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無罫フォント

猫町フミヲの文房具日記

シャープペンに求める11の条件。

まだまだ続くシャープペンシルの話。

結局芯の比較研究には泣く泣く安物を用いることになったシャープペンだが(今日入荷予定。わくわく。←結局わくわくしとん)、一瞬勘違いしていい軸を探していたときのことに話を戻そう。

いいシャープペンとはいったいなんだろうか。
こういうことは激しく個人差があるので、以下は完全に私見。
変わった持ち方で筆記具を握り、変わった文字を変わった書き方で書く、猫町的私見だ。

いいシャープペンを探すためにあげた条件は以下の11。

1.口金とグリップの間に段差がないこと。
2.グリップが太くないこと。
3.グリップが調子に乗っていないこと。
4.パイプが引っ込まないこと。
5.パイプがすっきりしていること。
6.全体的に軽すぎず重すぎないこと。
7.ノックまでが遠すぎないこと。
8.ノックの感触がなさすぎずありすぎないこと。
9.振ったら芯が出るとかいらん。
10.全体的にメカメカしくないこと。
11.見た目の素敵さ。

前回載せた熟考の表に最初からメジャーなシャープペン(クルトガやDr.グリップ)が多く入っていないのは、はなから上記の条件に合わないためであった。

なおこの条件は重要度の高い順になっていて、なんといっても条件1、2、3。
これは外せない。
これを中心に探す。

まず、筆記具の下の方を強く握りしめながら文字を書く小生にとって、「口金とグリップの間の段差」ほど憎たらしいものはない。
痛いんだよ中指が。
グリップの太いものは結果的に口金との間に段差が生じるから、やっぱりだめ。
だいたいグリップに工夫をこらしたものはなべてだめ。
パッと見ではい、アウト。
ゴミがくっつきそうなのもどうしても好きになれない理由の一つ。

次に、ペン先をすっきりと見通しながら細かい字を書きたいためバイプが重要になってくるのだが、これが引っ込むのは…もう落ち着かなくてしょうがない。
もちろん胸ポケットに差しても生地を傷つけないとか、落としたとき等のパイプの傷つきを防げるといった工夫や利点は十分に分かるのだが、すみません、落ち着きません。
もうほんと、すみません。

そして全体的なバランス。
これは手の疲れ方にも字の美しさにも関係してくることだが、軸全体の重み。
軽すぎても重すぎてもいけない気がする。

あとはノックに関すること。
できるだけさりげなくノックしたい。
筆記が中断すること自体はそんなに嫌ではないが、ノック部分がうんと遠かったり、ノックの感触が普通じゃない場合は違和感が生じて思考が途切れてしまう。

だからといっても振って芯を出す工夫が好きかというとそうでもないのだった。
もちろんかつては惹かれて使ったし、今でも別に嫌悪するほどでもないのだが、できたらそういう工夫はないほうがすっきりしていて好きだ。
振って芯を出す機構がついていることで、シャープペンのバランスも微妙に変わるし、やはりシンプルな方が好み。

そう、だいたいがメカメカしい工夫はノーサンキューなのだった。
振って芯を出す機構を制御できるロックがついているとか、なんかもうそういうメカメカギラギラしたようなの、できたらいらない。

最後は見た目。
最後にあげたものの、これは常に全体をうっすらとおおっているような条件で、他の条件が全然だめでも、ええやん、青色がきれいやん、の一言でなぜか購入に踏み切られたりするのだった。

ちなみに、今日入荷予定の安物ちゃん、唯一の救いはパイプが引っ込まないタイプのものだということ。
店頭にあった100円シャープペンのほとんどがパイプ引っ込み系だったので、この点はポイント高し。

どんな子たちかしらん(キラキラ)。
by mukei_font | 2010-09-17 09:25 | 筆記具・シャープペンシル | Comments(0)

by 猫町フミヲ@無罫フォント
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