筆箱拝見!〜万年筆青年再び篇・上〜
2013年 01月 29日
そのまんまでした。
通常の営業日だとどうしてもスケジュールが合わないとのことで、休日の月曜日、すわ!開店!と相成ったしだいです。
さて、今回万年筆青年氏が持ってきてくださったもの。

筆箱です。
筆箱がメインなんです。
いやー確かに「筆箱拝見!」なんですが、本当に「筆箱」を「拝見」することになるとは…
なんでも「筆記具よりも筆箱が好きなことに気づいた」とのこと。
なるほどなるほど。
前回も素敵なペンケースでしたもんね。
かっこいい筆箱を使いたい、という方はたくさんおられると思うのですが、実際にかっこよかったり、長く使えそうだったり、誰かにプレゼントしたくなるようなペンケースってなかなか出会えなかったりしませんか。
まあこれは小生がいつも安い文房具にばかりハアハアしているせいもあるのですが、だからこそおしゃれでこだわり派の男性目線と言いますか、そういう方のチョイスが非常に新鮮だったりします。
世の中にはこんな素敵なペンケースがあるということに気づかせてくれるというか。
ということで、順番に見ていきましょう。
どれも素敵なものたちばかり!
まずはこちら。
ライティングセット・アインシュタイン。

この中では一番大きなもの。
贅沢に使われた革、そしてそれをぐるぐると巻く革紐。
抜群の存在感。
表には数式らしきが書いてあり、無知な小生はもちろん「?」ですが、見る人が見ると、「うんうん、アインシュタインだよな!」って感じなんでしょうか。

中身は初めからこんな風になっていたとか。
おお、メモ帳とかステッドラーの鉛筆とかが挿してある。
へえ…これがアインシュタイン…(ゴクリ)

よく見るとペンを挿すところが面白くて、いくつも切込みが入ってるんですね。
これはいい工夫。
どこからでもペンが挿せるおもしろさもあるし、短いペンを挿すことのできる便利さも。
鉛筆なんてどんどん短くなっていくから特にいいかも。
もしかしてこれもアインシュタインのアイデア…なのか?
青年曰く、このペンケースは実用品というよりはオブジェとして所有しているとのこと。
確かに大きさの割にはペンの収容数は少なめですが、メモ帳を同時に携帯できるのは魅力的。
持ち歩くのはこれだけと決めればかなりかっこいい気もしますがどうでしょう。
革は使えば使うほど味わいも増すし、使い込まれたアインシュタインが鞄から出てきたら…それはそれでちょっとキマリすぎか。
さて、お次はこちら。
ワイルドスワンズのシリンダー。

こちらも革製。
なんともいえず手になじむ素敵な感触。
細身でスタイリッシュ。
広げればペントレイになるところもいいし、何よりもほどほどな存在感がにくい。
収容力には富まないけれど、そもそもそんなに持ち歩いてどうするの?というスタンス。
内装はやさしい手ざわりの革(ヌバック)になっていて、筆記具を傷めない工夫も。
入っているのがまたおしゃれな文房具ばかりでギャフン。
Pencoとか確かに数点は持っていたいようなアイテム。
万年筆青年さんゴイス…

ちなみに昨夏持ってきてくださったペンケースもワイルドスワンズのものとか。
こちらはPEEK-A-BOO 3。
ペンケースと中身が釣り合っているあたりが素晴らしいですよね。
昨日もあたらめて見せていただいたのですが、黒いペンケースからプラチナのキンギョが出てくるあたり…
粋ですなあ。

…うむ。
これは長くなりそうな予感。
ということで、前篇、後篇に分けてみます。

文具ブログのランキング経由でこちらのブログを知ることになり、もう10日ほどでしょうか。
毎日こっそり楽しみに読ませていただいておりましたが、そろそろここいらでご挨拶を申し上げないとまるでストーカーじゃんと 意をけしてコメントさせていただきます。
わたしも幼いころより文房具が大好きです。
いまでも、時間があいたときなどはふらりと文具店をのぞいたりします。
文房具屋さんはわたしのストレス発散の場所です。
こちらでいろいろな文房具の記事をよませていただいてとても楽しませていただいています。
もっとはやく知っていれば開運おみくじだって参加させていただけたのに~と残念でした。
いつか木琴堂さんへもおじゃましたいと思います。
万年筆をいれてある木の箱 いいですねぇ~。

http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/n69087
特殊相対性理論の数式なのですかね。
特殊相対性理論は、高校どころか中学レベルの数学でも理解できるらしいですが、サッパリです^^;
こだわりがひしひしびしびしと伝わってくる内容なのです。
追記。
明日か明後日には木琴堂にちょっとした贈り物が届くものと思われます。
完全サプライズも面白いかとは思ったのですが、猫町さんが混乱されてもいけないと考えましたので、先にご報告します。
送った子たちが気に入っていただけましたら幸いです。
猫町さんならば大切にしてくれることと信じています。
同封した手紙の文字があまり上手くないのは御容赦ください。
猫町さんの乙女回路……もとい、文具ライフがより高まりますように。


はじめまして。
ようこそ無罫フォントへ。
ストーカーだなんて全然そんなことないですよ。
自分自身、コメントせずに長年読者でいるブログもありますし。
でもコメントはとてもうれしいです。
ありがとうございます。
コメントのレスは遅れがち、話題はあっちこっちにふらふら、おまけにしょっちゅう体調を悪くするさえない中年ですが、今後ともよろしくお願いいたします。
先日はとても素敵なプレゼントをありがとうございました。
本当に素晴らしいものばかりで、何度も手に取って眺めました。
お手紙もとてもうれしくて、封筒を見ただけでときめきました。
また写真入りで記事にさせていただいてもよろしいでしょうか。
配達してくださった郵便屋さんとも偶然話がはずみ、何もかも素敵なひとときとなりました。
本当にありがとうございました。
本当に素敵な筆箱たちでした。
革の魅力に取りつかれてしまいそうです。
そうですね、「青年」だと思います。
少なくとも小生よりは若いように思いましたが、もしかして自分がすでに相当な中年…?
うわー分からなくなってきました!
「お兄さん」です。