ブライダル文具。
2012年 03月 01日
今日はご機嫌な平日休み。
とはいえ病院に行くためにもらった休みだ。
昨日のめまいのこともあるし、とにかく疲れに疲れているので本当は家で横になっていたほうがいいのだが、糸の切れた凧のように平日の街をさまよう。
まあさまようといっても結局雑貨屋とか文房具屋とかなんですけど。
毎日毎日さんざん見ているはずなのに店が変われば途端に印象の変わる文房具のおもしろさ。
魅せ方が違えばまた違う出会いも演出できるのだろう。
ああここ写真撮りたいな、でもあかんやろな、と不審な動きをしつつなぜか棚整理をしてしまう小生。
個人的に紙が好きでたまらないこともあって、紙のバラ売りコーナーのある文房具屋が好きだ。
何をどうするわけでもないけどあれはいい。
封筒のバラ売りも病気みたいに好きで、いくら一枚が数十円でも自制しなければ財布が空になるまで買ってしまう。
が、いくら文房具が好きでもどうしようもないジャンルもあって、例えば小生にとっては書道用品がその一つだが(壊滅的に毛筆が苦手)、それとはまた別次元でいよいよどうしようもないのがいわゆるブライダル文具というやつだ。
ブライダル文具。
今テキトーに作った言葉だが、なんかほら結婚式関係の招待状とかアルバムとかそんなんを扱ったジャンル。
ハンズやロフトでは文房具売り場の近くにあることが多く、つい流れでのぞいてしまうのだが、実は嫌いじゃない。
品のいい柄があしらわれた高級感あふれる招待状。
そしてそれを入れるエレガントな封筒。
あるいはそれに添えるミニカード。
これに字を書いてみたいなあ。
万年筆でもいけるだろうなあ。
嗚呼。
でも全然関係ねえ!
誰も何もinvitationする用事がねえ!
まあないが、数兆歩くらいゆずって小生が結婚することになったとしても、まず結婚式をすることはないと思うのに、なぜこういうものをまじまじと見つめてしまうのかといえばそれが紙だからである。
紙には字が書けるし、字は誰にでも書けるから惹かれる。
たとえ小生のようなふざけた文字であっても。
今日見つけたのは小生の好きな紺色に星屑がちりばめられたような柄の招待状。
いつか小生が誰かを招待することがあるとすれば葬式くらいだが、葬式の招待状というのも聞かないし、たとえ生前葬だとしてもこの星屑は…
まあ目の保養ですな。
いつもの(´_ゝ`)表情で売り場をあとにした猫町です。