文房具刑事@電車。
2010年 11月 21日
Q太さんのコメントを読んでいて、ふと思い出したので書いておこう。
文房具刑事はもちろん電車の中でも常に乗客たちの持っている文房具等のチェックに余念がないが、それらはたいてい胸ポケットに差している筆記具の観察であり(クリップの形や頭冠の形でだいたい分かる)、電車の中で筆記具を取り出している人をなかなか目にすることはない。
が、例外もあり、それはパズルをしている人である。
クロスワードパズルやナンクロ。
主に中高年の方々が夢中になっており、夢中になっているがゆえに、電車の中で筆記具を取り出してくださるという。
素人考えでは、書き消しのできる筆記具というと、PILOTのフリクションなどが思い浮かんでしまうが、実際は違う。
だいたいがシャープペン。
あるいは消しゴム付き鉛筆。
共通しているのは後ろの消しゴムを素早く器用に使う点。
電車の中では消しカスの出ないフリクションがいいのでは、と思うが、フリクションをパズルに使っている人は見たことがない。
単にフリクションを知らないのか、消す時にかなり力を加えないといけない点が好きじゃないのか。
軽いタッチでお尻の消しゴムでさっと消し、くるりと引っくり返してまた文字を記入。
複数回見た筆記具としては、三菱の多機能ペンB's。
消しゴムが太くてしっかりしている点がいかにもパズル向き。
が、もちろんQ太さんが遭遇したように、ゲルインクボールペンでいきなり書いてしまう人も。
クロスワードパズルはともかく、ナンクロは何が起こっているのか端からは分かりにくいパズル。
パズルそのものにも、筆記具にも釘付けになる瞬間だ。
ちなみに競馬新聞を険しい顔で見つめている人々はやはり赤鉛筆を持っておられることが多い。
難波に向かって走る電車で通勤していた日曜日には、そんなおじさんが電車の中にいっぱいでした。
文房具刑事はもちろん電車の中でも常に乗客たちの持っている文房具等のチェックに余念がないが、それらはたいてい胸ポケットに差している筆記具の観察であり(クリップの形や頭冠の形でだいたい分かる)、電車の中で筆記具を取り出している人をなかなか目にすることはない。
が、例外もあり、それはパズルをしている人である。
クロスワードパズルやナンクロ。
主に中高年の方々が夢中になっており、夢中になっているがゆえに、電車の中で筆記具を取り出してくださるという。
素人考えでは、書き消しのできる筆記具というと、PILOTのフリクションなどが思い浮かんでしまうが、実際は違う。
だいたいがシャープペン。
あるいは消しゴム付き鉛筆。
共通しているのは後ろの消しゴムを素早く器用に使う点。
電車の中では消しカスの出ないフリクションがいいのでは、と思うが、フリクションをパズルに使っている人は見たことがない。
単にフリクションを知らないのか、消す時にかなり力を加えないといけない点が好きじゃないのか。
軽いタッチでお尻の消しゴムでさっと消し、くるりと引っくり返してまた文字を記入。
複数回見た筆記具としては、三菱の多機能ペンB's。
消しゴムが太くてしっかりしている点がいかにもパズル向き。
が、もちろんQ太さんが遭遇したように、ゲルインクボールペンでいきなり書いてしまう人も。
クロスワードパズルはともかく、ナンクロは何が起こっているのか端からは分かりにくいパズル。
パズルそのものにも、筆記具にも釘付けになる瞬間だ。
ちなみに競馬新聞を険しい顔で見つめている人々はやはり赤鉛筆を持っておられることが多い。
難波に向かって走る電車で通勤していた日曜日には、そんなおじさんが電車の中にいっぱいでした。
by mukei_font
| 2010-11-21 02:07
| 筆記具・シャープペンシル
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