(そこそこ)血湧き肉踊る名入れキャンペーン。
2011年 04月 22日
今朝予告した「血湧き肉踊る名入れキャンペーン」、実際はそんなに血湧き肉踊らないかもしれないことが本日判明。
でも名入れが好きだから書く。
名入れ大好きなわが文具店でキャンペーン開始。
定価3000円以上の筆記具お買い上げでお名入れ無料。
名入れはレーザー彫刻もしくはUV印刷(軸の材質による)。
定価3000円未満の場合は525円(税込)。
これって結構すごいことです。
まず定価3000円以上というのは合計でもOKなので、例えば500円のペン6本とかでもいい。
500円のペンならだいたいUV印刷になるが、UV印刷はフルカラーでしかもこすってもとれない印刷が可能。
普通この価格帯のペンにこういう名入れをしようと思えば膨大なロットが要求されるのに、ごく少数からできるとかまさに夢のような話。
100円のペンなら30本。
ちょうど30人くらいに配る記念品がペンだけの代金で用意できてしまう。
仮に3000円未満でも525円。安っ。
鉛筆の名入れも相当ご機嫌。
鉛筆の名入れは春先などはキャンペーンをしているところも多いが、「ひらがなのみ」「名前のみ」という制約を設けているところがほとんど。
が、もちろん漢字でも名前以外でもOK。
本数も1ダースからOK。
UV印刷はびっくりするほどきれいに名前が入り、最初からそういう製品みたいに見えるほど。
もちろん高級筆記具にも対応。
高級筆記具の場合、名入れはレーザー彫刻。
印刷もできるが、彫った方が断然かっこいい。
レーザー彫刻の対象となるのは金属塗装軸や木軸、レザー軸など。
樹脂軸でもいけてた感じなので詳細はさらに要確認。
が、冒頭で「実際はそんなに血湧き肉踊らないかも」と書いたように、中にはレーザー彫刻できない軸もあり、完璧なキャンペーンではないのが残念。
これらのキャンペーン、実は少し前からじわじわと始まっており、例えば常連さんなどから注文をいただいたときに名入れをすすめするなどしていた。
当然好反応。
皆さんニコニコです。
出来上がりが素敵すぎて、すでに購入済みの筆記具にも名入れしてほしいというリクエストも(525円かかるけど可能)。
できましたよーと電話すると文字通り飛んで来てくださって、レジでお渡しするのが本当に楽しい。
実際にそれはとてもきれいで、お世辞なんて言う必要がないのだ。
これむちゃくちゃかっこいいですよね、素敵ですよね、とキラキラしてしまう。
昨日はその素敵なペンを自慢されたらしい部下の方がやって来て、自分のもぜひとのこと。
ああ、なんて素晴らしい口コミなんだ…
さらにこのキャンペーン、贈り物に必要なのし紙の印刷も無料。
本当はスタッフが筆耕できたらいいのだがそんな技術もなく、かくなる上はパスコンで。
これもメーカーに依頼すると、時間はかかるしお金はかかるし。
そのあたりにもばっちり配慮です。
そして包装はスタッフにおまかせください。
もう親の敵みたいにムキになって完璧に包装したがる人間(=小生)がおりますので。
単純作業大好き。
びしっと機械みたいな正確さを求められるの大好き。
わが文具店は百貨店みたいに優雅な気持ちで贈り物を選べるような店ではない。
店もがちゃがちゃしているし、店員もがさがさしてわあわあ走り回っている。
でもできるだけのことはして、楽しい気持ちで買い物してほしいと心から思っている。
平凡な贈り物をスペシャルな贈り物にする工夫をたくさんしたいなと思っている。
というわけで、お客さんにすぐに自慢できるように、小生もひとつ万年筆に名入れしようと思ったわけだ。
本当は「F.Nekomachi」と入れたいが、あきらかに名札と違う名前を入れるのもややこしいので、しぶしぶ下の名前だけにしておくつもり。
初めての名入れ。
楽しみ。