思ったのでよく覚えている。
他人の手の中にあるマイジェットストリーム。
仕事をしながら筆記具をなくすことはしばしばあることで、それはカウンタの中から出て来ることもあるし、棚の端などにちょこんと置いたままにしているのを見つけることもある。
今回は後者を特に疑い、その日に品出しや値付けをした棚の周辺は5回くらいテッテ的に見た。
それでもなくて、最後はお決まりの「ああ、お客さんの商品の中に間違って入れてもたんや…」のセリフで自分をなぐさめた。
が、ほんのり引っかかっていたのも事実。
社長があやしい。
安物のボールペンのために社長を煩わせるのが嫌でしばらく黙っていたが、もう買いなおそうと決意した一昨日、冗談まじりに聞いてみた。
しばらくあたふたとポケットを探る社長。
いいですいいです、ほんといいです、また買い直すんで。
社長と関係ないところでなくした可能性もありますし、ほんとに。
言ってすっきりして、もう本当に買いなおそうと思った。
お尻のポケットに小銭を入れる。
誰にレジ打ちしてもらおうかな。
もちろんまた青色の本体を買って、中の芯を入れ替えよう。
そんな気分でレジに立っていると、
「買うの一日待ってほしいねん…家に帰って昨日の上着調べてみるわ…」
と社長。
「いや、いいです、いいです、そんな」
「いや、ぼんやりと記憶が…」
そして昨日↓
私も、忙しいときは手近にある筆記具をつい使ってしまいます。
以前、自分が使っていたボールペンをふと見たら、本体の端っこに「N中」というハンコが押された小さい紙がテープでとめられていて、慌ててN中さんに返しに行ったことがありました。一瞬冷や汗かきました。
ありがとうございます。
本当によかったです。
うれしいです。
私もハンコを押した紙を貼ればよいのかもしれませんが(実際にそうしているペンもあるのですが)、マイジェットストリームの麗しい外見を損ねる気がしてどうしてもできないのです。
なくさないよう気をつけて使います!