なめらか系油性ボールペンと筆圧。
2013年 07月 18日
特に「文房具の使い心地」についてのコメントは、それらに正解がないだけに、皆さんからのコメントが非常に興味深いです。
今日、思い出していたのが以前まよせんさんからいただいたコメント(まちかど文具・その151〜その160。のコメント欄参照)。
ビクーニャで筆圧が高くなってしまったというまよせんさん。
最初これを読んだときは「?」と思ったのですが、これにピンとくる瞬間が今日ありました。
ジェットストリームがすべりすぎるんです。
夏だからということもあるかもしれません。
久しぶりに使っていることも関係しているかもしれません。
ちょっとぬるぬるすべりすぎて、自分の字を書こうとするとついつい筆圧をかけてしまう。
なめらかなボールペンのはずが、すべらせまいと力を込めてしまう。
ジェットストリームの前はPILOTのジュースを使っていたのですが、ジュースはもう少し引っかかりがあったような気がします。
少なくともすべらせまいと力を込める場面はありませんでした。
このことからいえることは、なめらかになればいいというものでもない、ということですよね。
やはりその人の字にあったなめらかさがあるわけですから。
みんながみんな、流れるような行書を書いているわけでも、筆記体を書いているわけでもないというか。
しかし、人間には適応力があるのもまた事実。
今までこの点に不満を感じなかった小生は、おそらくジェットストリームのすべりすぎるインクでも自分の字が書けていたということ。
学習能力というのはなかなか恐ろしいものがありますね。
とはいえ、今が一番なめらか系油性インクがゆるゆるになる季節なのは確か。
天気予報の「ビール指数」みたいな感じで、油性ボールペンのインクのゆるさが出たりしたらおもしろいかも。
話はちょっとずれるかもしれないんですが、ビクーニャの3色を使っているのですが、黒がかすれてきて書けなくなりそうになるのです。で、試し書きみたいにくるくるって書くとインクは出ますが、また文字を書くとかすれます。仕方なく、替芯を購入し、替えて使ってますが、また3ヶ月くらいでかすれてきました。もう居ても立っても居られず、スラリに替えてしまいました…。ビクーニャのインクに何か問題でもあるのでしょうか…。不思議です。
昔の油性ボールペンの書きやすい季節になりましたっての
まさにその通りのことが今ここでおこっているわけですね
去年はそこまで気にはしていませんでしたが
確かに今の低粘度のボールペンでなく一昔前のタイプの
油性ボールペンは最近書きやすい
(お気に入りのジェットストリームをなくしてしまったのです・・・)
今は専らジェストを使うのですが、相変わらず軸が残念です。元々分かりにくい色使いな上にカラーシリーズや0.38、さらにジェストの替芯専用の什器まで出てきたために、売場はまるで剪定していない盆栽のようです。
新油性も各社一通り揃いましたが、そろそろ第2世代に期待したいですね。
芯の形状が違いますからねえ…
引っかかる部分をカッターでそぎ落としていくくらいしか思いつきません。
書き終えた芯が今手元にないので、実験してみるわけにはいきませんが、もう試されましたか?
その症状、なんとなく分かります…
ぐるぐるを書くときだけインクがちゃんと付いてくる時ってありますよね。
詳しくは替芯を文房具屋に預けてメーカーで調べてもらうしかないように思います。
不調な芯がまだお手元にあるようでしたら、購入された文房具屋に持って行ってみてはいかがでしょう。
なめらか系に慣れてしまうとまた他で違和感を感じたりするかもしれませんね。
ジェットストリームの軸は残念とおっしゃる方も多いのですが、ラッキーなことに小生は気に入っているので(0.5の青のみですが)ストレスがなく助かっています(笑)。