スタイルフィット芯の罠。
2011年 04月 13日
替芯関係のお問い合わせはどんなものでも大好きだし、たとえそれがクレームのようなネガティブなものであっても、お客さんと喜怒哀楽を共有せねばならんと考えている小生だが、やはりクレーム関係のやりとりはミスも多い。
こちらに説明をさせてもらえないくらいに怒り狂っているお客さんも多く、さすがにあわあわと動揺してしまうからだ。
あーふてぶてしいくらいに冷静になりたい。
で、今日告白するミスは三菱のスタイルフィット芯に関するクレーム。
書き始めてすぐに書けなくなった、何本も買ったがどれもそうなる、とたいそうお怒りで、書けなくなった芯をカウンタに投げ出さんばかりのいきおい。
一見空気が混入してインクが離れているように見えたので、一応一般的な説明を試みるがまったく聞き入れてもらえず、メーカーに調査に出すことを提案。
が、調査中の代替筆記具をこちらが気持ちよく提案しなかったことでさらにこじれ(このあたりはケースバイケースなのだが…)、結局上司に適当に説明してもらい、謝り倒してその場を切り抜けたが、お客さんが帰った後しげしげとその芯を見ると…
これ使い切ってるだけちゃうん…
スタイルフィット芯は芯の太さを芯本体に印字してある関係で、インクの減り具合が分かりにくい。
普通の芯だとインクの減りは一目瞭然だが、スタイルフィット芯の場合、最後の最後にちらっと顔を出す程度。
書けない書けないと言われたので、その「最後の最後のちらっ」の部分が空気の混入に見えたが、最後まできれいにきっちり使ってしまったゆえのすきまだったのだ。
その証拠に空気の混入があったにしては離れたインクがどこにもない。
あーふてぶてしいくらいに冷静になりたい。
なんでああいう場合一緒にわたわたしてしまうんだろ。
もっとちゃんと見ろよ自分。
で、十中八九使い切ったんだろうと思いながらも万が一のことがあるといけないので三菱に調査を依頼。
その回答が今日戻って来たが、小生の予想どおり。
丁寧に解説してあったが、要するにスタイルフィット芯は見えにくいがインクが減ってましたよ、ということと、芯の径が細いゆえにインクの減りが速いですよ、ということ。
なんだよもうコンチクショー。
こういう「実は使い切ってました」的なクレームは普通中身が見えない金属芯に集中する。
例えば多機能に多い4C芯。
ゼブラのシャーボxのゲルの4C芯などは本当にあっという間になくなるので、「不良品!」と思って持って来られる方も多いのだ。
が、今回は頑張って見ようと思えば見えるスタイルフィット芯。
本当に情けない。
何事も経験。
猫町データに一つ追加し、いつか無敵の替芯マスターを目指す。
クレームのお客さん、大変でしたね…しかしお客さんの「書きはじめてすぐに書けなくなった」っていうセリフが曲者ですね。そう言われたらまさか使いきってるなんて思わないですよ…!
これまた胃にキリキリと来そうな内容ですね。。。
体調が悪化しませんように、どうぞご自愛下さいね。
私も接客業なので、時々恐ろしい厄介なお客さんに
出会います。
こちらに落ち度があればあやまりますが、
そうじゃなくて、相手が「お客」という鎧を着ているが
ばかりに殴りかかられないという余裕を感じたとき
超むかつきます。
私が個人として思うのは、
よくぞ他人に向かってそこまで怒れるもんだということ。
私はいくらむかついても、相手と対峙すると
どうしても少しは相手の気持ちに立ってしまうので
そこまで怒りをあらわにはできないのです。
根本的にクレーマーの人にはなれないので
クレーマーは理解ができません。
もちろん苦情があれば訴えますが、やり方は考えます。
下手に冷静に対峙すると、火に油の場合もあるので、少しわたわたしながら対応した方が無難かもですよ。
スタイルフィットの芯は、インク色の印刷部分に1mm程度のスリットのようなものが入ってます。私はそこを外側に向けて、残量確認しつつ使ってますよ。でも使ってる軸がコレト ルミオなので、いちいちくるくる先を外さないと確認できないんですが。
中が全く見えない金属軸だと説明も大変そうですね。
そしてスタイルフィットでの0.5mmジェットストリーム芯、今から楽しみでワクワクです♪
だから水銀体温計の様にブンブン振ってインクを合体させます。
スタイルフィットは多色をシンプルにまとめられて便利ですが…
インクの減りが早いです。耐水性が気に入って三菱を選んでいます。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
体調はすっかりよくなりました。
ご心配おかけいたしました。
クレームなんてそんなものですよね…
「使い切っている可能性があること」を次回から念頭に置くようにします。
こんにちは。
あたたかいコメントありがとうございます。
でもまだずいぶんましな部類のクレームですのでご心配なく。
いわゆる「店員に対する態度」というのは、その人が接客業を経験しているかしていないかによってずいぶん違う気がします。
一度でも真面目に接客したことがあれば、むちゃくちゃな態度で店員を馬鹿にしたり恫喝したりできないはずだと思うからです(逆にいいかげんな店員を見る目も厳しくなるけれど)。
でも替芯1本のことに腹が立つ気持ちは分かるし、それはそれでとても大切なこと。
できるだけ文房具に集中して乗り切ることにしています。
こんにちは。
笑ってくださってありがとうございます。
そうなんです。
これは失敗談ですから☆
普段の小生ならちゃんと芯をすかしてしげしげ見つめるのですが、やはり恫喝から入られるとわたわたしてしまいますよね。
でももう同じ失敗は繰り返しませんよ。
ジェットストリーム0.5のスタイルフィット芯、楽しみですね。
こんにちは。
分離…しますか。
そして振ると直りますか。
小生はちょっと経験がないので分かりません(汗)。
確かにゲルインクは減るのが速いですよね。
通常のゲルインクの替芯の太さから考えると、スタイルフィット芯なんて細い細い。
あっという間になくなる気がするし、実際あっという間になくなりますよね。