第2回OKB(お気に入りボールペン)48総選挙(感想)。
2012年 09月 06日
1本を決めるにあたっては、月並みですが「どちらと結婚するか」というイメージを利用させてもらったのですが、そのためには具体的にそれぞれのペンを擬人化する必要があり、出会いからのエピソードを妄想する必要があり…いろいろ消耗した結果、まあ1人に決めました。
アンケートでは1人にしぼる前の5人をあげるのが案外難しく、選んだのは3人だけ。
1位、2位、3位、であとは急に5人くらいが4位、さらにその下にまた5人くらいのかたまりが…という感じで、自分ではいろいろなボールペンを愛しているように思っていましたが、かなり偏愛していたようです(今さら?)。
あと、自分ではそんなに使っていないのに、「文具店員として売るのが好きだった」という勝手な思い入れがあるアイテムが少なからずあり、多色はほぼそれだったという…
この、「自分ではそんなに使っていないのに商品としては応援したくなる系のもの」というのは書店員時代にもあって、どんなに新刊が出ても絶対に意地でも面陳(表紙を見せて陳列すること)を死守したい本などがあったわけですが、じゃあその本を読むかというと全然読まないんですよね。
そんな感じのボールペンについてもまた語りたいですが、長くなりそうなのでまた次回に。
とにかく「OKB(お気に入りボールペン)48総選挙」は、エントリーしているペンに添えられた解説を読むだけでも相当楽しく、うんうんうなりながらお気に入りを1本だけ選ぶ苦しさがさらなる愛につながる、という意味でもおすすめです。