筆箱拝見!~ある日の猫町フミヲ篇~
2013年 05月 01日
今回はなんと自作自演。
自分の筆箱に対して「拝見」も何もあったもんじゃないですが、まあ黄金週間企画ということでおゆるしを。
ということで、本日は「ある日の猫町フミヲ篇」。
ある日というのは先週の土曜日のこと。
とあるイベントに出店していたのですが、ふとお客さんが途切れた時にまじまじと自分の文房具を見つめているうちに気づいたのです。
出張販売の時にはいつも決まった文房具を持って行っていることに。
これにマスキングテープを加えた5つが出張販売の際のマストアイテム。
左から、MONO電卓、オルファのサーフカッター、三菱のプロッキーたち。
あんなに大騒ぎして買ったMONO電卓だったのに(ずっきゅん☆MONO電卓。および
MONO電卓、あるいは最強のトリコロール。参照)、今や普通にロフトに売っているんですよね…
別にいいのですが、すまして並んでいるMONO電卓を見るたびに、最初にチラシを見た時の震えるような感動を思い出してほろ苦い気持ちになるのでした。
ちなみに電卓はお金の計算に、カッターは吊り下げた値札を切るために、プロッキーは値段を書くために使います。
筆記具にプロッキーを選んでいるのはそれが水性顔料インクのペンだから。
油性のような強さはいらないけれど、耐水性は欲しい。
ときどきイベントの途中に雨が降って来てプライスカードの文字が流れてしまっている人たちを見ます。
染料系のインクのペンで書いてしまうとそうなってしまいますよね。
まあ地味な自衛策であります。
もっとも持って行く文房具はそれだけではありません。
常時猫町の鞄には鈍器のような筆箱が。
その鈍器の中になんだかんだでいつも必ず入っている人たち。
一時的な盛り上がりやなんらかの実験で参入するメンバーは数知れず、それでもこの人たちだけは絶対に入っていなければならないメンバー。
左から、ハイタイドの定規、セーラーのフェアライン2、ぺんてるのハイブリッドテクニカ0.4、三菱のシフト0.4、ZEBRAのプレフィール、トンボのリポータースマート(を青芯だらけにしたBLUE-4)。
あ、ジェットストリームがいない…
ジェットストリームの名誉のために補足すると、彼はジョッターにくっついて鞄の中におりました。
あ、サクラのフォームイレーザーWもいない…
フォームイレーザーWの名誉のために補足すると、シャープロで限りなくすり減ってしまった彼は鈍器の筆箱の中に埋もれてしまっておりました…
まあ基本的にこのメンバーですよ。
どの人がいなくてもそわそわしてしまいます。
金属でできた短い定規は重宝するし、フェアラインは普通の油性ボールペンの中で一番信頼できる人だし、ハイブリッドテクニカはあるだけで心強いし、シフトもないと心細いし、プレフィールの中にはスラリの0.3が入っているし、青だらけのBLUE-4は重要だし…
でも本当はプレフィールとBLUE-4は1本にまとめられるはずなんですよね。
プレフィールはほとんどスラリの0.3だけ、BLUE-4もほぼアクロボールの0.5しか使っていないので。
BLUE-4の中にスラリが入っているということはトンボの中にスラリの0.3も入るということだから(カットしないといけませんが)、トンボのリポータースマート1本ですむ話なんです。
でもいいんです。
青いボディがじゃらじゃら入っている筆箱が好きだから。
こんなだから鈍器になるのですが、まあそれはそれ。
こうして暇な時に眺めてにやにやできることが重要ということで。
確固とした理由があってその道具を使っているというのが素敵ですね。
私はペンケースはいくつか持っていますがあまり使っていません(^_^;
仕事のときはリポーター4コンパクトを、自宅のときはBiCの4色ボールペンをメインに、ポケットなどにさして使っています。
あとはバッグの中にパワータンク(スマート)とパーカーのジョッターが常駐しています。
鈍器のような筆箱の中身も拝見してみたいですね~
見た感じもキリッとしててすがすがしいです。
ワタシは最近、「少し減らそう」と例のペン立てから少し間引いてみましたが、
メモをしようとした時、手が無意識に紙に合ったペンを探そうとするんです、
で、元に戻しました。
ほとんど全部必要だったんです。
例の白のシグノ1.0は昇天しましたので、
今日さよならしまして・・。
猫町さんの予想通り、早かったですね。
本当はMuさんくらい最小限でもいいはずなのですが、鞄の中に鈍器が入っていないと落ち着かないというか…
以前職場に化粧ポーチが異常に重い先輩がいて、これを持っていないと安心できないと言っていたことを思い出します。
鈍器の中にはただただ埋もれている人もいるのですが、それでもみんな仲良く鞄の中で揺られていますよ。
分かります。
無意識に紙に合ったペンを探す感じ。
重要ですよね。
やっぱり必要なものは必要ですよ。
たとえどのペンを選んでも書けたとしても、書いていて楽しくなかったり、もっときれいに書けるペンがあることを知っていると、しっくりこないペンを使っていることが情けなくなります。
あえて機能が似たものをどんどん増やさなくてもいいですが、持っている場合は使ってあげるのが一番だと思います。
シグノの1.0は定期的に使ってあげることと、横おきにすることで延命を願っている小生です(気休めかもしれませんが)。