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筆箱拝見!~タマミさん篇・上~(HI-TECマスター登場の巻)
ずいぶん時間がたってしまいましたが、先々月末に埼玉から遊びに来てくださったタマミさんの筆箱拝見へとまいりたいと思います。
すぐにでも記事にしたかったのですが、なかなかお名前が決まらず… というのも、お名前も含めてすべてまかされてしまったからなんですね。 あれこれ考えたあげく、埼玉のタマミさんということにさせていただきました。 というわけで筆箱拝見スタート。 もうすでにお気づきの方も多いとは思いますが、このコーナー、厳密には「文房具拝見」なんですよね。 本当に1つだけ筆箱を持って来られる方のほうがまれで、筆箱を持って来てくださっても複数だったり、ペン立てごとだったり、鞄いっぱいだったり、すでに筆記具じゃなかったり。 それでも原点は「筆箱拝見」なのでこの名前のままやっています。 さて、そもそもタマミさんが猫町文具店(仮)にやって来られたのは、シャー芯プロジェクトの現場を見るため。 ですが、そのあたりの話は最終回にまわし、まずはいつものように愛用の筆記具を見せていただきましょう。 今回まず驚いたのは、タマミさんがPILOTのHI-TECシリーズ愛好家だったということ。 タマミさんとは普段文通をしている小生ですが、なんといつもきれいな青色でしたためられていた文字はこれらHI-TECで書かれていたんです。 ![]() 青系ばかりずらり。 使いこなされている… 小生には恐怖でしかないHI-TECを… 写真には撮りませんでしたが、他の色も、そしてもっと細いペン先もたくさんありました。 いやはやいやはや。 タマミさんは「0.5はまだ大丈夫ですよ」とおっしゃるんですが、それは確かにその通りで、0.3や0.4に比べるとまだしも現実味があるんですが、いかんせんおっかなびっくりで。 今まで数々の苦汁を舐めてきた経験から、完全に「羹に懲りて膾を吹く」状態の小生。 そうなんです。 挫折の数だけはすごいものがあります。 というのも、「カラフルなペンといえばHI-TECシリーズ」みたいな時代が長かったんですよね。 200円もして使い切りでも、細いペン先や豊富な色展開には魅力があったんです。 それゆえ何度も手を出してはくだけ散り、ほとぼりが冷めた頃に挑んでは跳ね飛ばされ、それでも青の魅力にさからえずに手にしては轟沈し… で、経験だけは相当なものがあります。 色も青系だけじゃなく、相当使いました。 昔のノートにカラフルな色文字があるなと思ったらたいていHI-TECですから。 小生にとってのHI-TECシリーズはこれだけ使ってダメだからもういいじゃん的なものなのですが、そのHI-TECシリーズを日常的に愛用されている方がおられるというのがおもしろいところ。 もうこれはペンの握り方や筆圧との相性というしかないでしょう。 さて、お次はHI-TEC-Cマイカ。 ![]() 前述のようにHI-TECに煮え湯を飲まされてきた世代というのは小生も含めてかなりの中年。 が、今のティーンはHI-TEC自体を知らないそうなんですね。 それじゃいかんということで、若い世代にアピールすべく登場したのがHI-TEC-Cマイカ。 女子受けする外見。 インクを少なくし、クリップを外して価格は200円から150円に。 見た目をかわいくすれば、そして価格を安くすれば若い人たちもきっと手に取ってくれるはずと信じて。 ![]() これを見たのは昨年の展示会でしたが、まさにつんのめって小生がたずねたことはただ一つ。 猫「チップももちろん改良されたんですよね?」 P 「いいえ」 猫(´_ゝ`) P (´_ゝ`) そこが一番肝心なところじゃないのかーーーーー と思ったので、小生がマイカを使うことはほぼないのでした。 が、見た目は女子どうこう関係なく素敵でかっこよかったですよ(続く)。 ■
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by mukei_font
| 2013-08-04 22:43
| 筆箱拝見!
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Comments(6)
![]()
私も煮え湯を飲まされました。とはいえ、ゆとり教育を受けている世代ではあります(笑)
勢いよくマルつけしたり、板書を素早く写す作業にハイテックの豆腐ニードルは、まずついてきませんでした。 マイカの開発経緯からして、今の10代にはウケが悪いということでしょうか。 ![]()
またごぶさたのコメントです。
私もHI-TECと相性ダメダメな人間です。 むかーしむかし、学生時代は大好きで使いまくっていたのに 細いタイプが出て、それを追っかけてるうちに不満を 感じるようになりました。 でも色数も増えるし、コレトも大人気みたいだし支持する人が多いってことは使い心地がいいのかもと思って 何度か戻ってみるものの裏切られる始末。。。 やっぱりシグノ派です、私。 フリクションはだんだん好きになってきてるのになー。 ちなみに私は大阪万博と同じ年に生まれました。てへ。
>まよせんさん
なるほどヤング層(この表現もどうかと思うが)も煮え湯を飲まされましたか… 一種のイニシエーションと開き直りましょう。 文房具にあれ?と思うことがないと感度も高まらないし、問題意識も生まれません。 ただ、HI-TECのすごいところは「ダメだこりゃ!」とちゃぶ台を引っくり返した後も、しばらくするとなぜか「今ならいけるのではないか」と再び挑戦したくなるところなんですね。 いつかは超えたい敵というか。 小生だけかもしれませんが。 まあ、そんなことを思うのはそれこそペン初心者の頃にHI-TECに立ちはだかられたミドルエイジたちで、今のティーンはそもそもHI-TECを「知らない」んですから。 知名度が低いとイニシエーションも機能しませんからね。 個人的にはHI-TECにはずっと超えられない壁として君臨し続けてほしいところですが…
>やっさん
そうなんですよね。 今ほどペンの選択肢がない頃はやれHI-TEC、やれコレトと騒がれるたびに「使いこなせない自分って…」と自分を顧みずにはいられませんでしたよね。 今はダメなら「次行ってみよー」と思えるし、「みんな違ってみんないい」と思えるのですが、それもこれも他にもたくさん素敵なペンがあるからだと思うんです。 それだけにHI-TECは過去の難敵というか、永遠のライバルというか、単にばっさり「嫌い」とは言いたくないような独特の存在感を放っているように思います。 ![]()
記事にしていただき、ありがとうございます。
あの時はやさしいお心づかい等、いろいろとありがとうございました。m(_ _)m 猫エプロンの似合う猫町さんのお話は非常におもしろくて、時間がたつのがあっという間でした。 さて、青色文具の色見本用に持っていったハイテックについて。 ウルトラマリンあたりがお好きそうな猫町さんや、ほかのかたのご指摘は至極ごもっとも。 発売されてからペン先の改良がなされず、替え芯もない…。orz ただ、ニードルタイプのゲルペン(ハイテック、フリクションポイント、テクニカ、テクニカノック、スリッチ、エナージェル、サラサスティック0.4)の中から、手紙などでゆっくりていねいに字を書くペンを選ぶと、 1.筆記線→フリクションポイント、テクニカノック脱落、 2.書き心地→サラサスティック0.4脱落、 3.持ちやすさ→スリッチ脱落、 4.青系の種類→テクニカ、エナージェル脱落。 結局、7種類の中から選べるハイテックが残ってしまうという(笑)。 テクニカとエナージェルに、せめてブルーブラックがあれば…。 しかしこうしてみると、ぺんてるさんはゲルでニードル好きな人にはたまらないメーカーですね(笑)。
>タマミさん
タマミさんとお会いしてから2ヶ月がたとうとしています。 筆箱拝見の記事が中断してしまってすみません。 あまりにも楽しい数時間だったので、今後のいろんな記事とも関連性を持たせようと欲張ってしまい、結局中断してしまっています。 が、近いうちに必ず。 ニードルタイプのゲルペンの考察、非常に楽しいですね。 サラサスティックの書き心地、まったく同感です。 あれはかなり厳しいものがありましたよね… 確かに青のバリエーションはHI-TECの大きな魅力ですが、あれは染料系のインクだからこそできることなんですよね。 エナージェルはまだ可能性があるかもしれませんが、ハイブリッドテクニカは顔料系なのであってもせいぜいブルーブラック程度なのかな、と。 そう考えると同じく顔料系のサラサスティックがブレイクせずに終わったのも、顔料系でカラーバリエーションのあるニードルがいかに大変かということなのかもしれませんね。 HI-TECと仲良くさえなれば解決する問題がたくさんあるんだなと感じます(笑)。
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