猫町フミヲの文房具日記
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100円ボールペンの宇宙・三菱・楽ノック。

テンポ良くまいりましょう。

今夜は「100円ボールペンの宇宙」の第3弾。
今回取り上げるのは「ザ・100円ボールペントリオ」のうちの三菱・楽ノック。
真ん中のペンです。
f0220714_19331975.jpg

これまでZEBRAのジムノック、PILOTのスーパーグリップノックと順番に紹介してきたわけですが、昨日の記事を書いてから少々違和感を感じておりました。

この流れでいくと、ジムノックの後にスーパーグリップノックに出会い、そしてまた楽ノックに出会ったかのように思えますが、そうじゃないんです。
確かにそういう流れがあったといえばあったのですが、そんなに単純なものではなかったのです。
今夜はそのあたりの説明から始めてみたいと思います。

ジムノックの記事で説明したように、ジムノック時代は確かにジムノック100%の時代でしたが、その後はまさしくカオス。
いろんなペンが入り乱れる戦国時代そのものでありました。

これにはいくつか理由があって、一つには転職したこと。
ジムノック時代の終焉は最初に就職した書店を辞めたのと時を同じくしています。
勤務形態が変わると求められる筆記具も変わるもの。
昨日も書きましたが、筆記具へのこだわりはユーザーの置かれている状況次第なのであります。

さらに次に就職したのが事務職であったこと。
事務職といってもいろいろあるとは思うのですが、何やら小生がお世話になったところはいろんな筆記具があふれておりました。
これらが一気に猫町ワールドへ押し寄せてきたのでさあ大変。
ジムノックの後継者争いはてんやわんやの大騒動。

それと同時進行で猫町自身にも変化が。
書店員時代後期からではありますが、筆記具好きからマニアへと徐々に覚醒。
ジムノックを選んだ時とはまた違う、単に自分が使いやすい使いやすくないを超えたもっと広い視点で深く筆記具を掘り下げていきたい欲望が強くなってきたのです。

ジムノック時代が去った後、小生は実に数多くの筆記具を手にすることになりました。

PILOTのDr.グリップ、レックスグリップ、パティント、ZEBRAのジムニースティック、トンボのカルノ、サクラのルアーク、セーラーのフェアライン、無印のボールペン…

油性ボールペンだけでもかなりの数。
これら一つ一つを仕事で試しながらいろんなことを考え、一つ一つのペンに良いところと悪いところがあることを自分なりに実感していきました。

この頃にはすでに一般のユーザーが参加できる見本市のようなイベントに出かけていたので、そこでもらったジェットストリームやパワータンクなども試しながら、やっぱりジムノックに戻って行ったり、今まで知らなかったペンを選んでみたり、とにかくいろいろなペンが入り乱れていた時期でした。

昨日のスーパーグリップノックの話では、このあたりの事情を割愛してしまったので、なんともすんなりスーパーグリップノックに出会ってEureka!みたいな感じになってしまいましたが、実際はこのような状況。
混沌の中で誰も頭一つ抜けて来ないところに一条の光が射した、そんな感じだったのだと思います。

今夜の主役、三菱の楽ノックもそんな混沌の時期に出会ったボールペンでした。

戦国時代がとにかく混沌すぎたこと、もう数年前の話で記憶が曖昧であること、正確な記録もないことなどから、いったいいつこの楽ノックに出会ったのかは定かではありません。
戦国時代のメンツの中にすでにいたのか、スーパーグリップノック時代が到来したのちにあらためて迎え入れたのか。

個人的にはなんとなく後者である気がしています。
メジャーどころを避ける傾向のあった天の邪鬼な小生は、PILOTのスーパーグリップノックと三菱の楽ノックをあえて自分に禁じていたようなところがありました。
それはジムノックに対する敬意であり、メジャーどころには屈しないという意地のようなものだったと思います。

それが案外しょうもない理由で解禁となりスーパーグリップノックを手にしたのは昨日書いたとおりですが、楽ノックに関してはまだ警戒していたようにも思います。
どうしてこれを手にすることになったのか。

それは「名入れへの誘惑」です。

かつてうさむしたちと「文房具ぶんぶん倶楽部」という同好会を作っていた時代に話はさかのぼりますが、どれかお気に入りのペンに「文房具ぶんぶん倶楽部」と名入れをしようという話になりました(文房具ぶんぶん倶楽部の思い出。参照)。
結局は話がまとまらずに流れたのですが、その際に希望の軸として浮上したのがこの楽ノック。

上記リンクの記事をお読みいただければお分かりかと思いますが、「ジェットストリームでええやん」というメンバー(2名)にどうしても賛成できなかった小生は候補となる軸を探すのに躍起になっておりました。

条件は油性であること。
価格の関係で三菱がよいということになったので三菱の油性。
でもジェットストリームは嫌(当時は0.5がなかった)なのでそれ以外の油性。

そこで浮上したのが楽ノック。
「ザ・100円ボールペントリオ」最後の一人です。

名入れ軸に選ぶくらいですからまずは使ってみないと。
頼むぜ!
鼻息荒く手にした記憶があります。

さて、使ってみると…悪くない。
むしろイイ!
インクは普通、ノック感も普通、グリップも見た目も普通。
普通すぎてもの足りないくらい普通で優秀。

もしかすると戦国時代の混沌の中ですでに出会っていたのかもしれませんが、はっきり目と目を見つめて使ったのはこの時が初めてだったような気が。
そしてちょうどその頃、とあるノベルティボールペンが楽ノックだったという偶然。
f0220714_19335764.jpg

マニアの卵であった小生はすぐにこの黒いペンが楽ノックであることに気づきます。
黒の名入れ軸かっこええやん!

が、多数決という民主主義を守らなかった小生はメンバーにジャイアニズムなどと批判され、この黒色軸楽ノックへの名入れの話は流れてしまいました。
あのときジェットストリームで作っていたらよかったのか…
のちに0.5が出ることが分かっておれば…

さて。
この頃から小生にさらに変化がおとずれます。

興味の対象がボールペンそのものから替芯へ。
もともと替芯という存在が好きで、学生の頃から替芯に親しんではいたのですが、前述の戦国時代を経て、書き心地を決定するのはなんなのかということを考えるようになりました。

あれのいいところとこれのいいところを組み合わせられないか。

ついに魔道へと踏み出してしまった猫町は終わりなき旅へ…

それ以降の小生はボールペンをボールペンとしてではなく、「芯+軸」という捉え方をするようになってしまったように思います。
もちろんボールペン全体を味わうのですが、どうしても「芯+軸」と思ってしまう。
それがいいことなのか悪いことなのかは分かりません。

そう考えると、この楽ノックというのは小生がボールペンをボールペンとして捉えることができた最後のボールペンだったのかもしれません。
もちろん時は戦国時代ですから、楽ノック以外にもいろんなペンが同時に存在していたとは思います。
が、この戦国時代にあって、替芯まで買って使おうかというペンはエリート中のエリート。
昨日のスーパーグリップノックも、今回の楽ノックも、ジムノックほどではないにせよ間違いなく一時代を築いたのでした。

さて。
このように「100円ボールペンの宇宙」と題して、長々と個人史を語ってきたわけですが、最後に「ザ・100円ボールペントリオ」とは規格は異なるものの、実はスーパーグリップノック、楽ノック以上に一時代を築いた100円ボールペンをご紹介。

過去に一度紹介したことのある三菱のNO.550がそれ。
f0220714_19343587.jpg

実はこれ、ジムノック時代からずっとひそかに小生の一番身近に貼り付いていた影の実力者なんです。
上記リンクの記事にも書いたように、このペンの別名は「リングノートの相棒」。
小生が肌身離さず持っていたA6サイズのリングノートのリングの中にいつもおさまっていたんですね。

このペンは小生が戦国時代の荒波にもまれているときもずっとかたわらに居続けたわけですが、それでもきっちりその影響を受けながら進化してきたところがあります。
先ほど、「興味がボールペンそのものから替芯へと移って行った」「ボールペンをボールペンとしてではなく、「芯+軸」という捉え方をするようになってしまった」と書きましたが、その影響をもろに受けたのがこの人。

このペンの中にもともと入っている替芯はS-7Lですが、PILOTのスーパーグリップノック時代には中身をPILOTのBSRF-6Fにチェンジ。
そのあと楽ノックで三菱に目覚めたあとは再びS-7Lに戻し(正確には楽ノックのインクとS-7Lのインクは違うと思います。が、楽ノックの芯に互換性がなかったのでS-7Lで妥協)、今度はスーパーグリップノックの中をS-7Lにチェンジ。

ここから先はボールペンの本体が100円ではなくなってしまうのでまた別の機会にしたいですが、結局PILOTのBSRFが入っている軸の中身をS-7Lにするのが小生の王道になっていきました。
なので、好きな油性ボールペンは?と言われてもはや即答できなくなってしまったのが現状(それに加えて新油性ボールペンの存在もありますしね)。

ジムノックの話の時に、あの時代は「ピュアな時代」だったと書きましたが、まさしくそのとおり。
ボールペンをボールペンとしてではなく、「芯+軸」という捉え方をするようになってしまった小生。
いつしかすっかり汚れてしまっているのを感じます。

しかし、汚れちまったマニアにとっては「芯+軸」というのは永遠のテーマでもあります。
書きやすさを決めるのは芯なのか軸なのか。
その組み合わせだとしたら、それを作り出すことは可能か。

ペンを分解し、芯を取り出し、あっちに入れこっちに入れ。
100円ボールペンの宇宙は果てしなく広く、そして終わることのない興奮に満ちております。
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by mukei_font | 2012-05-09 22:03 | 筆記具・油性ボールペン | Comments(2)
Commented by Mu at 2012-05-10 18:44 x
猫町さんのブログで存在を知ったNO.550、確か98x3mmのリフィルが入る軸を探してNO.550の記事に辿り着いたのがきっかけで猫町さんのブログに通うようになったのだったと記憶しています。

いつの間にか、私もボールペンを「芯+軸」と考えるようになっていたことに気が付かされました。
重症です(^_^;
Commented by mukei_font at 2012-07-06 17:07
>Muさん
地味なボールペンについての記事も書いてみるものですね…
たとえネットでも巡り会えたのはうれしいことです。
「芯+軸」は避けては通れない考え方ですよね。
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