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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

外国人観光客の好きな文房具。

昨日の補足。
「ときどきお金に余裕のありそうな外国人が文房具をがっさり買い占めていったりすることがある」と書いたが、買い占められる文房具はたいてい決まっている。

PILOTのDr.グリップだ。
シャープペンシルのときもあるし、単色のボールペンのときもあるし、4+1の多機能のときもあるが、とにかくあのブリスターパックに入っている筆記具をがっさりとレジに持って来る。
なんだろう、プレゼントかなとレジ打ちをしていて、最後にクレジットカードを出され、2、3のやりとりの際に日本人ではないことに気づくのだ。

やはりPILOTはアジア圏でも有名ブランドなのだろうか。
しかもその代表アイテムともいえる、今や貫禄十分のDr.グリップ。
最近はDr.グリップだけじゃなく、フリクション(セットになったもの)を大量にレジに持って来る人も増えたし、三菱のクルトガや、スタイルフィットを時間をかけて選びまくる人もいるが、基本はDr.グリップという気がする。

知名度もあるだろうけど、クルトガのある意味マニアックで繊細な機能よりも、持つ手が疲れないというDr.グリップの分かりやすさが受けているのかもしれない。
いろんな国の言葉を話すことができたら、選ぶ理由の決定打になったのは何か聞いてみたいとすごく思う。
筆談でしか英語を話せない悲しさ。

それにしてもMADE IN JAPANの人気はすごい。
外国人観光客にしばしば聞かれるのは、それがMADE IN JAPANかどうかということだ。
すっかりブランドなんだなあ。

こういう場合、紙製品はだめなんでしょうかね。
ミドリのMDノートや、LIFEのノーブルノート。
どちらもMADE IN JAPANの素晴らしい紙製品たち。
荷物が重くなるから?

MADE IN JAPANの力をもっとも感じることができるアイテムだと思うのだが。
Commented by kata at 2012-10-20 07:58 x
今年の夏、ヌーベル社のインクの件でお世話になった者です。
その節はありがとうございました。
現在はJ.HERBINの灰色やPILOTの色彩雫(過去記事を見て買いに走った朝顔、月夜)たちとよろしくやっております。

何年も前の記事にコメントをつけるのもどうかと思ったのですが、どうしても猫町さんに聞いていただきたくコメントに参りました。

私、現在北米在住なのですが、こっちでは日本製筆記具がすごく高いのです。
Dr.グリップは約18ドル。サラサもシグノもジェットストリームも5ドル近いので、日本の4倍くらいします。
それでも(日本で100円そこそこで売られているものより、品質は全体に良くないように感じます)、日本製の筆記具は評判が良くて人気なのです。
MADE IN JAPANかを確認して買い占めていく方の気持ちが、こっちに来てよくよくわかるようになりました。笑
(こっちで普通に売られているボールペン、ホント使いづらくて…!店頭であれこれ見たあと、自分のダウンフォースで書いたら、おお!となりましたよ。)

好き勝手語ってしまい、すみません…!
シャープペンの記事も楽しみにしていますね☆(プチ・シャープロも…!)
Commented by mukei_font at 2012-10-23 19:27
>kataさん
お久しぶりです。
その節はお世話になりました。
今、北米にいらっしゃるのですね!
貴重な海外の文具情報、ありがとうございます。
日本で普通にみんなが使っている100円レベルのボールペンが海外だと非常に高価だという話は以前に聞いたことがありました。
やはり本当だったのですね。
これはもう日本から替芯を持っていくしかないですね。
それにしても遠くからこのブログを読んでくださり、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
by mukei_font | 2010-09-11 09:09 | 文房具与太話 | Comments(2)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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