ZEBRA・サラサスティック。
2012年 09月 23日
ZEBRAのサラサスティック。


あれ、今もあるんかいなとZEBRAの最新のカタログをめくってみると、商品の記載はなく、替芯JT-0.3、JT-0.4の適合商品のところには「詳しくは弊社担当員までお問い合わせください」との文言…
もしかしてこれも直販なのか?
言ったら出してくれるのか?
まあ要するに商品としてダメだったぽい…
確かぺんてるのスリッチと似たような時期に出たと思うのだが(どちらを仕入れるかで迷ったと先輩が言っていた記憶が)、スリッチを選択した先輩は正しかった。
同じニードルチップでも出来が全然違ったから。
実は昨日頭をよぎったのも、良くない印象からの連想だったサラサスティック。
何が良くないかと言えば書き味。
それにつきる。
とにかく、いやーーーーな摩擦感。
その不快さに手の力が抜けて行くようなごまかしようのない摩擦感。
実際不快なこそばゆさに耐えられなくなり、小生などは手の力が抜けてしまう。
もちろんいつもの字など書けない。
似たような感覚をあげるとすれば、黒板に爪を立て(以下略)
サラサスティックは文具店員時代、結局最後まで替芯を置かずにやりすごした唯一のペンだった。
2度目に就職した文具店ではサラサスティックを店頭で扱っていたので、当然替芯を準備しておかなくてはならないところだったし、そもそも替芯好きの小生は頼まれもしないのに新商品の発売と同時に替芯の手配もしてしまうようなところがあったのだが、それでもなぜかJT芯を手配しようという気にはならなかった。
今考えると、それは怠慢かつ傲慢な判断だったように思えるが、どうもこのシリーズが早々に撤収されるような気がしてならなかった。
何より商品として微妙だったから。
0.3と0.4はニードルチップでそれなりに特色もあるが、0.5、0.7、1.0にいたってはJF芯が入っており(つまりサラサクリップと同じ)何がしたいのかいまいち分からなかった。
実際そんな感じで売り場の片隅でひっそりしてしまい、結局廃番になるより先に撤収されたのだったが…
いや、そんなことより書き味かなあ。
モノがよければ小生なら勝手に熱くなっていたはずだから。
ニードルチップって難しいのかな…
ちなみにニードルと言えばOHTOだが、OHTOの真骨頂は油性ボールペンのニードルであって、ゲルインクのニードルはぺんてるのほうが上ではないかという印象(主観)。
いろいろ書きましたが、サラサスティック命なのに廃番で半狂乱になっている方がいたらごめんなさい。
小生もマニアックなものにはまりがちなのでお察しいたします。

書き味などの問題ではなくて、軸(と言うかラバーグリップ)がサラサクリップよりも好きだったのです(^_^;
キャップ式のラバーグリップはノック式よりも許容範囲のものが結構あったりします(サラサ、シグノ、エナージェルなど)。
それにしても0.5〜1.0のリフィルがサラサクリップと同じだったとは知りませんでした!
確かにキャップ式はキャップ式のよさがありますが、サラサスティックはニードルチップがどうも…
もしサラサスティックが「初ニードル」だったらこんなもんかなーと思ったかもしれませんが、ハイブリッドテクニカ0.4の後に使うとどうしても比較してしまいます。
でも結局は持ち方や筆圧との相性だと思いますので、愛用者はいると思います。