三菱・ユニボールシグノRT1。
2013年 01月 20日
ユニボールシグノRT1新発売。
なんじゃこりゃ?と思って読んでみると、ノック式ゲルインクボールペン「ユニボールシグノRT」がリニューアルするらしい。
チップとインクとデザインを一新し、0.28をラインナップに加えて価格は100円から150円にアップ。
デザインについてはあまりよく分からないが、ノック部分はかっこよく見えるもののグリップ部分がなんとも不安。
ちょっと握ってみないと分からないなあ。
個人的に一番興味があるのはチップとインクの改良でどの程度書き味が変わったか。
もともと「ユニボールシグノRT」シリーズがひそかに苦手で、小生の中では病気認定されてしまっていた。
上記リンクのプレスリリースを見ると、チップの改良に大いに期待が高まる。
まさにこの図の通り、チップ先端の角がガリガリする感じが非常に不愉快だったのだ(もちろん書き方によるのでガリガリしない人はガリガリしない。単に小生の筆記角度と筆圧との相性が悪かったという話)。
しかし納得がいかないのが、替芯の品番が変わっていないこと。
困るなあこういうの。
PILOTのBRFNの中身がAインキからアクロインキに変わったときもしてやられたと思ったが、チップやインクの改良は書き味に影響するし、旧モデルが好きな人、新モデルが欲しい人、いろいろいると思うのに困るなあ。
もちろん新たに品番を設けるのは大変だし、コスト面の問題も分かるが、なんだかなあ…である。
もし新しくなった「ユニボールシグノRT1」を買って、気に入ってすぐに替芯を買いに行って旧モデルの替芯を買ってしまったら…「思てたんと違うーーー」とはならないだろうか。
それとも芯のパッケージで旧と新の見分けがつくようになっているのか。
いずれにしても(田舎なので)数ヶ月後に文房具屋をチェックしよう。
しかしこうしてWEBカタログを眺めていると、新商品はもちろん、生産終了になったものについても素早く対応できるし、便利なものだなと思う。
特に生産終了になったアイテムについて、すぐに写真を消してしまわずに薄いモノクロ写真にするあたり、非常に分かりやすくありがたい工夫に感じた。
紙のカタログをぱらぱらめくって接客するのも大好きだったが、正確な情報を優先するならWEBカタログなのだろう。
リッチな文房具屋によってはiPad的なものをカウンタに置いて対応しているのかもしれない。
三菱は紙のカタログを2年に1度しか出さないようにしたようだし、今後ますますWEBカタログの充実をはかるのだろう。
一方、同様に紙のカタログを出すペースを落としたぺんてるのWEBカタログの充実度はやや劣るようだ。
三菱のように新商品が出たらWEBカタログも更新される仕組みではないのか、「ビクーニャEX」についてはまだ載っていなかった。
これはPILOTのWEBカタログについても同じくである(もっともPILOTは毎年紙のカタログを出しているが)。
充実したWEBカタログを見るためにはパソコンの性能や通信速度なども求められ、なんだか引き返せなくなっている怖さも感じるが、お客さん一人一人が高度な通信端末を携帯している昨今、悠長で曖昧なやりとりはもはやゆるされないのかもしれない。
RT1に茶色があったらなぁ~。
RT20年物が2色あるので(汗)、
なんとかしないと・・。
軸が全体としてチープになったような気がするので、値上げはやや納得いかない(笑)のですが、これといいパイロットのJuiceといい、ゲルインク方面で再び大手が動き始めたことは、何か示唆的な気がしますね。
ほぼ前メーカーが参入した新油性ボールペンの戦いは概ね終了し、決着もついたことと思います(好みはそれぞれでしょうけど…私はアクロボールだったりして)。そこで、しばらく改良も行われず放置されていたゲルインクボールペンの分野で、再び各社がマイナーチェンジや新製品をいろいろと繰り出してくる予感。
希望的観測ではありますが…。
ゲルのマイナーチェンジが次の流れになるのでしょうか…
いずれにしてもノック式ゲルが苦手なので、新商品を試すかどうか迷います。
自分としては、ぺんてるのキャップ式ハイブリッドテクニカのインクの乾きをほんの少しだけ速くする、というマイナーチェンジがあれば完璧です。
あとノック式シグノで緑色は初登場ですね。4色ペン入りしている割に不遇な色という印象です。
旧RTはどうなるんでしょうね。
とりあえずラベンダーブラックは廃番になったようですが…
207シリーズもフェイドアウトしていくようですし、RT1に一本化されていくのでしょうか。
ちょっと外見が頼りない印象ですが、早く実物を見てみたいです。
詳細な報告をありがとうございます。
なるほど、デルフル系のグリップですか…
ガリガリしないのは確かに魅力的ですが、結局「ゲルインクはキャップ式が至高」といういつもの結論に落ち着きそうな気がして逡巡してしまいます。
207シリーズは0.5と0.7の黒以外は生産終了のようですから、軸が欲しい場合は店頭にあるものを買っておいたほうがいいかもしれませんね。
軸全体のデザインはやはりイマイチな(略)
これまで敬遠していた0.38、ガリガリ感が相当なくなってます!
ほんのちょっとの違いがエラい違いの感触を生み出すのでしょうか。
ビジョンエリートみたいな軸で、0.7で、ノックでもキャップ式のようなこゆい発色なら、もうしっぽブンブン振りたい気持ちなんですが。