リヒト・THE DESIGN MIND COMPANYノートブック。
2011年 11月 19日
店に置く予定はあるものの、とりあえずダイアリーが一段落するまでは保留ということになり、ちょっとその存在を忘れかけていたところに見本がやって来た。
猫町「こ、これは…!ぐはあ…しかも無罫!絶対買わな…ハアハアハアハア」
店長「え、あげるわ」
まさかのラッキー。
もらっちゃったもんね。
もう何言われても返さないんだからね。
ということで舐め回すようにノートを観察。
ノートのサイズはS。
ご覧のとおりモレスキンを意識しまくりの外見。
いいんですかねえ。
今やコクヨにツイストリングノートの真似をされようとしているリヒトがモレスキンの真似とは。
真似する部分は違うけど、これでもう被害者面できないような気が。
閑話休題。
ノートに話を戻しましょう。
しげしげ手に取るうちに分かった真実。
例によって例のごとく今回も落とし穴が待っておりました。
もうお約束。
なんかこれツイストリングノートじゃないんですけど…
ツイストリングノートの流れで来たはずのこの新シリーズが実はツイストリングノートじゃなかったという真実。
ぎゃあああああ(ムンク)。
そもそもツイストリングノートとは何かということを考えてみましょう。
ツイストリングノートって言ったら「リングの開閉ができてページが差し替えられるリングノート」ですよね。
リングノートなんです。
だからぐるんと表紙も折り返せるんです。
先日のコクヨのキャンパスバインダー<スマートリング>の記事でも、この「ぐるんと表紙を折り返す」点を集中的に論じたのはそれがリングノートにとって重要なポイントだからでした。
ところがこのTHE DESIGN MIND COMPANYノートブック、ぐるんと折り返せません。
リングノートじゃないんです。
そうなんです。
THE DESIGN MIND COMPANYノートブックの紹介のどこにもリングノートと書かれていないんです。
またもやうっかり猫兵衛。
だってツイストリングノートの流れで高級ラインになったって聞いたら誰でもリングノートのええやつが出たって思うでしょうよー
詳細に見ていくと、これが開いたところ。
プロならここで気づくのでしょうが、すぐに浮かれてはしゃいでしまう小生はこの時点では気づかない。
ページを折り返してみて初めて気づくんですね。
表紙を折り返すだけで限界であることに。
あー
リングで綴じてあってもリングノートじゃないということがあるんですねえ…
いや、正確にはこれもリングノートで、小生的にはリングノートじゃないというだけかもしれないのですが…
でもリングノートならページを後ろにぐるっと回してがしっと持って使いたい…
また一つ大人になった猫町です。
リングの開閉方法も驚き。
今までのツイストリングノートみたいにページの上下を引っぱっても開くのですが、リングの下にあるおへその部分を押すと開くような仕掛けに。
まあここでも「全然ツイストしてないやん。ツイストリングノートじゃねーよ。ばーかばーか」な流れなんですけど。
しかしこれってやっぱり先日のコクヨのキャンパスバインダー<スマートリング>を思い出すなあ…
出た時期はリヒトが先だけど、いいのか…
なんかもやもやする…
全体としては表紙も硬いし汚れにも強そうだしゴムバンドまで付いている素敵なノート。
ノートの後ろには気のきいたポケットまで。
ただページを折り返せない点と、リーフの入手と保存の問題が相変わらずな点が残念な感じ。
でもまあページを折り返せなくてもページが差し替えられるのはやっぱり大きな魅力かな。
ちなみに小生がそこまで「リングノートのページをぐるんと後ろに折り返すこと」にこだわる理由は二つ。
机が散らかりすぎてノートを広げるスペースがないことと、電車の中で書き物をしたいこと。
要するに机を片づけ、表紙の丈夫な普通のリングノートを携帯せよということなんでしょうなあ…
リングノートなんて、折り返せなかったらリングノートじゃないですよ。だって、収納しづらい、書く時邪魔、廃棄が面倒、というデメリット満載なのになぜリングノートを求めるか。つまり、開いたら勝手に閉じないことと、折り返せることが大きな魅力だからでしょう。なので、折り返せないのは、リングノートじゃないです!
ただ、この商品、モレスキン基準で考えたら、使いやすくて便利そうですね。それはそれでいいのかも。
「折り返せないのは、リングノートじゃない」…熱い言葉をありがとうございます。
テトラさんは筆記具というイメージでしたが、ノートもお好きなんですね。
しかもリングノートが。
素晴らしいです。
>通行人さん
なぬ?それは本当ですか?
小生はモレスキン自体にあまり興味がないので詳しく知らないんですよ…
情報ありがとうございます。