モレスキン・カイエ。
2011年 06月 13日
唯一の例外とはカイエ。
この無罫(モレスキンではプレーンというのか)は素晴らしい。
ちなみに小生が持っているカイエは無罫のXLサイズ(HP参照)。
表紙の色はクラフト。
薄すぎず、丈夫すぎない表紙の材質。
しっかりとした糸綴じ。
のびのびと書ける広い面積。
そして一見頼りなく思えるが万年筆でもにじまず裏抜けしない絶妙の紙質。
これは本当にいいノート。
一番いいのは気さくなところ。
気負わずに手に取れるのがうれしい。
いいノートだから素敵なことや立派なことを書かなきゃというプレッシャーがゼロで、まさに落書き帳感覚で使えるノートなのだ。
実際小生はこのカイエを「試し書きノート」としても使っていた。
万年筆のインクを入れ替えた時などに最初に「猫猫猫」とか書いてみるノート。
もったいないようにも思えるが、試し書きの時って自分でもびっくりするようなことを書いたりするからいい記録になる。
それに万年筆のインクが徐々に濃くなっていく感じとかも残しておくと楽しい。
マイカイエ。
素朴なたたずまい。
こんなの言われなかったらモレスキンて分からないかも。
じっくり見るとロゴあり。
このひかえめさも好き。
無罫ばんざーーーーーい。
ちまちました字を書くのが好きな小生にはこのたっぷりとした面積が心地よすぎてうっとり。
学生時代に無罫の素晴らしさに気づいていれば今よりもっとずっと勉強ができた気がする…
いやこれは本当に。
ただし紙はやっぱり薄い。
裏から透けて見えているのが分かるでしょうか。
ゲルで書いてこんな感じ。
万年筆のBで書いてこんな感じ。
いずれも「裏抜け」はしていないが「裏写り」はしている。
まあ小生はページの片側(右側)しか使わない主義なので問題ナッシン。
ノートに万年筆で書くときのストレスとしては、にじみ>裏抜け>裏写りだと思う小生としては、カイエの紙質で十分(裏写りはほぼ気にならない)。
ただしカイエにも欠点が。
当方プロレタリアにつき、3冊セットで¥2200は…
高いぜ。