履歴書に最適な筆記具(封筒篇)。
2010年 11月 03日
が、もう一つだけ(左手の人差し指を立てながら←猫町右京)。
それは履歴書を送る際の封筒の宛名書きに使う筆記具について。
封筒の大きさによって適切な筆記具を選びましょう。
履歴書を書いた筆記具と同じものを使うと貧弱で不細工な場合があるので注意が必要です。
履歴書を書いた筆記具で宛名書きをしてもいいのは、封筒の大きさが長4封筒、長3封筒である場合まで。
ただし、履歴書を「使い慣れている」ことを優先に0.5未満のゲルインクボールペンで書かれた方は、そのままそれを宛名書きに使用するのはやめましょう。
履歴書よりもさらに大きな文字を書く必要がある宛名書き。
ゲルインクなら0.7から1.0のものが安心(ちなみに小生は長3でも後述のサインペンを使います)。
一方、B5を折らずに入れる角3封筒や、A4を折らずに入れる角2封筒を使う場合はサインペンの使用が無難。
封筒の面積に負けない大きさの文字を書く必要があるため、ボールペンではどうしても貧相。
サインペンは耐水性のあるものがおすすめ。
だからと言って油性サインペンに走らずとも、水性顔料系のものであれば耐水性があります。
また、インクがにじまないという利点も。
個人的には三菱のプロッキーがおすすめ。
不慣れな大きな文字を書くときにインクがにじまないのは案外大きな要素。
インクのにじみにせき立てられることなく、ゆっくりと丁寧にまっすぐ自分の文字を書くことができます。
以上で、履歴書筆記具についてのあれこれはおしまい。
そんな筆記具筆記具言わなくても採用されたよーという方ももちろんおられると思うし、結局は書かれている内容がものを言うのだと言われてしまえばそれまで。
でも、知っていて損なことはないはず。
それは社会人になってもきっと必要な知識です。
ほとんどがパソコンで作成されることの多いビジネス文書も、あるいは詫び状、あるいは退職願といったものを書く際にはこのような知識は何かと便利。
文面は何かから拝借してくることができても、文字はその人自身の手と筆記具が産み出していくものですから。