珍しい海外文具を見るの巻。
2011年 03月 08日
どうやらノベルティ文具の参考のためらしいと文脈から判断しつつ、次から次へと出てくるおもしろい文房具にきらきらと興奮。
上司が仕事の話をしている横でさりげなく筆記具を分解、中の仕組みを見たり、芯をチェックしたり。
外国の文房具って独特の魅力がある。
品質は絶対に日本のほうが上だが、なんともいえない感性というか、無駄なデザイン性というか、なんかそういうちょっと困ったかわいさがあるというか、とにかくそれは日本の文房具にはないものだ。
そこにあるのはただただ楽しさのみ。
が、どうしたって日本の文房具のクオリティに慣れてしまうと、両者のいいとこどりがしたいと思ってしまう。
見たこともないおもしろい(やや無駄な)デザインの筆記具の中におなじみの書きやすい国産の替芯が入っていたらどうだろう。
そしてそれを黙っていられない永遠の子どもである小生。
「この中に@@の芯を入れて売るのはだめなんですか」
すぐに芯の話。
海外筆記具の芯はたいていがパーカー芯か4C芯で、互換性といっても無限の可能性があるわけじゃないが、それでもちょっと最初に入っている芯が病気みたいな書き味だったのでつい。
でも、担当者の人たちはとても素敵な人たちで、おまえ誰やねん的な小生にも嫌な顔一つせず芯の話にも応じてくださるのだった。
思うに、下っ端の人間にもちゃんと話をふってくれたり、目を見て話してくれたりする人はおおむねいい人たちである。
これは社会人になってからずっと思うことだが、自分とは直接利害関係のない人間だと判断した人間には目もくれないみたいな人種は本当にどうしようもない(また多い)。
例えば発注の権限のなさそうな下っ端は無視で、社員だけを探して帰って行くとかそういう人種。
下っ端的人生が長いとこういうことも不快にさえ思わなくなるが、それだけにきちんとした人たちに出会うと嬉しいというか、なんだかよく分からない出会いに感謝しつつ、見聞きしたことをしっかりと吸収しておきたいなあと思うのだった。
海外のボールペンってほんとに病気みたいな書き味ですよね、、書出しでインクが全然出ない。でもデザインはいいんですよね。BPあつめるのが趣味なのですが、私も芯を入れ替えて使ってます。。
でも海外文具、機能性とはあまり関係ない遊び心にあふれているのが素敵です〜
はじめまして。
ようこそ無罫フォントへ。
海外もののボールペンのインクは基本的に「病気」だと思っています(ちなみに「病気」というのは粗悪なものに出会ったときの小生の口ぐせです)。
たとえかすれずに書けたとしても、黒色が薄い。
が、カランダッシュのゴリアット芯とシュミット社のイージーフローはとてもよい芯だと思います。
特に後者。
あれでFを出してくれたら…と思うのですが。
でも、海外文具はとにかく無駄に楽しいんですよね…
日本のメーカーがもっとパーカー芯と互換性のあるイケてる芯を作ればよいのにと思うのですが…